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きょう、お向かいのお宅へ行ってきました。
老夫人が出たら困るなと思いながらチャイムを押したら、息子が出てきました。
息子には向かいの住人であることを告げ、話を始めました。
「大変申し上げにくいのですが、お母様が私どもに何度かお越しになっています。そのときに気にかかることがありますので、ご家族の方にお伝えしておいたほうがよろしいと思い伺いました。」と長い前口上を言ってから本題に入りました。
まず、初めて老夫人が来たときのことを話しました。夫人はあれから通院するようになったのですが、息子はあの日のことを知りませんでした。夫人は息子に話していないようです。
次に、夜うちの庭に立っていたことが何回かあること、そしてアルバムの件、娘の話と、順番に話し、「お母様はいささかお加減が悪いのではないかと感じています。」と続けました。
息子は黙って聞いていましたが、話終わったとたん「母がご迷惑をおかけしているのですか。」と聞かれてしまいました。
私は「いえ、ちょっと気にかかったものですから、お伝えに参りました。」と繰り返しました。息子が「それはどうも、母に注意しておきます。」と言うので、そのまま挨拶をして帰ってきました。
1時間ぐらいして家に息子が来ました。ちょうど単身赴任中の夫が帰って来たところだったので、夫が応対しました。
息子は「最近母親の物忘れが多くなってきたようで、同じものを何個も買ってくる、昨日話したことを忘れている、同じ事を何度も聞く、洗濯物を込み忘れている。」など、母親の様子を話してから、「弟に連絡してしばらくそちらに行かせて様子を見ることにした。来週連れて行くので、それまでにまたこちらへお邪魔するかもしれないが、そのときはよろしく。」と言うことでした。
弟は300Kmほど離れた都市に住んでいて、息子とは年が離れているそうです。公務員なので、それでも自分よりは母を見る時間があるので、そうすると言いました。夜に母親が出て行くことは気が付かなかったそうです。
夫は「早めに診察を受けられたほうが言いと思います。」と言っていました。息子は何かあったときのためにと、名刺に携帯の番号を書いておいていきました。
年齢相応の対応の出来る息子で、ほっとしています。新しい土地での生活、夫人のためにどうなるかわかりませんが、夫人と息子たちにとってよい結果になると思いますが…。
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