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今年も、凛と蘭に動物病院から招待状が届いた。あれから一年、恒例のワクチン接種だ。
ご招待の日は、2月末だったが、例年以上に寒い日が続くので、しばらく躊躇している。
先日から少しづつ暖かくなってきたが、今日も朝から冷たい雨。
このまま、桜の咲く頃まで待つほうがいいかもしれない。暖かい場所を求め続けて、家の中を移動している凛と蘭です。
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2012年03月10日
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2月の終わりに、妻が定期健康診断を受診した。
健診が終わった夜、帰宅した妻の表情がいつになく暗い。普通なら「昨日も酒飲んだけど、γGTPが基準値内だった。」などと調子よく帰ってくるのだが・・・。
差し出された写真を見ると、異様なものが写っている。キノコ?
どうやら、咽頭部にキノコ状のできものがあるらしい。鼻から入れる胃カメラを挿入したところ、そのものに出くわして医者もびっくりしたらしい。
もしかして、がん?素人の目から見ると、間違いなくそう見える。医者の診断では、良性のものの可能性が高いとのことだが、念のため精密検査が必要との見解。その日の内に、日赤の検査を予約したようだった。
約1週間して、日赤の検査の日。昼前に妻からメールが届いた。「八割がた大丈夫。」八割って微妙、残り二割は悪性の可能性ありってことか。
ネットでいろいろ調べる。妻の症状、ポリープらしきものの色、形から「鼻茸」であると推測された。医者がのたまうように、八割がたは良性らしい。しかし、残り二割は悪性、つまりがんの可能性がある。ネットには、がん患者の闘病記なるものも載っていた。やはり最初は八割型大丈夫と言われ、MRI検査を受けたときにがんが判明したとのことである。
その日の夜、妻に詳しい話を聞く。内視鏡だけでなく、血液検査や組織検査もされたそうで、血液検査からはがんの兆候は見られなかったそうだ。それでも八割がたということは、詳細な検査でないと分からないかららしい。
翌週にMRI検査を実施して、その翌日に組織検査結果とあわせて診断を行うとのこと。やはりその段階に入ったかと、ネットの記事を思い出して、やや気が滅入る。
それから数日、妻が再び暗い顔をして帰宅。また1枚の写真を見せる。今度は、胸部レントゲン写真だった。
その写真を見ると、左右の肺の下側に丸く白いものが見える。「肺がん?」素人目には、それしか病名が浮かばないような状況の写真だった。
今度は日赤ではなく、呼吸器専門の病院を受診するとのこと、結果がわかるまでは長い憂鬱が続きそうだった。
1昨日、妻は日赤にMRIを撮りに行った。頭を固定された上に、つばを飲み込むのも制限され、非常に辛かったようだった。でも、結果はまだ出ない。
そして昨日。朝9時の診察予約で、その10分後にメールが届いた。結果は良性でがん化はしてないとのこと。まずは一安心だが、まだ肺の検査が残っている。
10時過ぎに再びメールが入る。続けて呼吸器の病院も受診するらしい。もしかすると、今日中に結果が出るかもとのこと、どちらにしても早いに越したことはない。
そのあとしばらくは、私の中で沈黙の時間が拡がる。仕事も手につかない状況だった。
次にメールがあったのは13時前、最終結果報告だった。結果は白、肺に異常はなかった。でも、レントゲン写真のあの白い影はなんだったのか、答えは「肋骨の骨折」だった。
昨年の12月頃、妻は風邪をこじらせて2箇月くらい咳が止まらなかった。風邪の症状が収まっても咳は取れず、ひょっとして気管支炎か肺炎かと思うほどの激しい咳が続いていた。
終盤には咳をするたびに、肺の下あたりが痛いと叫んでいた。そう、その時、実は骨折していたのである、しかも左右共に。
骨折は既に完治していて、石灰化しているためレントゲン写真では白く映るとのこと。これから、毎年「異常」と診断されるらしい。
ついでにくだんの「鼻茸」であるが、副鼻腔炎や気管支炎の患者がそうなることが多いとのこと、昨年の風邪を含めて、妻はその因子を持っていたことになる。
さて、最悪の場合を想定して思い悩んだ私であるが、元々は「医者の不養生」ならぬ「看護師の不養生」が原因である。昨年風邪をひいたときも、なかなか病院に行かず、風邪をこじらせてしまった。その結果が、今回の1件の原因となったと思われる。
もう中年にどっぷり浸かった年齢でもあるし、これからは自己診断せずに、おかしいと思ったら積極的に医者に相談して欲しいものである。仕事柄たくさんの専門医を知っているのに、まったくもってもったいない話だと思う。
なお余段であるが、昨日のCT検査で、本来の目的物以外の箇所の異常を指摘されている。数年前から医者に指摘されている周知の件なのだが、緊急性に乏しいとの理由で妻はまだ対応しようとしていない。今回の件ではたまたま良性であったので事なきを得たが、手遅れになる前に早めに対応して欲しいと思う私である。
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