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朝5時半起床、そして朝うどん、目指す先は「さか枝」(JR栗林公園北口駅、約760m徒歩9分)である。
今回高松シティホテルを選んだのは、朝うどん、夜うどんのどちらにも都合が良いからだった。しかし、この時点で根本的なミスを犯していることにまだ気づいてないのである。実はこのあと、奈落の底に突き落とされる事態に見舞われることになる。
ホテルから歩くこと数分、ちょうど6時ごろに「さか枝」に到着。店は開店していなかったが、奥に明かりがついていて、人が動くのが見えた。開店準備のようだった。
数分待つが、なかなか開かない。数人の客が私と同じように待っていたが、店が開かないので帰っていく。
もうしばらく待つと、中からおばちゃんが出てきて私につぶやく。
「今日、休やで。明日も日曜で休みや。」
さか枝が日曜定休なのは分かっていたが、祝日も休みだとは思っていなかった。当日は、2月11日、建国記念日であった。私は、脳天をハンマーで打ち砕かれたようなダメージを喰らって、店を後にした。
2軒目に行く予定だった店もやはり祝日休業の店だった。予定を変更し、二日目の1軒目に行く予定にしていた「うどんバカ一代」に行くことにする。ここは、年中無休(1月1日を除く)のはずである。
今いる場所からは2.0km近く離れているが、歩いていくことにする。ちなみに、最寄駅はことでん花園駅、約413m(徒歩5分)の位置にある。
ようやく白み始めた空を眺め、白い息を吐きながら朝うどんを求めてひたすら歩く私だった。
6時50分、「うどんバカ一代」にたどり着く。店内にはかなりのお客さんが入っていた。
かけうどん(小)+ちくわ天を注文。あさうどんの基本形である。
前回来た時には麺のモチモチ感が不足していて、すこしがっかりして帰った記憶があるが、今回の麺はモチモチ感がしっかりしていて、満足だった。だしも相変わらずのだしで、深みがありながら朝うどんにぴったりの優しい味である。
帰りは、ことでん花園駅から電車に乗り、瓦町駅へ帰着。一旦ホテルに帰る。
さて、ホテルで作戦を練り直し、ことでん瓦町駅を再出発。目指すはことでん太田駅である。
ことでん太田駅に着いたのは午前9時前。駅近くに位置する「上田製麺所」(ことでん大田駅より約210m、徒歩2分)の開店時間である。
店の前まで行ってみるが、まだ暖簾が上がっていない。時刻は9時ちょうど。
しばらく待つが、店は開かない。祝日休みの店ではないはずだがと思いながらも、今朝の1件があったので不安になる。
待つことしばし。すると、換気扇から勢い良く湯気が出てきた。どうも開店準備のようだった。
まだ暖簾の上がっていない入口を恐る恐る開けてみる。なんと開くではないか。中にいたおばちゃんと目が合う。
「今日は営業日ですよね?」「ごめん、もう10分くらいかかるんで、待ってて。」
そういうやりとりがあって、店内で待たせてもらうことにした。朝の日差しを窓越しにうけて、ホッコリとしながら開店を待つ。大将が気を利かせて、新聞を持ってきてくれた。
9時15分過ぎ、「ご注文どうぞ!」の大将の声。吟味したあげく、普通通りにかけ(小)+えび天を注文した。
先ほど確認済みのゆがきたての麺を丼ごと受け取り、テボに入れて自分でゆがき、再度丼にもどす。熱いかけだしをかけたあと、切り立てのネギ、おろしたてのショウガを乗せて完成。まさに出来立てのかけうどんである。
ここのうどん、一見普通のうどんのように見えるが、かなり完成度が高い。まず驚くのがモチモチと弾力のある麺、そしてコクのあるだし。決して一番ではないが、県内でもかなりの上位にランクすると私なりに思っている。
店を出るときには、ちゃんと暖簾がかかっていた。また来たいほっこりした店である。
次は再びことでんに乗って高松築港へ向かう。次はJRに乗り換えてうどん旅を続ける。
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急に旅に出たくなった。何はともあれ、旅に出たくなった。
妻に相談したら「行ってくれば〜。」と、そっけない返事。仕事も数年ぶりに暇だし、この際1日有給をとって、2泊3日の旅に出ることにした。
行き先は香川、言わずと知れたうどん旅である。旅をしたい場所はいくつかあった。うどん旅は何番目かの候補だったはず、数日前までは。しかし、すべての候補を打ち破ったのは、何のことはない「食欲」であった。
