マルキシズムをやさしく教えてくだ

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マルキシズムをやさしく教えてください
http://r3928.fc2web.com/marukusu.htm
本文は↑ここにあります文字も大きく読みやすいです。

↓下はソ連崩壊前の紀行文を書いています。



x48y26yi =riyushiro

マルちゃんの理想郷 2000/ 8/26 メッセージ: 214 投稿者: Uresuji
エデンの園は、実はソヴィエトにあったそうです。
何もないのに人々はそこを”天国”と呼んでいました。
これは mitsukata さんの 1 に対する返信です


エデンの園 2000/ 9/ 2 メッセージ: 232 投稿者: riyushiro (61歳/男性/jp)
#214>エデンの園は、実はソビエトに有ったそうです。何も無いのに人々はそこを”天国”と呼んでいました>

何も知らない無知な人々はそこを地獄と呼ぶそうです。

riyushiro
ゾビエト崩壊の前年、共産主義がなくなる前に見ておきたく、モスクワへ行きました。

日本では・・テレビ各局が・・盛んにモスクワの国営市場のパン屋、肉屋その他の店先を放映していましたが、全く品物は有りません。
その後ろの闇市には商品があふれていましたが、テレビのスタッフはそれを決して取材しません、取材の目的が違うからです=(いかに共産主義が貧困であるかを説明するための放送ですから)物資のあふれた裏の市場は決して写さないのです。

国営市場のパンがすぐ後ろの闇市では倍の値段で売られているのです、国営市場の品物は店頭に並ぶとすぐ売り切れです。
当然の話です。誰でも有るだけ買えば裏の市場で倍に売れてもうかるのですから。

カメラは家庭に入り冷蔵庫を開けさせました。7割がたつまった冷蔵庫を見せて、「この人たちはこの冬どうしてすごすのでしょう」とアナウンサーは絶叫しました。

4ヶ月分の食料が冷蔵庫一つに入るとでも言うのでしょうか、また極寒の地の冷蔵庫の使い方は全く違うのが理解できないのです。

冷蔵庫はこの地では保温の為に使うので。冷凍するのなら外へ出せば良いのですわざわざ冷やさなくても外は零下です。

テレビでシルクロードを流していましたがそのバザールには肉も野菜も果物もあふれていました。シルクロードの8割は共産圏です、解説者は共産圏のゆたかさを決して解説しません、しかしテレビの画面は正直です、が無知な人々にはこれが共産主義の国だと理解できません。

URESUJIさんのような無知な人々はこれを何も無い地獄だと信じたのです

これは Uresuji さんの 214 に対する返信です




ソ連崩壊でマルクス史観が崩壊した・・マルクスの果たした役割は何なのか?
意味がなかったのか?

1990年・・ソ連崩壊の兆しが見えたとき・・消え行く共産主義社会を見ておきたくてソ連・ポーランド・東ドイツ・チエコを歩いてみた。


いつもの様に相棒の油谷と二人飛行機とホテルの手配だけしてモスクワへと飛び立った。


窓から見えるタイガ・・白い永遠の大地・・

何もない・・白い広がり・・ただ・ただ何もない・・白い広がり・・

この白い大地を・・・何時間飛び続けただろう!

罪と罰・・シベリアの大地に流された流刑囚の群れ・・・

・・シベリアの大地へ送られた・・帰らぬ捕虜の墓標・・・

まばらな白樺が白い大地に延々と続く・・凍結した川の蛇行・・


となりの女性はポーランドのピアノの先生を訪ねる旅と言う。
今は大学でピアノを教えていると言う。
グルドのうなりながら弾くピアノの異様さを話した。

ポーランドで食事でもと誘うと・・
「ワルシャワから遠いので残念ですが・・」
「何処にとまるのですか?」と聞かれホテルを教えて・・分かれた。

暗い空港と暗い巨大なホテル・・まるで大きな駅の待合室のような雑踏の中の・・フロントでキーをもらい部屋へと上がった。
ホテルと言うより・・どこか田舎の事務所のような部屋にベットが有る・・そんな感じだ。

