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「大日本帝国に戦争をさせた張本人は?」 2000/ 5/29
柳 四 郎
「大日本帝国に戦争をさせた張本人は?」
それは誰の責任でもない・・歴史の流れに過ぎなかったのではないのか?
幕末の思想家の発言は勤王佐幕とその内容は変わりますが、結論として中央集権の富国強兵策へとまとまり、その強兵をもって韓国・台湾を打って一丸となってアジア横行することに決定します。
その時のバックボーンとして何を持って横行するのかが問題になり。ヨーロッパ列強はキリスト教を持って世界を横行し、日本は仏教か、国家神道か、儒教かと議論をしています。
仏教は年寄りや女子供のたわごとで、神道は荒唐無稽だからこんな物を持って立つとひどい目に逢う、儒教以外にはない、と横井小楠は主張していますが、現実には天皇を神として、アジアを横行しました。
結果はご覧のとおりです。列強に植民地にされる恐れがあったので、明治維新を起こしたと言うのは明治以後の評論家の言に過ぎません。
その横行で太平洋戦争まで一貫して突き進んだのです。
横井小楠
長文が入りませんので、飛ばしています。勝海舟、西郷や坂本いや当時はほとんどが何らかの意志を通じ合っていたと思われます、ですから最後の江戸無血開城まで一気に進みます。
戦後多くの人があの戦いの無謀サを書きましたが、なぜそうなったのかは誰も書きませんでした、ABC経済封鎖etcどれも原因ではなく結果論でした。
さかのぼって読むうちに、幕末まで行きました。最後は佐久間も高杉も、 海外雄飛を夢見ました。その結果が第二次大戦だったと思います。
日本は世界の分割競争に最後に乗り出したのです。
アメリカもイギリスも植民地を持ちました、日本はベトナムのフランスをフイリッピンのアメリカを追い出したのです。
原爆2つでそれは終わりました。正義とか不正儀とかの問題ではなく歴史の流れに流されたのだと思います 。
愚かさ無能さを非難するのは簡単です。
破竹の勢いで進撃を続けた天皇の赤子に無能な参謀も無能な将校もいませんでした。戦いやぶれて日が暮れて。その無能さは累々たる死体の上に、白日の下にさらされました。
今バブルが破れて銀行が証券会社がゼネコンがつぶれていきます、日本が破竹の勢いで発展しているときは、すべて有能な経営者でした。
今テレビの前で涙を流し、あるいは手錠をはめられて引き立てられていきます。累々たる失業者の中を、罵詈雑言を浴びせられて。
愚かさ無能さを非難するのは簡単です。ただ歴史に何も学ばなかった罪は自分に降り懸かるだけです。
結果論を繰り返しているのでは?
先に述べましたが、戦後絶えず繰り返し議論されてきた問題です,会田、大岡、司馬多くの人が繰り返していますが結論は出ません、なぜなら結果論をやっているからです。
BC級戦犯の手記を読んでも、上層部の無能を言うばかりです。
朝鮮侵略のいきさつを見ても、まるで虎が子羊を貪り食うごとく食いちぎっています。
明治の元勲である伊東を始めすべて有能な軍人政治家です。
世界分割の歴史は、ポルトガルのエンリケに始まるのでしょう。地球をスペインと2分して貪るように様に食い尽くしました、その最後の分け前をアメリカ、イギリ、スフランスから横取りしようと挑んだのが日本です。
しかし歴史の流れは日本だけに流れたのではありません。すべての列強が植民地を手放しました。これで奴隷解放が終わったのでしよう。
戦争を始めたのは誰か?帝国主義か?
