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ウンター・デン・リンデン通りを・・ブランデン・ブルグ門を後にして・・右側のレストランに入った・・何とか男爵の居住後だというレストラン。
ウエイトレスが入り口で洋服掛けをさして何か言う・・ここへ掛けろということは分かるが・・何を掛けるのだ?
スーツ姿で帽子もないしコートも無い・・とそのウエイトレスは僕の革のブレザーを脱げというのだ!!
黒革の背広のブレザーを・・・脱いで洋服掛に掛ける・・ネクタイをという・・いえーー困った・・シャツにノウタイにジーパンだ。
相棒がこれをと黒い細いネクタイを出した・・如何したわけか相棒が一本持っていた・・それをして2階のレストランに上がる。
ジーパンに白シャツに黒のネクタイ・・実に変な姿だ。
相棒はツイードのグレイに少し赤い茶色の混じったスーツに・・なんだかの・・ドタグツで着たきりすずめだが・・・本当は・・その靴もスーツも確かなブランド物なのだが・・少し背を丸めて・・でれーッとして・・どたどた歩く・・一向にブランド物を着ていても・・しまりがないのだが。
少し色黒でギョロメだから・・どちらかというと日本人離れした顔を立ちではある・・マーレシアで夜る一人でふらついて帰ってきたら・・ホテルに入れてくれなかったという・・次の日にぼやいていた事があった。
ついでに・・インドで酒を飲んで人気の消えた町をフラフフら歩いていたら・・相棒は暗く閉じた店に向かって・・たちしょんべんを始めた・・と物陰からその店のガードマンが現れて・・銃で向こう行けとどやされ・・しょんべんをしながら・・相棒はトンで逃げた・・銃を突きつけられたのも初めてなら・・しょんべんをしながらはしったのも・・・・。
ついでにもう一つ・・・ロスの・・メインストリートで・・僕が車を転がし・・相棒がいい女を見つけて・・交渉に行き・・交渉してる最中・・女が飛んで逃げた・・・相棒の後ろにでかい警官が近づいてきたのだ・・相棒は振り向いてびっくり・・う・ろ・う・ろ・・人ごみに隠れようにも・・・警官に丸見えだ・・。
警官はそ知らぬ顔で・・相棒の脇を通り過ぎた。
たぶん客はお咎めなしなのかも。
広いダイニングに・・14〜15脚のテーブル・・窓は開け放されて明るく・・清潔で決まっている。
ボーイがメニューを持って・・・炭酸水(炭酸水ではないのだろうがどうも少し泡が出る妙な水だ)を置いていく。
ドイツ語は読めない・・ボーイを呼んで説明させる・・それぞれ違うものを頼みビールでチエスト・・。
ボリュームのある料理が2皿運ばれてくる・・小皿の前菜と。
どんな味だ?
いけるよ!!・・・
よし・・半分コしょう・・・。
相棒が料理を分けようと・・フオークで切り始めると・・・・ボーイが飛んできた!!
私がやりますから・・止めてください・・とボーイが手際よく2皿を二つに分けてくれた。
ロスでも同じだったが・・どうも日本人と食べる量が違うようで・・大きすぎる・・で時々相棒とこうしてわけるのだ・・ロスのときは初めから2つに分けてくれとロブスターを頼んだら初めから2皿にしてくれた。
その日の夕方に頼んだスーツは出来上がってきた。
シャツはだぶだぶだった。
ネクタイはもう柄などどうでもよかった。
ガイドブックにも・・東ドイツは・・なんだか見るところも・・気を引くものも無い街だった。
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