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平 野 琳人の画廊

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画像の説明

平 野  琳人  

僕の高校からの親友の絵描きです。
僕のHPの画廊にあります。
http://www4.ocn.ne.jp/~r3928/e.htm

これはYahoo!掲示板・・ホーム > 政治 > 軍事 >★くたばれ自衛隊★2001/ 5/ 3

柳 四郎の論の要約です。

http://r3928.fc2web.com/kutabare.htm
ここに詳細↑を貼り付けてあります。

「軍隊のない国に学ぶ」の続きですが「軍隊のない国に学ぶ」のROMが既に消えました・・どなたかお持ちでしたらこコピーを頂けませんか?


日本が侵略されたらどうするのか?

日本は米軍に侵略されたとき。
厚木に降り立った敵将に。
ウェル カム マッカーサーと叫びました!!
あれが毛沢東なら、熱列歓迎 毛沢東!!
スターリンならオチニハラショスターリン!!
と叫んだでしょう。
こう↑言うと冗談に聞こえますがこれが事実です。
フランスに侵攻したヒットラー軍に抵抗らしい抵抗も示さずにフランスは占領されました。
占領軍の指示に従いフランスの治安はフランス警察が維持協力しています・・多くのフランス人もそれに協力しました。
日本も昨日の敵は今日の友の言の通り・・占領した米軍に対して全く抵抗せずに・・全面協力しています。

米軍に協力しただけではなく・・まもなく米軍の指示に従い・・米軍の中古の武器で装備された日本軍が誕生して・・国を守れ!!と叫びました。
国を守るとは?一体何なのか?
誰も疑問に思わなかったのです。この不思議さ!!

さて話は戻りますが、何処の国が日本に侵略してくるというのでしょうか?

中国の脅威を盛んに言う人がありますが・・歴史を無視してはいけません!!
中国は6000年の有史以来1度も日本には攻めてきた事が有りません。
攻めくる確率は殆ど0といえます。
可能性の無い事は考える必要はありません。

枝葉末節論で中国(元)が攻めてきたことが有るとの反論を聞きます。
元・・モンゴル帝国はモスクワ・イラン・イラクをも含む有史以来の大帝国です・・それが中国をも飲み込み日本にまで攻めてきたのです。その後・・モンゴル帝国は分裂して中国には元として残り・・中国となります。

この前政府は有事法制を通しました!!
小泉総理の説明は「万一万一万一に備える・・・備えあれば憂いなし」です。
万一万一万一=1万の3乗=1京です・・殆ど日本に攻めてくる国はない可能性に備える・・ということです。
小泉総理の説明通り・・「憂い無ければ備えなし」・・が正解です。
新しい防衛大綱で・・それを確認しています・・日本に軍事侵攻してくる可能性の殆ど無いことを前提に・・防衛大綱を改革しました。
この矛盾をどうして誰も論じないのか?
不思議でなりません。


尖閣諸島・竹島・北方4島を守るために軍隊が必要だ。

この議論が多いのですが・・これは軍隊で守れないことは明白で。
尖閣諸島・竹島・北方4島をどのようにして軍隊で守るのですか?
現実に竹島は韓国軍が基地を作り砲口を日本に向けています。
国民は日本軍に竹島奪還を命じますか?
北方4島奪還を命じますか?
尖閣諸島の死守を日本軍に命じますか?

日本の軍隊がそれを命ぜられて動きますか?・・・動きません!!
軍隊に関係のないことです・・これは殆どの人が理解できません・軍隊の用途を全く理解していない・・国民の間違いです。

日本に軍隊があるから攻めてこない。

これは軍事バランス・・抑止力論です。

バランスが取れてるかどうか、なにに依って一体計るのですか?
秤が有りますか?
秤がない以上計りようもありません、
屁理屈に聞こえますが!!
軍事バランスという言葉が既に屁理屈なのです。
現に!!
米ソの軍事バランスによって世界の平和が保たれている。
などと言う屁理屈がありましたが。
ソ連が崩壊して完全にバランスが崩れましたが。
第3大戦は起きていません!!
それまで盛んに言われた軍事バランスに意味が無かった事がこれで、完全に証明されました。
しかし、この単純な事に誰も気が付きません。
相変わらず迷信を信じているのです。
目を覚まして欲しいのです。

現在世界は米軍の軍事力に対抗できる国は全くありません。
完全に今バランスが崩れた状態。
と言えますね。
世界は安定しています。
軍事バランスが取れてもとれなくても何の変化もない。
これが真実です。
バランスに意味は有りません。

