|
今回の旅でお世話になったホテルは、新大阪サンプラザホテル。新大阪駅の東隣、「東淀川駅」から徒歩1分の位置にある。
1泊朝食付でなんと3900円、二日で7800円は魅力的だ。ほかの新大阪なんとかホテルに比べ、アクセス、料金共にリードしている。しかも、1階にはコンビニがあって、超便利。最近、私の大阪での常宿となっている。
しかも、今回の部屋は最上階のカド部屋。眼下に駅と線路が見渡せるロケーションで、通過する列車を眺めて、一人至福の時を過ごした。
最終日は神戸に向かった。長年行きたかった場所なのだが、なかなか行く機会に恵まれなかった。
やっと想いが遂げられる喜びいっぱいで、新神戸駅に降り立つ。
新神戸駅の一階から、裏手の山へ向けての通路を行く。駅の裏には案内板があった。
このイメージで、雌滝、雄滝を経由して、最終目的の「布引堰堤」を目指す。
布引堰堤(布引五本松ダム)は文化財の宝庫。ダム単体だけでなく、関連した施設が全て重要文化財に指定されている。
まず、最初に布引水路橋(砂子橋)に着く。この橋は、明治33年に造られた水路橋で、直径20cmと60cmの水道管が橋の中に通されている。構造は、レンガ積みのアーチ橋だ。
橋を過ぎると、道は二手に分かれている。滝を目指す場合は、当然下の道だろうと思い、下の道を行く。ジョギング姿の人たちが、みな外国人なのが、いかにも神戸らしい。
少し歩くと、雌滝に出た。ここの取水堰堤も重要文化財である。
雌滝の脇からは、いきなりの急坂。雄滝に向かう道は厳しいようだった。
しばらく急坂を登ると、少し勾配が緩やかになる。ここら辺りの堰堤も、重要文化財だと思われる。
比較的簡単に雄滝に到着。確かに雌滝に比べると、スケールが違う。
1枚の絵に収まりきらないほどのスケール。滝壺辺りは、マイナスイオンがいっぱいだった。
雄滝の上に出ると比較的平坦な通路になる。渓谷を跨ぐ「谷川橋」も重要文化財のひとつだ。
この橋の構造は、鉄筋コンクリート製のアーチ橋で、大正初期の完成。当時は石積みやレンガ積みが主流で、鉄筋コンクリート製の橋が造られ始めたのは明治後期からなので、当時の最新技術で造られた構造物だと思われる。
歩き初めて約1時間。五本松かくれ滝の看板を通り過ぎると、目的の「布引堰堤」に出会うことができた。
布引堰堤は1900年(明治33年)に完成した日本で最初の重力式コンクリートダムである。正確に言うと、表面を石積みにして中身にコンクリートを使用した粗石コンクリートダムだ。
堤頂にたどり着く。貯水池は満水に近いようだ。
余水吐け。堤体は、2005年(平成6年)に補強工事で改装されているため、至って綺麗だった。
側壁にはいろんな銘板が取り付けられている。左から、ダム湖百選、重要文化財、近代化産業遺産のプレート。
堤頂から貯水池を眺める。澄んだ青空に、緑色の湖面、大都会のすぐ近くにこんな場所があるとは思わなかった。
堰堤の脇からは、平坦な遊歩道が続く。満々と水を湛えた湖面を見ながら上流に進んでいく。
快適な散歩道は市民の憩いの場所らしく、たくさんの人たちが行き来していた。
しばらく行くと、ロープウェイ乗り場への分岐に出た。布引ハーブ園の風の丘駅からロープウェイで新神戸駅近くへ降りることができる。
駅出発直後、急に眼下に神戸市内を望む。かなりの高低差を下るので、ちょっとしたスリルが味わえる。
山手を振り返ると、先程までいた「布引堰堤」が眼下に見えた。紅葉の時期にまた来るといいなあ、と思いながら帰路についた。
|
過去の投稿日別表示
[ リスト | 詳細 ]
2011年08月21日
全1ページ
[1]
全1ページ
[1]





