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山越うどんでは、お土産うどんを購入。そして、3軒目の店に向かう。
3軒目はTさんたっての希望で、「やまうちうどん」に行くことにした。なんでも、麺通団の本にあった「プチ富良野」の情景が観たいらしい。
そんなところあったかなあ、と車を走らせているとありました「プチ富良野」。やまうちの東側、県道からJR越しにそれらしき草原が広がっている、のどかな風景があった。
そして、やまうちうどんに突入。蒔きを積んだロケーションは、昭和回帰なのか、癒やしまで感じさせる空間である。
店に入ると、十人くらいお客さんがいた。威勢の良い店のおばちゃんが、「何にします?」と問いかけてくる。
「ひやあつ」と「あつあつ」どちらにしようか迷ったが、寒い日だったので「あつあつ」の小200円を注文する。
真ん中どころのテーブルに陣取り、麺をすする。ネギは注文時にかけてくれるが、しょうがは各テーブルに置いてあるものを自分ですりおろしてかける方式になっている。ここの店はゲソ天が有名だが、あとの工程を考えて自重する。
麺は縮れた麺で、ややコシが弱いのかプチプチと切れる。水締めした冷たい麺なら、もう少しコシが強いかもしれない。
だしは濃いイリコだしで、深い深い味わいがある。口に含んだ瞬間に、実家の味噌汁を思い出させるほど、コクのあるだしであった。
縮れた麺はだしとの絡みも良く、麺をすすると、まるでポンプのように勢い良く口の中に運ばれてきて、口全体が心地よい感覚に包まれる。
隣のテーブルに座っていた「伊集院光」を少し年取らせたようなおじさんが、こちらを睨んだかと思うとおもむろにカウンターの前に行き、「ひやあつ大」とゲソ天を注文してテーブルに帰ってきた。なんと、2杯目で6玉分である。
そのおじさんは再びこちらを見て、「どや顔」で2杯目を平らげた。おそるべし讃岐うどんの実態を垣間見た気がした。
やまうちの魅力は何と言っても、蒔きのある風景。懐かしい。
さて、朝からかけつけ3杯のうどんを平らげ、いささか食傷気味の一行は、腹ごなしのため観光に向かう。
やまうちうどんから比較的近くにある満濃池を目指す。弘法大師様が初期の計画に携わったという、日本一の広さを誇るため池である。
この日は冷え込んだ朝だったが、時刻も10時をまわって少しづつ暖かくなり始めていた。
この辺、紅葉はまだ始まったばかり。少し紅くなり始めたもみじと真っ青な空が印象的だった。
満濃池の堰堤周辺をぐるっと散策したが、お腹はまだすかない。ということで、続いてTさん希望の金刀比羅宮へ行く。
琴平町に入り、参道に近くなると、駐車場の呼び込みが多くなる。誘われるままに駐車場に入る。隣の土産物店で1300円以上買うと無料だというが、買わずに500円の駐車料金を払ったほうが得かもしれない。少しでも参道に近い場所から歩き始めたいので、そこに車を置く。
そこから少し歩くと、階段の始まりだ。
しばらく登ると、大門に着く。初めて来る人はここが終点と思うらしいが、階段は全785段の半分程度。ここからが正式な境内となるらしい。
以前来たときは、もう少し楽に登ってこれたのだが、今回は体調を崩していることもあって少し苦しい。Tさんの速いペースに、少しづつ遅れていく。
途中、見事に黄葉した銀杏があった。皆、足を止めてしばし見とれる。
森の石松が本堂と見間違ってここで帰ったという旭社。確かにでかい。
旭社から右方向へ進むと、本宮前の最後の階段。勾配もきつくてちょっとてごわい。最後の力を振り絞って登っていく。
登り始めて約30分、本宮に到着。いつになく神妙にお参りをする。賽銭をくれ、と手を出す妻。賽銭ぐらい自分で出したらと思う。
ここからは、讃岐富士や讃岐平野が一望できる。ことでんの駅が見えたが、電車は入線していないようだった。
奥の院まで行く元気がないので、ここで引き返す。登るのも辛いが、勾配のきつい階段を下るのも少しきつい。
下りながら、「お腹すいたね。」と言い出すTさん。やせの大食いとは、まさにこのことのようだ。
途中、凛ににた猫が昼寝をしていた。車も通らないし、天気はいいし、猫にとっては最高の場所だね。
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2011年12月03日
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