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10月の中旬頃だったたろうか。妻の職場の同僚Tさんが、さぬきうどんを食べに行きたいと言ってきた。しかしその時は、試験勉強のさなか、おまけに仕事は超多忙という状態だったので、いい返事は出せなかった。
結局、失意のうちに試験はパス。どのみち、暇になったらさぬきうどんを食べに行こうと考えていたので、旅は道連れ、一緒に行くことにした。妻の仕事で付き合いのあるI君も同行するという。なんと、彼は香川県の大学を出ているらしい。心強い同行者である。
朝、6時きっかりにI君の車が我が家に到着。挨拶もそこそこに、出かける。米子自動車道を通過する頃にようやく空が明るくなった。
2時間ちょっとで四国へ上陸。
どの店から当たりを付けるか、ずっと迷っていたが、時間的に考えて「がもう」が最適と判断し向かう。田園風景の中に行列が見えたので、すぐに場所がわかる。
8時半ちょっと前なのだが、この行列。もうすでに営業は始まっているらしく、食べ終わって出ていくお客もいた。
前回来たときに比べ行列に並ぶ人の数は少ない。これなら早めにうどんにありつけそうだ。
駐車場は8割がた埋まっているが、次から次へとお客さんがやってくる。満車となるのは時間の問題のようだ。
行列は少し進んで、また止まる。うどん玉がある間は順調に進むが、茹で待ちの間は全く進まないという状態になるようだ。
10分少々待って、ようやく入口にたどり着く。店の中から、湯気とともにうどんのいい香りが流れてくる。
店の中に入って、ようやく注文の順番が回ってきた。熱いの小と頼もうと思ったが、前の人が「小」と頼んだだけで熱いのが出てきたので、私も同様に「小」と注文。
レジの前で、おあげをトッピングし、妻と二人分の代金420円を支払う。同行のTさんは、ここでちくわ天をトッピングするという暴挙(?)にでた。これからの道中を考えると少し不安である。
その時、ふと店の奥を見ると、特等席が空いていた。「麺通団」の本を見た時からこの席に座りたいなあと思っていた憧れの席である。しかも、椅子は四つ用意されている。
かけだしを注いだ時点でも誰もその席に着こうとしない。ならばと、その席めがけて突進する。
ここで麺を打っているのだろう。辺りは粉だらけ。でも私にとっては、これ以上の特別席はない。
台の上にうどんをのせ、今日の一杯目を撮影。うれしさに手が震えていたのか、それとも店内が暗いせいなのか、写真はピンボケであった。
店の奥のこの席は最高なシュチュエーション。大将以下、店の人たちが動き回る姿がつぶさに見て取れ、躍動感を感じる「かぶりつき」の席である。
皆、大満足で店を出て、次の店に向かう。
次の店は、山越うどん。本当は1軒目の予定だったが、このあとの観光コースも考えて2軒目にした。長い行列になっていないことだけを願っている。
がもうを出て約30分、山越に到着。なんと、ほとんど行列は出来ていない。
こんなこともあるんだ、と思いながら最後列に並ぶ。最後尾の二人は、さっき「がもう」で見たような気がするんだけど・・・。
山越うどんは、回転がすごく早い。行列に並んだかと思うと、どんどん店の中に引き込まれていき、すぐに注文の番が来た。かけ(小)150円を注文する。
妻は定石どおりのかまたま200円を注文。天気が良いので、奥のガーデン席でのどかにいただく。盆栽とうどん、あっているような、いないような。
かまたま発祥の店なので、ほとんどの人がかまたまを注文するが、かけうどんの美味しさも特筆ものだと思う。
麺は、先ほどのがもうよりもさらに太く、こしも強い。だしの色は薄めだけど、味はしかっりとしていて、それでいてしつこくない。更にほのかに甘味をかんじる優しい味である。
ほかの3人は、定石通りかまたまを注文。先ほどのがもうで少し暴走気味だったTさんも、かまたまの美味しさに酔いしれていた。
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2011年11月27日
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