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高松築港発9:45の一宮行き電車で仏生山へ。すでにレトロ電車はホームで待機していて、何人かの人たちが撮影中だった。なるべく他の人の邪魔にならないよう、そして他の人が写らないように撮影する。 まずは1000形(120号)。 琴平電鉄が開業に備えて、大正15年に汽車会社で5両製造した半鋼製電動車のうちの1両だが、現在はこの1両しか残っていないらしい。 1000形の特徴は窓と窓枠にRが付いた形状で、昭和41〜42年に行われた車体更新でもオリジナルのスタイルが尊重されたことから、比較的原形を保っている。ただ、製造当時の戸袋窓は楕円形だったようだが、現在は角型の窓に取り替えられている。 もう1両は、5000形(500号)。 琴平電鉄全線開業1年後の昭和3年に、加藤車両で製造した3両のうちの1両。 5000形は前面の妻板が完全な平面でちょっと角ばっている。貫通ドアが引き戸であることや、窓枠の上隅にRが付いていることが、この電車の特徴となっている。 この車両は、車体の更新が行われていないため、リベットが多く残っていて、ほぼ原形に近い状態といえる。 駅を出てすぐ左には、3000形(300号)があった。 1000形と同じ年に製造されたもので、1000形と同じく車体更新を受けている。両端の戸袋窓が楕円形になっているのが特徴だ。1000形の戸袋窓も更新前はこのような形をしていたと思われる。 10:48の発車5分ほど前に、ようやくドアが開けられた。待ちかねていた人たちが我先にと乗り込む。 私は、120号の方に乗った。車内には、近代化遺産の認定証が張られていた。 発車数分前の車内の様子。思っていたより人が少ない。 続いて500号の車内へ。こちらにも認定証があった。 さすがに運転台近くには人が群がっている。 運転台はこんな様子。みんな発車を待ちかねているようだ。 10:48定刻どおり出発。私は120号に乗った。 発車してすぐに、懐かしさがこみ上げて来た。この車両に乗るのはたぶん始めてなのだが、モーター音が異常に懐かしい。加速にあわせてぐんぐん大きくなるモーターの音は何時聞いたのだろうか? ふと、昔よく乗っていた広電の車両を思いだした。そうか、あの広電のモーター音によく似ている。
心地良い音に、瓦町で降りる予定が高松築港まで乗ってしまっていた。 |
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