ただただ米国民の心の病が世界を恐怖のそこに突き落としています。
日本が先の大戦で振り回した・・絶対国防圏構想を・・今や米国が振り回し・・中東で戦争をしています。
次は朝鮮を叩き潰す予定です。

米軍の巨大な軍事力に拠って世界の軍事バランスが取れている・・という変な人がいましたが・・。
バランスの意味を理解していないようです。

軍事バランスに意味の無いことが「米軍の巨大な軍事力に拠って世界の軍事バランスが取れている」ことによって証明されてもいるのですが。


軍隊を持っていても 攻めてくる必要が有れば攻めてきます。
蒙古襲来は現実です。
日本が軍隊を持っていなかったから攻めてきたのではないのです。
中国が攻めてこなかったのはその必要がないからです。
軍隊を持つもたないに関係なく必要が有れば攻めてきています。
今後も攻める必要は有りませんから攻めてはきません。
攻める必要が起きたら攻めてきます。
ことは単純です。

日本は米国に(真珠湾)攻撃を仕掛けました・・米国の軍事生産力を計算して勝てないことを承知で攻撃をしたのです。
ここには軍事バランスも抑止力も働いてはいません。
当然コスト計算は無視です・・戦うときは冷静な理論など捨てて攻撃します。


追記  05年2月8日
当時は「Yahoo!掲示板」には書き込み容量に制限があり長文が入らないため説明不足のところが多々あり一部書き足しています。


「大日本帝国に戦争をさせた張本人は」に書いたように・・横井小楠は儒教を持って立つべきだと考えました、がしかし現実には横井小楠の最も恐れた荒唐無稽な国家神道を持って日本はアジアを横行して敗戦を迎えます。

明治維新で中央集権国家を作り上げ富国強兵を目指し、アジアを横行すべき目的に向かって突き進んだ新政府が、その権威の拠り所としたのが天皇です。

徳川の権威に代わるべき権威として、天皇はとても国民の認めうる権威を持たなかったのが現実だったと考えるべきでしょう。

明治維新を起こした薩長土肥の政権を担っていたのは、それまで徳川幕府を支持していた武士階級です、彼らは当然のこととして儒教の徒です、だから横井小楠のように国家神道を荒唐無稽として切って捨てています、即ち武士階級は国家神道=天皇の神聖であることなどは信じてはいません。

天皇の権威を借りた政府自身が天皇の権威を認めていません、と言う事は士農工商全てが天皇の権威など認めていなかったということになります。


しかし幕府の権威を倒した明治新政府はその権威の拠り所として天皇の権威を借ざるを得ません。

そのために新政府は天皇の権威を高めるの諸政令を作り国民を教育していきます・・国民に天皇の権威を教えた政権を担う武士階級はそれが単なる方便にすぎないことを充分自覚しての国民教育でしたが・・時とともに政権を担う武士階級(儒教の徒)は政権から消えていきます・・後を継ぐのは国家神道=天皇の神聖であることを教えられて信じた人々であったということです。その後は「神聖にして犯さざるべき天皇主権の権威」を信じた国民と政治家の元に領土拡大へと突き進みます。

横井小楠の心配が的中したのです。司馬遼太郎の「坂之上の雲」に書かれたような偉大な人物像である明治の軍人は全て武士階級(儒教の徒)です。

それ以降の軍人は国家神道=天皇の赤子と変貌していくのです。日清日露の戦役とそれ以降の太平洋戦争との違いを、国家神道と儒教の違いと考えることが出来ます。国家神道と儒教の違いここがここでの大きな問題となるのです。
これはいずれまとめて論じたく思います。

Yahoo!掲示板・・ホーム > 政治 > 軍事 >
「大日本帝国に戦争をさせた張本人は?」 2000/ 5/29

柳  四 郎
「大日本帝国に戦争をさせた張本人は?」

それは誰の責任でもない・・歴史の流れに過ぎなかったのではないのか?
幕末の思想家の発言は勤王佐幕とその内容は変わりますが、結論として中央集権の富国強兵策へとまとまり、その強兵をもって韓国・台湾を打って一丸となってアジア横行することに決定します。
その時のバックボーンとして何を持って横行するのかが問題になり。ヨーロッパ列強はキリスト教を持って世界を横行し、日本は仏教か、国家神道か、儒教かと議論をしています。
仏教は年寄りや女子供のたわごとで、神道は荒唐無稽だからこんな物を持って立つとひどい目に逢う、儒教以外にはない、と横井小楠は主張していますが、現実には天皇を神として、アジアを横行しました。
結果はご覧のとおりです。列強に植民地にされる恐れがあったので、明治維新を起こしたと言うのは明治以後の評論家の言に過ぎません。
その横行で太平洋戦争まで一貫して突き進んだのです。


