全体表示

[ リスト ]

イメージ 1

クリスマスプレゼントに「スクリーンの妖精」オードリー・ヘプバーンの分厚い本をいただきました。
その頃だったでしょうか、あるテレビ番組で「戦時中にオードリーの母親が飢えを凌ぐために作ったスープの具は何?」という問題が出されていました。答えはチューリップの球根でした。

オードリー・ヘプバーン(Audrey Hepburn 1929-1993)の主な出演作品を並べただけでもこんなにあります。
  初恋 The Secret People(1952年)
  ローマの休日 Roman Holiday(1953年)
  麗しのサブリナ Sabrina(1954年)
  戦争と平和 War and Peace(1956年)
  パリの恋人 Funny Face(1957年)
  昼下りの情事 Love in the Afternoon(1957年)
  尼僧物語 The Nun's Story(1959年)
  緑の館 Green Mansions(1959年)
  許されざる者 The Unforgiven (1960年)
  ティファニーで朝食を Breakfast at Tiffany's(1961年)
  噂の二人 The Children's Hour(1961年)
  シャレード Charade(1963年)
  パリで一緒に Paris - When It Sizzles(1963年)
  マイ・フェア・レディ My Fair Lady(1964年)
  おしゃれ泥棒 How to Steal a Million(1966年)
  いつも二人で Two for the Road(1967年)
  暗くなるまで待って Wait Until Dark(1967年)
  ロビンとマリアン Robin and Marian(1976年)
  華麗なる相続人 Bloodline(1979年)
  ニューヨークの恋人たち They All Laughed(1981年)
  おしゃれ泥棒2 Love Among Thieves(1986年)

この中で唯一赤字だったといわれるのが、当時の夫メル・フェラーの監督で、アンソニー・パーキンスと共演した『緑の館』(Green Mansions 1959年)です。早川雪州も原住民の酋長役で出演していました。
酋長の部族が野蛮だという観念で描かれているきらいがありますが、出版年度を考えれば仕方ないのかもしれませんね。
原作は鳥類学者で作家でもあるウイリアム・ヘンリー・ハドスン(William Henry Hudson 1841-1922)
の『緑の館 -熱帯林のロマンス』(Green Mansions-A Romance of the Tropcal Forest)出版は1904年。
ハドスンは原作を「ベネズエラのガイアナジャングルへ旅した者についてのエキゾチックなロマンスである。」と述べていますので、この映画をご覧になったことのある方は、英文ですがこちらも参考にしてください。Green Mansions

rinとしては興行的には失敗作であっても、オードリーが森の中をひらひらと飛ぶように駆け回る姿は、清楚で透明感があり、まるで本物の妖精をみているようで、まさに適役だったと思います。彼女以外の配役は今の女優陣をみても浮かびません。このときオードリーは30歳でした。
革命運動で故国を追われたアベル役の青年アンソニー・パーキンスも、ヒッチコックのサイコに出演する以前で、イメージが固定されておらず、二人の共演は良かったと思ってるんですよ。

青年アベルは、ベネズェラで革命運動に巻き込まれ、ジャングル逃げ込み、酋長ルーニーの村に滞在する。近くの森に行ってみると、そこには今まで見たこともない植物が繁り、鳥や獣は人間を恐れることを知らない。酋長からはあの森は危険だからと言われるが、アベルは森にますます興味を持ち出かける。アベルが毒蛇に襲われそうになったとき、動物と会話のできる、妖精のような美しい少女リーマが現われ毒蛇をなだめる。アベルの手がリーマに触れると怒った毒蛇がアベルに噛みつき、アベルはリーマと老人の住む小屋に運ばれ手当てを受けた。アベルはリーマの生い立ちに興味を持ちリーマの亡くなった母の故郷「リオラマ」を訪ねるが、「リオラマ」には子孫が途絶え誰も住んでいなかった。
森に帰った時、酋長ルーニによって小屋は焼かれ、森の魔女として恐れられていたリーマは殺されていた。

オードリーはアンネ・フランクと同じ年で、映画『アンネの日記』のアンネ役のオファーもあったそうですが、当時を思い出すのが嫌だと断っています。アンネを演じたミリー・パーキンスはオードリーそっくりでした。
子育て中は一切の出演を断り育児に専念したオードリーですが、彼女はアカデミー賞、トニー賞、エミー賞、グラミー賞を全て受賞している数少ない役者の一人です。
1989年の『オールウェイズ』を最後に映画界を引退後、ユニセフ親善大使に就任し、インドやソマリアなどで難民救済活動を行っていました。ベルギー、イギリス、オランダとヨーロッパで過ごし言葉にも堪能でしたから適任でしたね。

アンソニー・パーキンス(Anthony Perkins,1932-1992)
彼は、ウィリアム・ワイラーの「友情ある説得」(19565)でアカデミー助演男優賞にノミネートされ、その後、60年代を代表する青春スター「トニー」として人気を博しました。「のっぽ物語」ではジェーン・フォンダと共演し、翌年には「さよならをもう一度」でカンヌ国際映画祭男優賞を受賞しています。やはり、ヒッチコック監督の「サイコ」のノーマン・ベイツ役のイメージが強く、以後目立った作品には恵まれませんでした。後年は同性愛疑惑や大麻不法所持などのスキャンダルがあり、1992年にエイズで死去しました。
1978年ベリー・ベレンソンと結婚し、二人の男の子がいますが、ベリー・ベレンソンは、2001年9月11日、
アメリカ同時多発テロ事件で世界貿易センタービルに追突した飛行機に乗っていて死亡しています。

閉じる コメント(6)

サスガ日本のオードリーことrinrinさん!殆どの出演作品は制覇されてるのかしら?あたしもママを見習ってもっと彼女の作品を観たら、彼女に近づけるかしら?

2007/1/8(月) 午後 8:49 みゆぽん

オードリーとトニーのその後の人生が対象的ですね。毒蛇によって蝕まれたアベルのようなトニーの半生。妖精として、毒蛇すらも手なずけるリーマのようなオードリーの半生。不思議です。また、こんなことろにも9.11は影を落としているのですね。

2007/1/9(火) 午前 11:57 Gentaroh

顔アイコン

miyuちゃん、大体みてますね。小学校の頃から見てましたからね。この緑の館は、今にして思えばジャングルもハリボテ、時代が時代ですから、カラーも少しへンでしたね。

2007/1/10(水) 午前 10:15 rinrin

顔アイコン

Gentarohさん、私の映画暦は古いんですが、本格的に見るようになったきっかけは、スクリーンという雑誌に出ていた「トニー」です。始めてみた時にハッとしましてね、彼の映画から入ったんです。でもサイコを重ねるうちに遠のきまして。確かにこの映画から先、オードリーとアンソニーの人生は対照的ですね。

2007/1/10(水) 午前 10:18 rinrin

顔アイコン

オードリーは今でも人気がありますね。彼女の魅力はその清潔な美しさ、そして洗練されたファッション・センスだと思います。作品としては「ローマの休日」が一番気に入っています。

2007/5/3(木) 午後 5:37 x

顔アイコン

彼女は歳をとっても気品と魅力がありましたね。映画の中の彼女のファッションは今着てもおかしさはありませんね。

2007/5/4(金) 午後 11:26 rinrin

開く トラックバック(2)


.
rinrin
rinrin
非公開 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

過去の記事一覧

検索 検索

Yahoo!からのお知らせ

よしもとブログランキング

もっと見る

プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事