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海岸線をフェリー乗り場へ向かい歩いていると、やはり男達からヤブにらみをされたり、意味もなく声を掛けられたりします。何やらつきまとう男もいます。
港付近は本当にガラが悪いです。「コンニチハ〜!」、「サヨナ〜ラ!」などと声を掛けられることも多々あります。
「ニーハオ!」と声を掛けられる方が多い、パリやマドリードとは違いますね。
それだけ、モロッコでは中国人が少ないということでしょう。
日本人観光客にとっては魅力たっぷりのモロッコですが、より豊かな生活を求め積極的に海外に飛び出す中国の人達にとって、モロッコは旨味の薄い国なのでしょう。
港付近は確かにガラが悪いのですが、新市街ならば危ない思いは全くしませんでした。観光客を狙ったスリ、ひったくり、強盗がたくさんいるマドリードよりも安全といった印象が残りました。
一方で、旧市街ではナイフを突きつけられた麻薬関係の犯罪に巻き込まれたなどの話を聞いたことがあります。
今回の旅行ではタンジェの旧市街には足を踏み入れませんでした。
古い町並みの良さは世界遺産にも指定されているテトゥアンで満喫できたからです。
観光の拠点でもあるタンジェの海岸線には小さなホテルも沢山見ることができます。
そして、よく整備されたビーチがあり、海を眺めるテラスも用意されています。ここにはおしゃれなレストランやディスコまであります。なかなかロマンチックな一角で、夕刻の一時、寄り添い合う男女もいました。
以前の記事にも書きましたが、モロッコではイスラム教の戒律に従ってのことでしょう、若い男女が2人だけでいる光景は大変、珍しいものでした。
タンジェのフェリー乗り場の入り口には何件か旅行会社があります。このうちの一件に飛び込んでみました。タンジェからアルヘシラス、もしくはタリファにはデュレーション1時間程度の高速船があります。かつて、「高速船にはEU圏に籍がある人達しか乗れない。」と聞いていましたが、そのような“くくり”は無いそうです。日本人である私達も買えるようです。 高速船の最初の便は8時30分発とのことで、これに乗りたいと思いました。
「明日の7時頃にはスペイン人の店員がいるから来て下さい。」と言われ、店を出ました。さて明日のチケットのメドも立ったのでホテルに徒歩で戻ります。
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