横井小楠

長文が入りませんので、飛ばしています。勝海舟、西郷や坂本いや当時はほとんどが何らかの意志を通じ合っていたと思われます、ですから最後の江戸無血開城まで一気に進みます。
戦後多くの人があの戦いの無謀サを書きましたが、なぜそうなったのかは誰も書きませんでした、ABC経済封鎖etcどれも原因ではなく結果論でした。
さかのぼって読むうちに、幕末まで行きました。最後は佐久間も高杉も、 海外雄飛を夢見ました。その結果が第二次大戦だったと思います。
日本は世界の分割競争に最後に乗り出したのです。
アメリカもイギリスも植民地を持ちました、日本はベトナムのフランスをフイリッピンのアメリカを追い出したのです。
原爆2つでそれは終わりました。正義とか不正儀とかの問題ではなく歴史の流れに流されたのだと思います 。

愚かさ無能さを非難するのは簡単です。

破竹の勢いで進撃を続けた天皇の赤子に無能な参謀も無能な将校もいませんでした。戦いやぶれて日が暮れて。その無能さは累々たる死体の上に、白日の下にさらされました。
今バブルが破れて銀行が証券会社がゼネコンがつぶれていきます、日本が破竹の勢いで発展しているときは、すべて有能な経営者でした。
今テレビの前で涙を流し、あるいは手錠をはめられて引き立てられていきます。累々たる失業者の中を、罵詈雑言を浴びせられて。
愚かさ無能さを非難するのは簡単です。ただ歴史に何も学ばなかった罪は自分に降り懸かるだけです。

結果論を繰り返しているのでは?

先に述べましたが、戦後絶えず繰り返し議論されてきた問題です,会田、大岡、司馬多くの人が繰り返していますが結論は出ません、なぜなら結果論をやっているからです。
BC級戦犯の手記を読んでも、上層部の無能を言うばかりです。
朝鮮侵略のいきさつを見ても、まるで虎が子羊を貪り食うごとく食いちぎっています。
明治の元勲である伊東を始めすべて有能な軍人政治家です。
世界分割の歴史は、ポルトガルのエンリケに始まるのでしょう。地球をスペインと2分して貪るように様に食い尽くしました、その最後の分け前をアメリカ、イギリ、スフランスから横取りしようと挑んだのが日本です。
しかし歴史の流れは日本だけに流れたのではありません。すべての列強が植民地を手放しました。これで奴隷解放が終わったのでしよう。

戦争を始めたのは誰か?帝国主義か?

簡単です、穀物の栽培を始めたやつです。蓄えを奪うために戦いは始まったと学者は言っています。
帝国主義をどう定義するか。答えようがありません。
キリストかと思います、マルコポーロが長安にきたときすでに回教寺院があり、異教徒と共存していました、しかしキリストは異教徒を認めず、人間として扱わないところがあります。
ローマ法王が世界を2分して、ポルトガルとスペインに与えてから、世界の分割競争が始まりました。キリスト教徒の列強に伍して日本もニイタカヤマへ登りました。横井小楠がもっとも恐れた神道を持って、キリストと対峙したのです。


私は世界の分割競争に乗り出したキリスト教こそ、その張本人のように最近考えているのです。先ですこし述べましたが、仏教も回教も儒教も支配所有する体制を取りません。
マヤ文明を破壊しインデオを半減以下にさせ(インデオニ関する簡素な報告書)、アフリカ黒人をも半減させたキリストを奉じたヨーロッパ列強の合理主義。(ローマ法王は謝罪の旅に出ましたが。そこに思い至ったのではと考えます)こそ張本人の様に思います。
キリスト教以外で植民地獲得に乗り出したのは日本だけです。
日本はキリストを信じたのではなく。その合理主義を信じたのです。横井小楠が恐れたごとく、日本は合理主義と神道を結び付けました。
しかし恐しいのはこれからです。グローバルスタンダードト名を変えてその怪獣(合理・資本主義)が世界を、闊歩し始めています。
しかもその半分は日本が担っています。
これはご理解いただけるかどうか、そしてどう対処したら良いのか。
先の対戦を始めた愚者の譜系は、そのまま現森総理に受け継がれています。

