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ガイドブックには載っていないが、知る人ぞ知る人気店らしい。最近購入したスマートフォンのナビ機能を利用して、なんとか行きつくことができた。
この店、駐車場もないし、場所も分かりにくい。しかもこのたたずまいに、暖簾すら出ていない。
「営業中」の看板を頼りに、おそるおそる入店。
表札のかかっている入口らしき所から中に入るが、誰もいない。座敷のテレビは大音量で放送中だし、中に入れたということは営業中なのだろう。
奥の厨房らしき場所に向かって、「こんにちは」と声をかけるが、音沙汰なし。少し待って、もう一度声をかけるが反応はない。
まあ、もう少し待つか、と思って椅子に座っていると、奥からご主人があわててやってきた。
壁に張り出されたメニューには、出雲そばの看板メニュー「割子そば」はない。何にしようか。
少しまよって、店の一押しメニューである天ぷらそばを注文した。品切れになるほどの人気らしい。
注文してから数分で、そばが運ばれてきた。かき揚げ風の天ぷらと真っ黒な汁に、しばし唖然とする。
そばはやや太めで平たい麺。一口すすると、そば特有のざらっとした食感と、そばの香りが口の中に広がる。最近は、市販の小麦粉たっぷりのそばばかり食べていたので、この食感はうれしい限りだ。
そばつゆは、見た目で想像するより醤油辛くなく、さらっとしている。どこかおふくろのそばに似ている、懐かしい風味だ。後から遅れてやってくる旨みは、普通のだしとは少し違う種類のものかもしれない。
天ぷらは、細身のイカをかき揚げ風に揚げたもので、そばつゆとよく絡んでおいしい。
普通盛りでも量がしっかりあるが、200円アップで大盛りも注文できる。あとで来たお客さんが、おにぎりも一緒に注文していたが、その方が正解かもしれなかった。
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2011年05月14日
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