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ジブリ映画「もののけ姫」のモデルにもなった「菅谷たたら」。島根県雲南市吉田町にあり、国の重要文化財に指定されています。古来からたたら製鉄を行ってきたところで、大正時代までは実際にここで和鋼が生産されていました。 中心施設の「菅谷高殿」の脇には、桂の木があります。たたら製鉄では、通常の神とは異なる金屋子(かなやこ)の神を信仰しており、桂の木は神聖な木としてたたら場の脇には必ず植えられていたそうです。 この木は、毎年4月初旬の3日間芽吹き、ピンク色に染まります。芽吹きの時期は年により異なりますが、今年は今日(4月5日)がその日だったようです。芽1本1本は目立たないのですが、日光の当たり具合によって、微妙に色が変わります。案内の人によると、夕方(16時59分頃)が一番美しいとのことでした。 見る場所を変えると、また違った色合いに見えます。 地元の人の話によると、明日(4月6日)が一番きれいに見えるかも知れないとのこと。まるで中世の時代に戻ったようなところで、心安らぐ場所です。詳しいことが知りたい方は、「鉄の歴史村」のホームページをご覧ください。 |
島根の風景
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そういえば、隣の奥出雲町には日本刀の原料のハガネを安来製作所ってところがたたら吹きを使って日本で唯一作っているらしいですね。たたら製鉄とたたら吹きは違うものなんでしょうかね?
2009/4/16(木) 午後 8:45 [ 国魂 ]
国魂さん、こんにちは。
たたら製鉄とたたら吹きは同じだと思います。たたらは古来朝鮮半島から伝来したもので、奥出雲地方、鳥取県の日野地方、岡山県北部辺りで行われていました。こことは別の経営ですが、石見銀山でもたたらで造られた道具が使われていたことが知られています。
明治以降、和鋼の需要が落ち込み、一旦は生産が中止されましたが、奥出雲町横田で日本刀の原料となる玉鋼を得るために復活したものが、現在日本唯一のたたら製鉄となっています。
2009/4/17(金) 午後 0:31