という訳で、今回は鉄道とうどんを絡めた旅にすることにした。名付けて「駅近うどんの旅」、駅から1km以内のうどん店をめぐる。
まず第1日は、いきなり夜うどんである。岡山で、別件の鉄道旅を享受し、高松についたのは夕方。1泊目のホテルに選んだのは、「高松シティホテル」。
そして、1店目に選んだのは、「うどん棒本店」(ことでん瓦町駅より約485m、徒歩6分)。写真でも分かるように、ホテルのすぐ隣りにあるので、行かないわけにはいかない。
夕方6時前ということもあり、店内はガラガラだった。
まずは、ビールを注文。そして、セルフのおでんを取りに行く。今まで、うどんを食べに来ても、おでんを食べることはまずなかった。
香川に泊まり、うどん屋のおでんで一杯、それが第一の夢だった。(大した夢ではないけど)
もう一杯ビールを飲んだところで、ぶっかけうどんを注文。
芸術的ともいえる盛りつけにまずびっくり、さすが一般店のうどんである。
うどんを食べてまたびっくり。細い麺は、もちもちしている上に、なんと「伸びる」のである。そして、甘辛く煮たおあげがなんとも言えず、いい仕事している。
ここ何箇月か松江市内の某チェーン店のうどんでお茶を(うどんを?)濁していた私のバカ舌に、いきなりのショックを与える一品であった。
さて、2件目に選んだのは、ライオン通りにある「こんぴらうどん」(ことでん瓦町駅から約483m、徒歩6分)長いアーケードの途中にある。
店はなんと超満員で、カウンターの隅の席がようやく一つ開いているだけだった。
またしてもビールを注文。大好きなサントリービール。
またまた、おでん。しかし、やおやおの豆腐には少し閉口した。
お店の中はてんてこ舞い状態、なにしろ約30席が全て埋まっている。
ビールを飲みながら店内を観察すると、お客はほとんど団体らしい。それも何かスポーツの大会らしく、高校生と引率の先生のようだ。
約10分後、団体のほぼ全員が「しゃぶしゃぶ肉うどん」を食べて、一斉に店を後にした。後に残されたのは、私を含めて3人のお客だった。
その間に、熱燗としょうゆ豆を注文。私はもうしばらく、お酒を楽しむことにした。
しばらくして、大将に「ざるうどん」を注文。一息ついていた大将は笑顔で応えてくれた。
このざるうどん、普通の麺の半分以下の太さ。しかも、モチモチの麺である。
ごまの香りも引き立って、しめのうどんにはぴったり。さすが一般店、普通の店とは一味も二味も違う実力を見せつけられた。
食べれば食べるほどいろんなうどんと出会える。これもさぬきうどんの魅力の一つだと、一人うなずくのであった。
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まずは境港市にある「平田屋そば店」。
創業150年を超える老舗で、地元では有名なそば屋だが、店の場所が分かりにくい。スマホのナビでようやく探しあてたその店構えは、まるで旅館のような建物だった。
店に入ると、左奥に座敷がある。2名の先客があった。
お品書きは、玄関に張り出してある釜揚げと山かけの2種類のみ。釜揚げ、500円を注文する。
出されたそばを見てびっくり!麺が異常に細い!まるでソーメンのようだ。しかし、こしは驚くほどしっかりとある。
つゆは濃いめの味で、麺によく絡んでいる。惜しむらくは量の少なさで、ものの1〜2分で平らげてしまった。
続いて、同じく境港市にある「そば処 新見」。鬼太郎で有名な「水木しげるロード」のすぐ近くにある。
スマホのナビには「新見商店」とあったので、もとはそば屋ではなかったのかも。まだ新しい店の作りであった。
釜揚げがメニューになかったので、おろしそば(大)1000円を注文。空腹感を満たすべく大盛りにした。
店のご主人が、「おろしは辛味大根なので控えめに」とアドバイスをくれる。それに従い、少し乗せて食べてみると、意外と辛くない。それじゃ、と全部乗せて食べると、やはり異常に辛かった。人の忠告は素直に聞くべし。
麺は細めで、出雲とは違う白いそば。当日は雪の舞う寒い一日だったが、それでもざるで食べたくなる美味しいそばだった。(ただし、おろし大根のかけすぎは禁物)
さて、日を改めて米子市北部に向かう。店の名は「大吉」、そば屋らしくない名前だが、老舗らしい。
例によってスマホのナビで探すが、よくわからない。「食べログ」の地図を頼りに、住宅街の一角にある店をようやく見つけた。
店の中は純和風。熱いお茶で、ほっこりした気持ちになる。寒い山陰には欠かせない、釜あげそば600円を注文。
