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来る10月7日(水)国立小劇場(東京・半蔵門)
長唄協会秋季演奏会(午後2時45分開演) におきまして 四季山姥(15:46〜16:09予定) 演奏させて頂きます 演奏メンバーは、 気心の知れた「熱いハートの仲間達」です 唄 岡安 喜和 東音 河合夏奈子 杵家 七汐 三味線 鳥羽屋 里夕 東音 柿本淳子 東音 植松美名 立鼓 望月 太左衛 小鼓 堅田 喜三代 大鼓 梅屋 巴 太鼓 望月 庸子 笛 鳳聲 千晴 ◆四季山姥◆ 文久二年(1862)三月 十一代目 杵屋六左衛門(三世杵屋勘五郎) 作曲 【解説】 この曲は「山姥物」という系統で 謡曲「山姥」、近松門左衛門「嫗(こもち)山姥」を基にしている 山姥は「遊女・八重桐(やえぎり)」が 「坂田時行」の子を懐妊して、山に入って、山姥となり 「怪童丸」(後の頼光四天王の1人「坂田金時」)を産んだと言われる 山姥の語る 廓の四季の様子、海の様子、山深い冬の様子 それぞれの場面、歌詞もメロディも大変美しく、抒情的かつ繊細で 最後は、怪童丸の登場で、たくましい力比べの様子が 芝居の立ち回りを彷彿とする旋律に乗せて描かれています おおらかな芝居らしさを感じる「名曲」です 【歌詞】 〈本調子〉 遠近(おちこち)の たつきも知らぬ山住まい 我も昔は流れの身 狭き庵に見渡せば 春は殊更八重霞 その八重桐の勤めの身 柳桜をこきまぜて 都ぞ春の錦着て 手練手管に客を待つ 夏は涼しの蚊帳の内 比翼のござに月の影 秋はさながら縁先に 三味線弾いて 辛気(しんき)節 髪の乱れをかんざしで かき上げながら畳算(たたみざん) 眠る禿に無理ばかり ほんにつらいじゃないかいな 同じ思いに鳴く虫の 松虫 鈴虫くつわ虫 馬追虫のやるせなく いづれの里に衣打つ [虫の合方] よくも合せたものかいな 〈二上り〉 ふりさけみれば 袖が浦 沖に白帆や千鳥たつ しじみ採るなる様さえも あれ遠浅に 澪(みお)じるし 松棒杭(まつぼうぐい)へ のがれ来て ませた鴉(からす)が世の中を 阿呆阿呆と笑う声 立てたる粗朶(しび)に付く海苔を とりどりめぐる海士小舟 浮絵に見ゆる安房上総 〈三下り〉 冬は谷間に冬籠る まだ鴬の片言も 梅のつぼみの はなやかに 雪をいただく 葛屋の軒端 仇な松風 吹き落ちて ちりやちりや ちりちりちりちりぱっと 散るは 胡蝶に似たる景色かな [謡がかり]あら面白の山めぐり どっこいやらぬと捕手の若木 こなたは老木の力業 [大太鼓入り合方] 中よりふっと ねじ切る大木 かけりかけりて谷間(たにあい)の 谷の庵に?然と そのままそこに座をしめて 幾年月を送りけり 【歌詞解説】 深い山中に住む山姥 廓での「春・夏・秋」の様子を思い出して やるせない想いを 虫の声に重ねる …はるか袖ヶ浦を見渡すと 安房上総まで見渡せる広々とした海は のびやかで ゆったりとしている …山奥の冬、谷間に寒さが籠る。梅の蕾、鶯の片言の鳴き声が、 もうすぐ春が訪れるのを予感する。風流な山めぐり。 怪童丸が元気に育って、若木のよう、 老木のような母・山姥との力比べ、大木も真っ二つに、中から捩じ切れる。 のどかで美しい山中に庵を結び、長い年月が過ぎていく。 ************ とても素敵な曲です それがお客様に伝わるよう 一生懸命、心を込めて演奏します よろしかったら、ぜひいらして下さいませ 切符¥4000です お切符のお申し込みは このブログの「ゲストブック」「メッセージ」まで ご連絡くださいませ。 ************ 四季山姥のほか 女子合同演奏「官女」にも出させて頂きます 官女については また近日アップします |

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