キリストはもっと根本的だと思います。
ワルシャワのゲットーの前で、ワルシャワ大学の日本語科の学生(ポーランドの)と話したら、ユダヤ人に関して驚くような非常識なことを言いました、「それは教育のせいだ」と言うと、彼女も「そうだ」と答えましたが。
ヒットラーを支持したのはヒットラーの支持者だけではありません、ユダヤ人をガス室に送り込んだのは、キリスト教徒です。
個人の思想が形となって組織は(ヒットラー)意思を決定します。
湾岸戦争のときデイブス・ペクター(TVタレント)は「あいつら(ムスリム)の頭の中は砂が詰まっている!!」と言いましたし、ニクソンはソ連を悪の帝国と呼び。ハルマゲドン即ち・世界終末戦争を叫びました。

その時天皇を神だと信じた殆どの日本人は仏教徒です。
そして軍人も同じで神風を信じ、大空襲のさなか皇居で三種の神器を移そうとした時、神の座に爆弾は落ちないと頑強に反対した人が少なからずいたそうです。
神徒の聖典は古事記です、支離滅裂でおおらかです。これが日本人の原点だと思います。

天皇は責任を取った

閣議の上奏により、天皇は開戦の詔勅を読み。天皇の独断で終戦の詔勅を読み上げた。
腹を切るしきたりのない神は、その抹殺をも予期して、マッカーサーの元に正装をして出向き、私ははどうなっても良い、と国民の救済を申し出た。帝王学のいろはである。
マッカーサーは感激してこれを了とした。戦いの勝ち負けは法律論ではない喧嘩である。勝者がこれを了とすれば終りである。これが多分最後の帝王の戦いだった。
民主主義はこうはいかない。相手の首をとっても終わらない、悲劇だ。鬼畜米英を叫んだ国民はその口の乾かぬまに、ウェルカムマッカーサーと叫び、米軍に装備を支給された軍人は又も、(共産主義から)国を守れと叫んだ。
国民は誰もその戦争責任を追及しなかった。東洋の長老社会は決してそれを最後まで追及しない。

張本人は誰だ
拙論を再確認のため、(失敗の本質ダイヤモンド)を読み返してみました。
やはり東条も山本も、この戦いの目的を理解していません。と言うより目的は初めから無いのです。いくら図上演習をしても負けと出ます。
アメリカに勝つことはできません。それ以降の図上演習はすべて無視して嘘で固めて行きます。それ以降負ける戦いを承知で続けます。
バブル以降の日本人と同じです。嘘を承知で突き進みます。

大日本帝国は滅びたのか?
憲法論争や南京大掠殺ノトピで論じたいのですが、殆どチャットになつていて入れません。
国防論の基本は国を守ることに有ります。
戦争に負けたら国が滅びることを前提に論じられています。
そこで大日本帝国は滅びたのか? 滅びなかったのかが知りたいのです。

日本人の国際感覚
明治末期の政治的に活躍した人たちは、大変な国際感覚を持っています。坂本竜馬など鉄砲買い付けでグラバーと交渉した際など、アメリカの南北戦争が終わり鉄砲があまっているからと値切っています。一般庶民はそうではないと思いますが、それは世界何処でも同じ事で、USアメリカ人などアメリカ人が世界だと信じているぐらいですから。

大陸進出の思想
幕末に西郷、勝の談判で江戸無血開城が有りました。方向が一致していたからできたのです。中央集権、富国強兵、大陸進出、全て予定どおりです。
すぐに西郷の征韓論です、単に思想の問題ではなく着実に実行していきます。
これは一人日本人の考えではないのです。15世紀に始まった世界分割競争の最後の場面です。
最後にその分割競争に乗り出したのが日本です、個々の人間の思惑の問題では有りません。
産業革命が人の思惑を乗り越えて進むのと同じです。
止めることなど不可能です。
もちろん歴史の流れに乗る力の無い国が殆どですが。

自りゃく史観
好きな言葉ではないのですが、敗者の言訳のように聞こえます。
先の大戦でも、共産主義者は絶えず警鐘を鳴らし、刑務所暮らしをしていました。このバルブの崩壊も私は危険を感じ、海部氏が総理の時、大蔵のキャリアに、インフレが収まりデフレの世界で大変なことになるぞ、と酒を飲みながら話しましたが、理解しませんでした。
時の流れを止めることは人の力の及ぶべくも有りませんが。対処することはある程の度知恵が有れば可能だと思います。知恵の無いものがただ嘆くだけ、それが自略史観となるのでしょうか?

