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地方の選挙が何箇所かありました。そこで、この前の自民党が圧勝した衆議院議員選挙を振り返ってみることにしました。
小選挙区比例代表並立制は、政権交代を起こしすくするための「小選挙区制」と、少数意見も反映させ「死に票」を少なくするための「比例代表制」を組み合わせたものでしたね。
この前の衆議院選の小選挙区では、比較多数を確保した候補が当選するという小選挙区制の恩恵にあずかり、自民党が小選挙区で二百議席を超えました。中選挙区制最後の衆議院選挙と比べると、小選挙区制が比較第一党に有利に働いたデータが新聞紙上を賑わしたり、ワイドショウで取り上げられたりしていました。
その中に、11ブロックに分けて実施された比例代表選挙の得票を、全国集計に換算してみる結果もありました。この換算によると、自民と民主がそれぞれ減、そのほかの大半の政党は議席を増やすようになっていました。ブロック分けした現行の制度は、二大政党化を加速させる一方で、規模の小さな政党には不利に働くという結果だったようです。
「死に票」、小選挙区での当選や比例代表での復活当選に結びつかない票は、小選挙区での投票全体の三分の一にあたる、約二千二百七十五万票ありました。「死に票」がもっとも多かったのは大阪2区、「死に票」がゼロのところは七選挙区ありました。
もちろん比例代表名簿登録順位が「死に票」になるかを左右します。惜敗率が他の候補者より低くても、名簿上位にいれば当選できます。これは党執行部の意向でしょう。有権者の意思と同じかどうか、それは違うと思います。
いつも言われることですが、「一票の重み」について考えさせられますし、
獲得議席数と得票数に基づいて算定される政党交付金、これにも影響を与えることですね。
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