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もぐらのもぐちゃん2
今日はもぐちゃんは学校から帰ってから遊びに出掛けました。
といっても特に行く約束などは交わしていないので
どこに行こうかなぁってぶらぶらお散歩です。
と、歩いていると前の方で突然天井が崩れてきました。
もぐちゃんはびっくりして固まってしまいました。
「うわ〜びっくりした」
うん。口に出したら少し落ち着きました。
恐る恐る近づいてみると
黄色くてふわふわしてまぁるくて
もぐちゃんより少し小さいものが土をかぶって落ちています。
きっと上から落ちて来てしまったのでしょう。
おや、もぞもぞ動いています。
もぐちゃんが見ていると
全身をぶるるっと震わせて
土を落とし
目をぱちくり。
きょろきょろ周りを見渡して
ショックを受けたように固まりました。
みるみるうちに目に涙がたまってきて
あっという間に
あふれて
今度は頭を振りながら泣いています。
もぐちゃんは
この黄色い子の不安な気持ちが手に取るようにわかって
胸がきゅうんと切なくなりました。
「あの。だいじょうぶ?」
もぐちゃんはそっと声を掛けました。
「痛いところない?」
ひっくひっくしゃくりあげながらそれでも答えようと
「うん。。。い、いきなりおっこちて・・・」
「び、びっくりして。。。。」
「うん。いきなりだもんね。ぼくもびっくりしちゃったよ!」
もぐちゃんも答えます。
「ぼく、もぐらのもぐちゃんだよ」
「あたし、ぴーちゃん」
黄色いくちばしを開いてぴーちゃんも答えます。
「どうしよう・・・」また涙でうるうる
「だいじょうぶだよ。上までトンネルを掘って出られるから。」
もぐちゃんはなんだかやるきがすっごく出て来て
あっという間に上までの道を掘り進めました。
上に開いた出口から外にでるとき
ぴーちゃんは振り返って
「もぐちゃん、ありがとう」
やっと笑顔を見ることができました。
「ぴーちゃん、気をつけて帰ってね。」
もぐちゃんはしばらく帰っていくぴーちゃんを見送ると
自分もおうちに帰ろうとおもいました。
今日はおしまい
今日のお話は
もぐちゃんが歩いていると上が崩れてぴーちゃんが落ちてくる
困っている子がいたら
こう言って欲しいとかこんな風に助けられるといいなって思った事をもぐちゃんに言わせて
手伝った後無事に帰るというお話です。
この黄色いぴーちゃんはなんだと思う?って
なぞなぞも入れて楽しんでみてください。
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おはなし
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もぐらのもぐちゃん 1
もぐらのもぐちゃんは今日もせっせとトンネルを掘っています。
「今日は遠くまで頑張ろうかな」
もぐちゃんはおうちからずいぶん離れたところまでやってきました。
「ここはどこだろう?」
もぐちゃんがひょこっと顔を出して辺りをうかがうと
大きなおうちの中から男の子が出てくるところでした
男の子は元気いっぱいに駆け出します
「ゆ〜くぅ〜ん、危ないから飛び出しちゃだめよ〜」
女の人の声がします。
「はぁ〜い」男の子は答えます。
あの男の子はゆうくんっていうんだろうな。と
もぐちゃんは男の子を見ました。
すぐに女のひとが出てきました。
どうやらその子のママのようです。
二人は手をつないでそのままどこかに出かけてしまいました。
もぐちゃんはその日は家に戻りました
次の日もぐちゃんはまた遠くまで行ってみようと
昨日のようにしばらく進んでひょこっと顔をのぞかせてみました。
今日来た場所は広い場所でした。
あ。遠くの方で土煙をあげて子供たちが走っているみたいです
集団のかたまりでうろうろ移動してると思ったら
なんだか足元に白と黒のボールがあって
それをみんなで取り合っているみたいです。
あっ!危ない!!こっちにボールが飛んできました。
それと同時にどどどっと子供たちも走ってきます。
もぐちゃんは「ひっ」と言って穴に隠れました
もぐちゃんがまたこっそりうかがうと
今度は違う方向に行ったみたい
おや、一人の子が転んでしまいました。
もぐちゃんの目の前です。
あれぇ、どこかで見たことのある男の子です。
「ゆうくん、大丈夫?」
周りの子の声に
あっ!昨日の子だぁ!ともぐちゃんは驚きました。
だって上で見かけた人を他でも見るなんて初めてです。
その男の子ゆうくんは
声を掛けてくれた子に「うんっ」と元気よく返事をして
すぐに立ち上がって駆け出して行きました
「ゆうく〜ん がんばれ〜」
もぐちゃんはこっそり声を掛けるとまた家に戻っていくのでした。
今日はおしまい
うちでは子供に毎晩本を読んであげていました。
小さい頃は欠かさずです。
昔話やイソップ物語やいろいろです。
でも、ある晩もぐらのもぐちゃんを登場させたら
ゆうくんがすっごくすっごく気に入って
もぐらちゃんのお話ばかりせがむんです。
最近は本は読まずにもぐらのおはなしを作って聞かせています。(けっこうしんどいです)
せっかくなのでもぐちゃんの記録を作ろうかと
新しく書庫を作りました。
みなさんもお子さんの名前をゆうくんにあてはめてお話してみてはいかがでしょう?
けっこう新鮮ですよ。
モグラの視力がほとんどないことや顔を出すなんて実際にはしない事には目をつむってくださいね。
まず、家から出る処をもぐらが見かけるんです。
そのあとお子さんが何か頑張ってる場面をまたもぐらが目撃する
それをもぐらが応援しておしまいです。
うぅ〜次のもぐちゃんのお話をアップできるのはいつか・・・
わかりませんが、気長に・・・
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