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『強盗図る17歳息子の身案じ犯行現場で送迎、36歳母』
[2007-5-17 CNN/REUTERS]
ドイツの大衆紙ビルトは16日、宝石店で強盗を計画していた17歳の息子の身を案じた36歳の母親が自ら車を運転して息子を押し込み先近くに送り、犯行の間、外で待つ事件があったと報じた。
東部のドレスデン市での出来事。母親は「息子がけがするのではと心配でたまらなかった」と供述している。
共犯は2人で、宝石店主は刺され、負傷していた。
母親には禁固3年10カ月の禁固刑判決が下された。息子らの判決内容は不明。


これは笑い話ではない。

社会生活をする上での最低限のルールがある。それはみんなが守らなくてはならないし、
守ることが当たり前だと思っていることだ。
人を殺してはいけない。人を傷つけてはいけない。人のものを盗んではいけない・・・。
これらのことは感情が入る隙のない常識以前の人として当然のことだ。

この母親には善悪の判断もその基準も欠如している。
強盗現場まで送って行って「息子がけがするのではと心配でたまらなかった」と・・・。
息子が怪我さえしなければ盗みをしてもいい、相手の怪我はどうでもよい、というのが彼女の解釈だろう。
彼女がしなくてはならないのは、息子が強盗に入ることを知った時に「止める」ことだけだった。それは、怪我の心配をする前にしなければならなかったことだ。

母親の供述が判決に大きな影響を与えた。
善悪の判断ができなくとも、息子の身を案ずる情感はあった。
息子が悪いことしに行くのを手伝う行動も息子を思う情からだろうか。

本当の主犯はどちらだろうと、母親に後付の言い訳をみる事件である。

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