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9月14日は、某団体のボランティアで炎の祭典会場にいた。
今年で最後のご奉公なので、ちょっと感無量でもあった。
昼間はクイズラリーを担当し、無料なので何回もやる子供、大人達に激昂し、
夜は夜で、カメラ撮影エリア外で、勝手に三脚たてるお客に激昂した。
もう最後には球場のダグアウトの張り出しに腰かけて、誘導棒もスイッチ切っておいた。
最後なので頑張ろうと、一生懸命やったがさすがに疲れが出た。
もうどうでもいいや。これで終わりだ。
それでも俺のスタッフ緑Tシャツ+誘導棒を見かけて、初老の男性が話しかけてきた。
自分の席が分からないらしい。俺はうんざりした。がしかしほってもおけない。
嫌々誘導棒を点灯し彼のチケットを照らした。
『あー、Aのあの11ですね。そこのイス席の二番目の一列あたりですね。』
自分で設営・ナンバリングしたのですぐ分かる
そこあたりを指差したが要領を得ない。しかたないので一緒に誘導した。
彼は別れ際、俺に手を合わせてこう言った。
『おーきに、にいさん。助かったわ。』
関西弁なのだ。俺ごときに手を合わすな。
礼を言うな、おっさん。俺ごときに。
なんだか泣けてきた。両目が表面張力状態だ。
右手で目を拭って振り向いたら、
そこは手筒花火25本揚げが轟音とともに舞っていた。
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