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今回の旅行の主な目的地はあくまでも“アンダルシア”だった。最初の訪問地、マドリードは止まり木程度でしか無いという意識だった。
一晩寝て、とっととアンダルシアの中心都市、セビージャ(セビリヤ)に向かうことを決めていた。
セビージャに向かうには高速鉄道AVEを利用する。AVEは日本の新幹線のようなものだ。全席指定で、新宿のH.I.Sでも手配してくれるということでお願いした。
AVEの発着駅はアトーチャ駅。マドリード駅というのは存在しないようだ。ちなみにマドリードにはチャマルティン駅という大きな駅がある。日本人だけでなく観光客は、この両駅をゴチャゴチャにしてしまうので、注意しなければいけない。
初めて利用する駅なので私達はあらかじめ、早めに駅に向かった。7時過ぎにホテルを出たが、この時期この時間のスペインは真っ暗だ。
初めての町なので迷わずタクシーを利用した。
駅に着いてみると、構内に入るのに先ず空港のようなX線の検査機に荷物を通さなくてはいけない。ギリギリに駅に着いていたのでは間に合わなかったかもしれない。検査機を通り、階下のホームに降りる前にチケットのチェックを受ける。これが済みホームに降りる。
アトーチャ駅周辺も観光客への治安が良くないことで悪名高いが、ここまで来ると、まず大丈夫だろう。
ホームにはフランスのTGVにも似た“怪鳥”AVEがいた。
日本の新幹線に比べ図体がでかい。その直線が基調のデザインは微妙な曲線が基調の日本の700系新幹線、“カモノハシくん”とはまったく違う趣だ。
AVEはその大きさから新幹線よりも広い軌道の線路を走っているのかと思っていたが、実は日本の新幹線と同じ1435mm(標準軌)だ。
スペインの在来線の軌道はさらに広い1668mmだが、将来フランス国鉄との相互乗り入れなどを考慮し敢えて、1435mmの標準軌にしたそうだ。
さて、車内に入る。私達が予約したのはトゥリスタという最も低いグレードの席なのだが、なかなかどうして、たいへん広く内装のセンスも良い素敵なシートだった。
AVEはゆっくりと、まだ暗いマドリードの街を滑り出した。この日は月曜日で多くのサラリーマンが乗り合わせていた。ビジネスでセビージャに向かうのだろう。
AVEでは女性の客室乗務員の方が車内で流れるビデオを視聴するためのイヤフォン、そしてアメを配ってくれる。まるで飛行機のようだ。
AVEは市街地を抜け、しばらくすると乾いた大地を“超”高速で疾走する。そのスピードは明らかに日本の新幹線よりも上だと思った。AVEの営業速度は270kmと云われている。しかも揺れや振動が少ない。これはでっかい図体のおかげだろう。車で云うところの“剛性感”は明らかに新幹線よりも高く感じた。
どうでも良いことだが消費電力は重量や空力、営業速度の低さから日本の新幹線の方が低いだろう。
車窓に見えるのは、乾燥した大地に点在するオリーブ畑や、牛などの家畜、時々古城や教会・・・、スペインに来たことを実感する。
また、古城や教会が町の中心やそれを見下ろせる場所にあることなども、車窓からは伺えた。
2時間20分、あっという間の旅だ。AVEはセビージャの国鉄駅、SEVILLA SANTA JUSTA に到着した。10月4日のセビージャは日本の盛夏のような暑さだった。
写真1枚目 アトーチャ駅(マドリード)での手荷物検査の様子。
2〜4枚目 オリーブ畑、牛、古城と町
5枚目 Turista のシート
6枚目 AVE、セビージャに到着。カッコイイ、サラリーマン。
7枚目 SEVILLA SANTA JUSTA駅
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そういえばグラナダからセビーリャ間を電車で行きました。電車だろうがバスだろうが、やっぱりこのオリーブ畑の風景なんですよねー(✪ฺܫ✪ฺ) 私2003年の夏グラナダにいましたが、50度とかとんでもない猛暑の年でした。。。
2007/4/5(木) 午後 5:47
ヒマワリは5月で終わっちゃうとコルドバ出身の人が言っていました。夏を避けスペインを旅行する人も多いようです。暑く、乾燥したアンダルシアの風景はたいがい単調ですよね。
2007/4/5(木) 午後 11:23 [ dodonntaku ]
AVEの車体が新幹線よりも大きいと感じておられるようですが、実は逆ですよ。AVEに乗る時、ホームからステップを上がって車内に入っていませんか?だとすると、ホームから見上げる高さはそれなりにあります。新幹線の場合、ホームは電車の床面とほぼ同じ高さなので、ホームから見て屋根は低く感じます。車体幅では、AVEのトゥリスタが横2−2に対して、新幹線の普通車は2−3で、車体幅は明らかに新幹線の方が大きいです。TGVもAVEも"こまち"と同じサイズです。
2007/4/10(火) 午後 0:14
おぉ〜っ、なるほど。たしかにそうですね。AVEのホームは低いです。直線が基調の潔いデザインも、私にそう見せたのかもしれませんね。振動が少なく感じたのは重量差からでしょうか。
2007/4/10(火) 午後 0:56 [ dodonntaku ]