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ケーブル延暦寺駅も、1997年に国の登録有形文化財に登録されている。ケーブル坂本駅と同様に1927年(昭和2年)開業の駅だ。
外装は黄色だが、内装は白で統一され落ち着いた雰囲気となる。柱や壁に取り付けられている飾りがアクセントとなっている。
2階はホールになっていた。元々は貴賓室として使用されていたようで、白い壁とシャンデリアに趣がある。
テラスに出ると、眼下に琵琶湖の風景が望める。先程までいた浜大津は、あの辺だろうか。
ケーブル延暦寺からは、少しの間歩いて延暦寺に向かう。途中、小立の間から、琵琶湖が見え隠れする。
少し上り勾配ではあるが、歩きやすい歩道を数分歩くと入口についた。ここで、巡拝料を払い、境内に入る。
延暦寺というのは、広大な境内にある150もの堂塔の総称で、その中心にあるのが根本中堂。我が家が信仰している宗教の開祖もこの地で遠い昔に修行されたとのこと、日頃不信心な私でも、ここを訪れないわけにはいかない。
近づいて見るとすごい迫力。この山の中で、この規模の建物を建てるのには、相当の資財と労力が必要だったと思う。それにしてもすごい。
現在の根本中堂は、織田信長に焼き討ちにあったあと、1634年(寛永11年)から8年の歳月をかけて再建されたもの。昭和28年に国宝に指定されている。
回廊で履物を脱ぎ、お堂の中に入る。
建物の中は撮影禁止となっているので写真はないが、柱といい、天井といい、中庭といい、実に見事であった。不信心な私でさえ、思わず手を合せる厳粛な雰囲気でありました。合唱。
この他のも境内にはたくさんの堂塔がある。一つ気になったのは、この鐘楼。ケーブル延暦寺に降り立った時から、鐘の音が響いていたのだが、僧侶が打っているのではなく、参拝者が打っているものだった。
根本中堂のある東塔からは、シャトルバスで比叡山の頂上へ。以前来たときは、徒歩で上がったのだが、今の私に当時の元気はない。
ここから見る琵琶湖の風景もまた見事だった。
ここからは、叡山ロープウェイ、叡山ケーブルに乗って、京都側へ降りる。
まず、ロープウェイ乗り場に向かう。途中、木々が不自然に揺れているのを目撃。よく見ると、さるの群れがいるのだった。ほかの観光客も、しばし立ち止まり記念撮影をしている。
以前来たときには、この叡山ロープウェイには乗らず、山道を歩いて降りた。そのため、このルートの乗り尽くしができないでいたが、今回はそんな元気はないので、ロープウェイに乗る。
車内が狭く、通勤ラッシュなみの混雑だったが、数分なのでがまん、がまん。
その代わり、その下のケーブルにはトップグループで到着。今日何度目かの、かぶりつき席を確保する。
叡山ケーブル、正式名称は「京福電気鉄道鋼索線」。大正14年完成で、全長1458m、高低差は561mあり、「ケーブルカーの高低差日本一」を誇る。
ケーブル八瀬駅に到着。下界は真夏であることを再認識した。
ケーブル八瀬駅から叡山電鉄八瀬駅に向かう途中の川原は、家族連れで賑わっていた。なんとも優雅な光景である。
叡山電鉄八瀬駅に到着。この駅も少しレトロを感じさせる駅で、軒先にある波状飾りが特徴的だ。
駅は鉄骨造りとなっている。大正14年完成の駅だが、古さを感じさせない。
ホームの建屋の軒先にも、波状飾りが取り付けられていた。このあたりの造作に芸術性というか、時代の余裕を感じさせる。
このあと、京都を経由して東海道線の東淀川駅へ。最近定宿となった新大阪サンプラザホテルへ向かう。(続く)
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琵琶湖の景色は綺麗ですね!琵琶湖は昨年彦根城へ行った時に見ましたが、今度は延暦寺へ行った時に琵琶湖の眺めを堪能したいです。
2011/8/21(日) 午前 0:16
まつさん。
このルートはお勧めだと思います。ただし延暦寺は境内が広いので、全部見回るにはかなりの時間が必要です。今回、私はショートカットさせていただきました。
2011/8/21(日) 午前 11:09
こんばんは。
ここのホテルはいいですね。通過している列車は新幹線ですよね?
安くて鉄にはたまらない夜景ですね!!
2011/8/21(日) 午後 8:00
北の旅人さん、こんにちは。このホテル、どこへ行くにもアクセスが良く、廉価なので重宝しております。
走っている電車は、たぶん「サンダーバード」の回送列車だと思います。少し、新幹線にも似ていますね。
2011/8/24(水) 午前 9:42