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kouheiron001
9 国という概念は、200年しか経たないとの御説ですが、それこそ西欧的な概念による、結論
でしかないでしょう。 中国が国の形態を、作り上げたのは、夏の時代からで、その形態は、
近代に於ける国とほぼ同様の制度を有しておりますし、 ローマが国でなく、何だと仰るので
しょうか、 パクスロマーナは、何を中心に平和を享受できたのでしょうか。その国という
概念について、おおよそ、マキャべりなどの国家論に毒されているとしか思えません。
マキャべりを語るのであれば、孟子の論語による君、臣と言う概念の方が国家を表しております
中国の思想家達が、はるか千年以上前に、国家を論じ法を語っているではないですか。
柳四郎
「それこそ西欧的な概念による」国でこの200年間の世界分割競争が行われました・・・これを僕は否定してるのです。
貴方の言うところの中国の国の概念と・・・現在の西欧的な国概念とは違うと・・僕は考えます。
西欧的な国の概念とは地図上に幾何学的に線を引きます・・・中国やイスラムの国の概念は地域民族による分類です。
全く異なります。
この辺の論は僕もまだしていませんのでもっと進めるべきだと思います。
「ローマが国でなく、」ローマ帝国・・・他民族文化を乗り越えてのローマ帝国を作り上げました・・・
ローマ帝国が崩壊して後イタリアには国家という概念が失われたということです・・・・「それこそ西欧
的な概念による」国の無意味さをイタリア人は現実と理解して・・・1800年代までイタリアに統一国家
を作りませんでした・・必要ないのです。
これこそ先進的なことだと僕は考えます。
この様に又も・・・西欧的な200年の国家概念が今崩壊し始めていると僕は理解します。
どうも中国の史記・春秋などに国家論は出てきません・・・僕の読み落としかも知れませんが。
日本での始めての国家論が風土記でしょう・・・土地土地の概説です・・全く西欧的な国家概念ではありません。
マキャベッの君主論を読んでも国家論などありません・・彼は西欧的な200年の国家概念以前の思考です。
イタリヤが統一国家になる以前の国家論・・・即ち旧国家論者です。
当然はハプスブルグ王朝を見ても今日の西欧的な200年の国家概念などありません。
この辺は僕自身まだこなれた議論ではありませんので大いに論じる必要があるかと思います。
kouheiron001
10、共産主義はいずれ滅ぶのだから・・との論ですが、既に滅んでおります。どこに純粋な共産主義
国家が存在しますか。 ベトナムにしろ、キューバにしろ、10年以上前に私有財産の所有を
認めており、その形態は、限りなく資本主義に近い、社会主義でしょう。中国の同様です。
ベトナム戦争に米国が勝利できなかったのは、世界輿論に負けたからで、もしニクソンでなく
ブッシュであるなら、間違いなく全軍を投じても、占領政策を続行し、早晩ベトナムは、属国化
していたはずです。するか、しないかは大国の恣意であって、弱小国が束になっても、適う
ものでは無いと言うのが現実です。
柳四郎
純粋な共産主義・資本主義・・・この様な試験管論争には僕は意味を見出しません。
イタリア・フランス・英国・北欧諸国は社会主義に近い国家のようです。
日本も戦後は計画経済でした・・・殆ど社会主義・・・腰から上だけの資本主義・・・そう見ます。
この辺はほとんど同意ですね。
「ベトナム戦争に米国が勝利できなかったのは」・・・主義主張を軍隊で如何こうすると言う基本的な間違いに負けたのだと僕は思います。
イラクでも同じことです・・・軍隊でイスラムを打ち砕く・・・不可能なことです。
人は殺せても思想は殺せません・・・思想との戦いを軍隊でやることの無意味さ・・・これが風車と戦うドンキホウテイだというのです。
風車(思想)と戦っての勝ち負けなどどのように判定するのですか?
始皇帝は書物を焼きました・・・しかし焼いても儒教は消えませんでした。
マルクスの資本論を僕は持っています・・・1945年以前は持つだけで獄に繋がれ拷問を受けた本です・・このばかばかしさ・・・を今だに実行してるのが米国大統領です。
「占領政策を続行し、早晩ベトナムは、属国化」・・・出来ません・・・イラクでブッシュは勝利宣言をしました・・・しかし敗北です。
民主主義を認める以上他国の意志を軍隊で砕くことは出来ません・・・民主主義を認める以上軍隊の意味が既に無いのです・・・この基本がどうも理解されないようですね。
イラク軍を駆逐してフセインを追い出してもイラク国民が米国の言うとおりになることはありません・・なぜならイラク国会はイラク人の国会ですから。
どうしてもブッシュが意志を通したいのであればブッシュノがイラクで大統領に立候補する以外にありません・・負けるでしょうが。
ベトナムで米国が勝利しても同じことです・・ベトナム人の選出したベトナム国会が米国の言うとおりにはなりません・・・米国の意思は押し付けられないのです。
米国の意志を通すための戦争で・・・勝っても負けても・・米国の意思を通すことは出来ないのです。
軍隊で勝つ意味が無いのです・・・勝つ意味の無い軍隊をどうして必要とするのでしょうか?
侵攻されても侵攻軍の意思など国民が無視できる以上・・・軍隊で国を守る意味が無いことがこれで明白です。
この辺が貴方と全く考え方の違うところですね。
kouheiron001
11、世界は対立していない、と随分と楽観されている事に驚きます。アフリカの国境紛争、民族紛争
南米の国境紛争、アジアに於いても、小国同士のその手の紛争は、多発しております。
この全てが、些細な国益重視政策の延長線上にあります。 それでなければ、ASEANなど
必要がないでしょう、国連で充分です。 つまり国益のぶつかる所に必ず、紛争が生じるのです
この国益重視政策を、大国から見直す事で、小国が追随するでしょうが、大国そのものが、いまだ
この政策を高々と掲げて、闊歩している状況で、対立の無い、あるいは少ない世界など、
夢物語です。 対立がさほど起こっていないとの、主張は、楽観しすぎです。
柳四郎
この辺は対立をどう捉えるのか・・ということです。
貴方の言うところの対立は・・既に述べたように僕の国連軍で平定できる範疇です。
それ以外に方法があるのならぜひお聞かせください。
kouheiron001
時間が取れないので、充分に論証できませんでしたが、要約すると、現段階では、国連軍が、機能できな
い可能性が高く、基本的に国際法の強制力や国連総会の決議に安全保証の権限を持たなければ、
国連軍そのものが画餅と化します。 貴兄の論は、確かに究極の目標ではありましょうが、現段階では
国連を過大評価しすぎです。 イラク戦争すら止められず、国連総会の決議で何度となく、警告されて
いるイスラエルを随わせることすら、出来ないのですよ。 今の国連では、どうしようも無いと言う
状況を、もう少し認識されて、具体的な方法論を述べられた方が、説得力を増すと思います。
以上、この点について、意見を述べました。
柳四郎
国際法の強制力はそれを認める国だけの範囲です・・ICCですら米国も日本もまだです。
国連軍が機能できるのも当然国連軍編入した国家のみです・・・全ては任意なのです。
しかし考えて御覧なさい・・イラクが僕のいう国連軍に編入してきたら・・米国はイラク侵攻できません。
イラン・朝鮮と米国の対立も同じことです・両国が国連軍編入をしてきたら米国は侵攻できません。
イラク・イラン・朝鮮が国連軍に編入したと同時に核その他の兵器は無くなります・・米国の侵攻理由が消えます。
日本が第一歩を踏み出せば世界が動きます。
既にそのときが来ています。
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