凛と蘭と気まぐれ日記

東日本大震災で被災された方々に心よりお見舞い申し上げます。

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今度は、浜田市佐野町から先ほどの下長屋トンネルの反対側の坑口を目指します。
佐野小学校近くから、川沿いに道が走っていて、この道が旧線の路盤跡のようです。しばらく走ると、橋を通過。上から見ると良くわからなかったのですが、下に下りてみると4連のアーチ橋でした。
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この橋では、少し不思議な体験がありました。
橋の裏側(山手)に行ってみると、突然大きな水音がします。まるで、橋の内部に水路が通っているような大きな音です。一瞬、だれもがこれって水路橋?と勘違いしたほどの音でした。
原因は、下を流れる川の音がアーチ部分に反響したものだと推測されます。川の瀬の位置とアーチの反り具合が相まって、偶然大きな反響音となったものでは無いでしょうか。
写真でいうと、人が立っている場所、およそ1mくらいの範囲でしか聞こえない現象でした。
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怪しいおじさん探検隊たちは、さらに奥地に進みます。
この場所は、旧線と新線の重複区間で、手前に見える石垣が旧線の路盤跡。橋は、新線の第2下府川橋梁です。新線は、右の山をトンネルを貫いて進む予定でしたが、工事は施工されないままに終わっています。
イメージ 3
橋梁から、下長屋トンネルに向かっての真直ぐな道。草が比較的少ないのは、地元の方たちが手入れされているからのようです。
イメージ 4
鉄道の路盤跡らしい、一定の登り勾配を歩いていくと、下長屋トンネルの坑口が見えてきます。右の擁壁の苔むした状態が、年代を感じさせます。
このあたり、1月前には「あせび」の実がたわわに実っていたそうです。
イメージ 5
第1下府川橋梁の上にでると、突然アーチ橋が目に飛び込んできます。延長62m、高さ14mの4連アーチ橋です。この橋は旧線の橋で、新線との交差部にあります。
「鉄道廃線跡を歩くⅤ」の表紙に使われている橋が正にこの橋で、本に掲載されている写真では、河畔から撮影したもののようですが、今は山が荒れていて下に下りるのは難しそうでした。
イメージ 6
下長屋トンネルの中を覗いてみました。全長1633m、新線のトンネルです。トンネル内部には水が出ているのか、ポンプで吸い上げている音がしています。イメージ 7
さて、ここからは下府川沿いに浜田市内まで、旧線の構造物を見ながら下ります。
今福第3トンネルのすぐ脇にある4連アーチ橋。延長40m、高さは7.5mです。
このアーチ橋群は、土木学会の選奨土木遺産に選ばれていて、それを記念する看板(地元の方が作られたもののようです)が橋の脇に設置されていました。
土木学会の緑の銘板も地覆に取り付けられています。
イメージ 8
そこから少し下ったところにある、5連のアーチ橋。高さは11mで、拡幅して県道として使用されています。
アーチの下が物置場になっているのが、すこし残念でした。
イメージ 9
 

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廃線後でもないので、さらに勿体なく感じますね!

2010/11/27(土) 午前 11:46 よっしー 返信する

よっしーさん、こんにちは。
道路沿いには、写真以外にも数多くのトンネルや橋脚があって、事情を知らない人は、「なんでこんなものがあるのだろう」と不思議に思われるそうです。一度開通していたら、状況も変わったのでしょうが。

2010/11/29(月) 午後 0:19 りんらんぱぱ 返信する

こんばんは。
2枚目見ると、かなり工事が進んでいたんですね。
自分も未成線や廃止跡に興味大です!

2010/12/5(日) 午後 5:43 北の旅人 返信する

北の旅人さん、こんにちは。
戦前に施工された旧線はほぼ完成間近で、線路や枕木も搬入され敷設寸前だったようです。しかし、鉄材供出のため線路敷設は中止され、未成線となってしまいました。
戦後の新線は旧線とは別ルートで計画されたため、3〜6枚目の写真付近では新旧線が交差しています。戦後の計画の際、旧線を利用する考えであれば、案外列車が走っていたかもしれません。

2010/12/7(火) 午前 8:23 りんらんぱぱ 返信する

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