簡単です、穀物の栽培を始めたやつです。蓄えを奪うために戦いは始まったと学者は言っています。
帝国主義をどう定義するか。答えようがありません。
キリストかと思います、マルコポーロが長安にきたときすでに回教寺院があり、異教徒と共存していました、しかしキリストは異教徒を認めず、人間として扱わないところがあります。
ローマ法王が世界を2分して、ポルトガルとスペインに与えてから、世界の分割競争が始まりました。キリスト教徒の列強に伍して日本もニイタカヤマへ登りました。横井小楠がもっとも恐れた神道を持って、キリストと対峙したのです。
私は世界の分割競争に乗り出したキリスト教こそ、その張本人のように最近考えているのです。先ですこし述べましたが、仏教も回教も儒教も支配所有する体制を取りません。
マヤ文明を破壊しインデオを半減以下にさせ(インデオニ関する簡素な報告書)、アフリカ黒人をも半減させたキリストを奉じたヨーロッパ列強の合理主義。(ローマ法王は謝罪の旅に出ましたが。そこに思い至ったのではと考えます)こそ張本人の様に思います。
キリスト教以外で植民地獲得に乗り出したのは日本だけです。
日本はキリストを信じたのではなく。その合理主義を信じたのです。横井小楠が恐れたごとく、日本は合理主義と神道を結び付けました。
しかし恐しいのはこれからです。グローバルスタンダードト名を変えてその怪獣(合理・資本主義)が世界を、闊歩し始めています。
しかもその半分は日本が担っています。
これはご理解いただけるかどうか、そしてどう対処したら良いのか。
先の対戦を始めた愚者の譜系は、そのまま現森総理に受け継がれています。
キリストはもっと根本的だと思います。
ワルシャワのゲットーの前で、ワルシャワ大学の日本語科の学生(ポーランドの)と話したら、ユダヤ人に関して驚くような非常識なことを言いました、「それは教育のせいだ」と言うと、彼女も「そうだ」と答えましたが。
ヒットラーを支持したのはヒットラーの支持者だけではありません、ユダヤ人をガス室に送り込んだのは、キリスト教徒です。
個人の思想が形となって組織は(ヒットラー)意思を決定します。
湾岸戦争のときデイブス・ペクター(TVタレント)は「あいつら(ムスリム)の頭の中は砂が詰まっている!!」と言いましたし、ニクソンはソ連を悪の帝国と呼び。ハルマゲドン即ち・世界終末戦争を叫びました。
その時天皇を神だと信じた殆どの日本人は仏教徒です。
そして軍人も同じで神風を信じ、大空襲のさなか皇居で三種の神器を移そうとした時、神の座に爆弾は落ちないと頑強に反対した人が少なからずいたそうです。
神徒の聖典は古事記です、支離滅裂でおおらかです。これが日本人の原点だと思います。
天皇は責任を取った
閣議の上奏により、天皇は開戦の詔勅を読み。天皇の独断で終戦の詔勅を読み上げた。
腹を切るしきたりのない神は、その抹殺をも予期して、マッカーサーの元に正装をして出向き、私ははどうなっても良い、と国民の救済を申し出た。帝王学のいろはである。
マッカーサーは感激してこれを了とした。戦いの勝ち負けは法律論ではない喧嘩である。勝者がこれを了とすれば終りである。これが多分最後の帝王の戦いだった。
民主主義はこうはいかない。相手の首をとっても終わらない、悲劇だ。鬼畜米英を叫んだ国民はその口の乾かぬまに、ウェルカムマッカーサーと叫び、米軍に装備を支給された軍人は又も、(共産主義から)国を守れと叫んだ。
国民は誰もその戦争責任を追及しなかった。東洋の長老社会は決してそれを最後まで追及しない。
張本人は誰だ
拙論を再確認のため、(失敗の本質ダイヤモンド)を読み返してみました。
やはり東条も山本も、この戦いの目的を理解していません。と言うより目的は初めから無いのです。いくら図上演習をしても負けと出ます。
アメリカに勝つことはできません。それ以降の図上演習はすべて無視して嘘で固めて行きます。それ以降負ける戦いを承知で続けます。
バブル以降の日本人と同じです。嘘を承知で突き進みます。
大日本帝国は滅びたのか?
憲法論争や南京大掠殺ノトピで論じたいのですが、殆どチャットになつていて入れません。
国防論の基本は国を守ることに有ります。
戦争に負けたら国が滅びることを前提に論じられています。
そこで大日本帝国は滅びたのか? 滅びなかったのかが知りたいのです。
日本人の国際感覚
明治末期の政治的に活躍した人たちは、大変な国際感覚を持っています。坂本竜馬など鉄砲買い付けでグラバーと交渉した際など、アメリカの南北戦争が終わり鉄砲があまっているからと値切っています。一般庶民はそうではないと思いますが、それは世界何処でも同じ事で、USアメリカ人などアメリカ人が世界だと信じているぐらいですから。
大陸進出の思想
幕末に西郷、勝の談判で江戸無血開城が有りました。方向が一致していたからできたのです。中央集権、富国強兵、大陸進出、全て予定どおりです。
すぐに西郷の征韓論です、単に思想の問題ではなく着実に実行していきます。
これは一人日本人の考えではないのです。15世紀に始まった世界分割競争の最後の場面です。
最後にその分割競争に乗り出したのが日本です、個々の人間の思惑の問題では有りません。
産業革命が人の思惑を乗り越えて進むのと同じです。
止めることなど不可能です。
もちろん歴史の流れに乗る力の無い国が殆どですが。
自りゃく史観
好きな言葉ではないのですが、敗者の言訳のように聞こえます。
先の大戦でも、共産主義者は絶えず警鐘を鳴らし、刑務所暮らしをしていました。このバルブの崩壊も私は危険を感じ、海部氏が総理の時、大蔵のキャリアに、インフレが収まりデフレの世界で大変なことになるぞ、と酒を飲みながら話しましたが、理解しませんでした。
時の流れを止めることは人の力の及ぶべくも有りませんが。対処することはある程の度知恵が有れば可能だと思います。知恵の無いものがただ嘆くだけ、それが自略史観となるのでしょうか?
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