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序 章

序  章

透き通る初秋の青空に・・2機の零戦が・・
円を描いて飛びながら・・弾装に残った機銃を撃ちつくすと・・
南の空に飛び去った。

1945年9月満州はチチハルの地。

公園のテニスコートのフエンス越しに見える家から、
磨きこんだ黒の長靴を履き、戦闘帽を被り、軍装を整えた軍人が背筋を伸ばして・・一人黒塗りの乗用車に乗り込むと・・北へ走り去った。

ソ連軍が入ってくる!!・・若い女子は危険だから髪を切れ・・との話を聞いた。
2階建て赤レンガの満鉄の社宅の入り口は全て頑丈な木で閉ざされ、小さなくぐり戸が取り付けられた。
2階の私の家の、押入れの厚いレンガの壁に・・隣の家へ人が通れる小さな穴があけられ、6軒続きの2階建て社宅は外を回らず非常の際に行き来できるようになった。
まもなくマンドリン(自動小銃)を抱えたロシア兵が来て、家々を捜査し、戸棚を開け押入れを探し、眼鏡と時計・ライター・カメラなどの金目のものを奪っていった。

ロシア軍が引き上げると、町に自警団が作られ、その自警団が棒の先に磨かれた槍のような穂先を取り付けて、空き缶を試し突している妙な光景を私は町で見た。

やがて・・公園と学校の南に続く果てしない原野の向こうから、八路軍がやってきた。
対峙した町の自警団と八路軍との戦いは夜中じゅう続き、大人たちは屋根の上に登ってその戦いを見ていた。
機銃の音と・・時々砲撃の音が断続的に続き・・馬車の走り回るけたたましい音が夜の闇に響き・・・明け方・・馬車の走り回る音が急に北へと変わると・・自警団は逃走していった。

自警団が逃走の際、日本軍から引き継いだ武器弾薬を焼く爆発音と青い閃光が・・空け行く空に青く光り轟いた。

戦いが終わり晴れ渡る明るい空の下に・・昼近くから始まった八路軍の整然たる入城行進は夕方まで続いた。
それは不思議な光景だった・・まるで乞食の行進だ・・だが・・乞食と違い・・汚れのない・・洗いざらしのさっぱりとした服を着てはいるが・・それはまるで軍隊ではない。誰一人軍服を着ていない・・思い思いの厚手の服装に棍棒をぶら下げてい!!まれに銃を担いでる者がいるが・・殆どが手ぶらで・・歩調も取らずに粛々と歩く・・とても行進とはいえない入城行進・・一体これが軍隊なのか?
小学1年の私の見た不思議な光景だった。
日本軍の戦車やトラックの曳く野砲・・磨きこんだ軍馬に乗る軍刀を下げた将校と・・きりっとした軍服の兵隊。
それとは全く違う八路軍の行進を私は飽きず家の窓から眺めていた。


中学の校長は大和民族の優秀さを絶えず朝礼で訓示した。
子供たちはその校長に大和民族とあだ名をつけた。
鬼畜米英と叫んでいた国民が、厚木に降り立ったマッカーサーを見て・・ウエルカム・マッカーサーと豹変した中で・・大和民族とあだされたその校長は浅黒い顔を振りながら・・子供たちに大和民族の優秀さを説き続けた。

そのころ警察予備隊が出来・・続いて自衛隊へと変っていった。

世の中が落ち着いてきた頃いろんな戦記物が書かれだした・・。
一体誰があんなバカな戦争を始めたのか?
一体アノ戦争はなんだったのか?
私は考え・・戦記物を読み続けただが・・何処にも・・誰もその根本的な原因を書き記したものはなかった。

どの本にも書かれていたのは・・参謀の無能を・・作戦の無謀さを・・大本営の無策無能を罵倒非難した・・結果論ばかり・・あるいは・・もしあの時こうしていたらの・・IF・IF・IF論だった。
答えを見つけられぬまま読み進んで・・幕末に至りその答えを見つけて僕の疑問は氷解した。
幕末の思想家であり歴史を動かした横井小楠・勝海舟の書いたものの中にその答を見出したのだ。

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