でっかい器にたっぷりと入ったそばは、コシがしっかりとしていて美味しい。そばつゆはやや濃いめ。田舎で食べたそばを思い出す懐かしい味だ。
量といい、味といい、店の雰囲気といい、最高の店だった。
最後は「LOOKササキ」。およそ、そばの店に似つかわしくない名前だ。
行ってみて、意味が分かった。半分は、眼鏡屋さんらしい。暖簾がかかっていないので、やっているのかも不明だった。
店に入ると常連らしい先客が2名。店の人はいない。しばらく待っていると、常連さんが「大客さんだよ!」と厨房に声をかけてくれた。
例によって、釜揚げそば630円を注文。店の前の幟に「ぶっかけそば」とあったが、メニューには見当たらなかった。
そばはやはり田舎風のそば。先ほどの大吉ほどではないが、十分に美味しいそばだった。漬物や酢の物が付け合わせについていて、ご飯があると言う事無しなんだけど。
最後にはコーヒーまで出てきた。値段から考えると、ここが一番お得なのかもしれない。
いずれの店も、田舎の雰囲気が味わえる、優しくて美味しいそば屋だった。
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ここのところ、寒い日が続く山陰地方。写真だけ見ると仲良く寝ているように見えますが、実は日々攻防戦が繰り広げられています。
まず、凛が先にヒーターの前に陣取った場合。
蘭は静かに凛に近づいて行き、おもむろに猫パンチ!「パン!」という音がリビングに響きわたります。
訳が分からないうちに陣地を奪われた凛は、すごすごと退散していきます。
逆に蘭が陣取っている場合。凛はまず、「蘭ちゃん、好きだよ。」という風に、蘭を舐めまわしていきます。その時に、蘭が舐め返してくれると一枚目の写真のように落ち着くわけですが、ダメだと猫パンチを食らうわけです。
いつもやられっぱなしの凛のようですが、たまには蘭が遠慮して寝ているときもあります。
凛の不満のはけ口は、当然パパとママへ。結局、一番強いのは蘭ということのようです。
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2週間前の土曜日、新年会でふぐを食べに行った。メンバーは、昨年のうどんツアーの面々+1の計5人。久しぶりのふぐだ。
まず、店の前で待ち合わせ。
他のグループが、同じように店の前で待っている。タバコの煙が、こちらめがけてやってきたので急いで避難する。京橋の上は風がきつくて寒かったが、ライトアップされた旧日銀松江支店は幻想的で美しかった。
しばらくすると、I君とTさんがタクシーで到着。Yさんがまだだったが、体が冷えてきたので店に入る。I君は、「初ふぐです。」と、やや興奮気味である。
店は、京店商店街にあるとらふぐ専門店の「ふくふく」。昨年の11月にオープンしたらしい。
店の中は考えていたより狭かった。店の前で待っていた別グループが、店のスペースの大半を占有する形になったので、我々はカウンター席に座る。背後から押し寄せる煙草の煙で少々むせる。
7時の待ち合わせ時間になってもYさんは到着しなかったが、妻の独断で宴を開始することにした。しかし、タイミング良く、ビールを注文しているうちにYさんが到着、事なきを得る。
まずは、てっさから。料理は飲み放題(2時間)を含めて5千円。ふぐ料理としては、格安の店である。
しばらく食べてから、写真を撮るのを忘れていたことに気づく。すでに半分以上は胃のなかに入っていた。
そのあとは、てっちり、唐揚げなどの料理が続く。食べるのに一生懸命で、再び写真撮影を忘れる。
我に帰ったのは、ひれ酒を注文した直後だった。
このひれ酒、最初の一杯は飲み放題のメニューに含まれている。このあたりも超お得だと思う。ひれは一杯限りだが、日本酒は追加自由、美味しさに惹かれ三杯ほどおかわりする。
I君は、ひれ酒も当然初体験。「うめー!。」を連発している。
締めは、やはりふぐ雑炊。たくさんの料理でお腹はいっぱいになってきているが、これは別腹である。
そのあとは、Yさんの行きつけの店で2次会。その勢いで、3次会へ。
3次会の店は、I君の行きつけの店だったが、知っている店。10何年ぶりなのに、ママは覚えていてくれた。
店にあった色紙の文字になぜか共感する。お酒も大分回ってきたようだ。気がついたら夜半をゆうに超えていた。
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