いつものようにベットに転がり移動の疲れを癒してうとうとと眠りについた。
外は既に夜・・腹減ったな・・どちらからともなく起きだして・・何か食べようと・・フロントまで降りた。
予約無しでは食べられないという??
何だ!!
8階に売店があるという・・サンドイッチぐらいあるかと・・覗くと・・小さなカウンターに3〜4人人がいて・・2却ほどのテーブルには誰もすゎっていない。
そこへ座ってビールがあるかと聞くと・・無いという・・サンドイッチも・・ない・ニェット!!??
ワオー・・いつもツアーを使わず2で旅をするが・・共産圏は初めてだ・・飯が食えないのか??
こんな小さな売店だから駄目なのだろう・・地下のバーへ行けば・・と地下まで降りる・・なかなか大きなバーで音楽が流れて人が騒いでる。

ボーイにビールを・・ニエット・・何か食べるものは?ときくとウインドケースのビスケットをさした・・
飲み物は?コーラだという・・なにか?・・缶詰がある・・これは?・・キャピア・・・・
仕方なくコーラを飲みビスケットにキヤピアを乗せてぼそぼそと食べた・・連中は何を飲んで騒いでるのだろう?
キヤピアノまずさ・・空腹の食べ物ではない・・猫がいる・・ものうそううにそばに来た・・食いきれないキヤピアをビスケットに乗せて床に置くと・・鼻でにおいをかいで・・そのまま通り過ぎた。

3〜4人のミニスカートの女がソフアーに浅くかけて脚を組み・・盛んに物言いたげにちらを見ている・・「だね〜」「だな〜」。
油谷とうなずきあった。

旅先で・・飯が食えない恐怖・・初めてのことだ。



時間を見て続けます。


時計台の下に観光客が集まり・・時計塔を見上げる。

彫像がゆっくりと動き・・鐘を鳴らす・・・時を告げ終わると・・観光客は少し散った。

広場には多くの観光客が行き交い・・たむろしている。

プラハはさすがに観光客が多い。

特にこの広場は素晴らしい、中世期の雰囲気を・・映画のセットのように・・・漂わせている。



柵に腰掛けていた二人の若い日本人の一人が立ち上がるとニコニコ顔で近づいてきて・・。

「円は上がっていますか?」と聞く。

「???」返事のしょうがない・・・。

「一ヶ月ほど・・新聞を見てないので・・」

「分からない・・」・・殆ど円の動きなど気にしていないので・・長期に旅行すると・・円の動きが気になるのだろう・・しかし動いても知れてるのに・・と思うのだが・・彼らにとっては重要なのだろう。

彼は情報を得られず・・すごすごと相棒のところへ帰っていった。
その相棒が軽く頭を下げた。


道に大きな人物の写真を並べている2x3mは有るか・・20枚ほどもあるだろうか?

政治家だな・・と相棒が言う・・見たことも無い顔ばかりだ・・ハベル大統領だ・・作家の・・と相棒・・全く僕には知識が無い。


通り抜けて突き当たりを右に曲がり・・しばらく行くとドボルザークホール(?)の丸い玄関が通りの一角に見える。

ホテルで何かコンサートをやっていないか聞いたら・・分からない・・行て御覧なさい・・と言う。

正面玄関の円形の階段と上の入り口は閉じられて・・人の出入りが無い・・・横へ回ってどこか入り口が無いか探すが・・・・どうも出入り口は他に無い。

また正面へきて・・階段を上がってみる・・人が中にいるようだ・・大きなドアをの左脇に小さなドアーがある・・押すと開いた。

入り口ホールの広いスペースから更に大きな正面階段・・少し上がった右側に中年の男が立っている。

今日のコンサートは?

彼はホールの右の小さな窓をさして・・チケットを買えという。

ウヲ―何かやってる・・チエコフイルだろうか?

窓口でチケットをと言うと・・・ホールの席の一覧表を見せて・・・何処を・・・と?

勝手に・・席が選べるのだ???

前の方の中ごろをさすと・・なにやらザラ紙の様な小さな紙切れに・・数字を鉛筆で書いたチケットくれた。

多分50円ほどだった????。


階段に立つ黒背広でノータイの中年の男にチケットを渡す・・彼は受け取ると・・手でどうぞと階段の上へと・・・。

下のホールに何人かの人が入ってきている。


ホールはさすがに立派だ・・といっても何時ごろのものだろうか・・先の大戦で破壊されていないようにも見える。

木目の美しい床のホールとイスと・・二階席・・日本ではお目にかかれない落ち着きと風格と。

客は50〜60人か?

開演時間は?・・プログラムらしき一枚の紙を渡された・・少しずつ人が入ってくる・・6時半ぐらいだったような気がするのだが・・。

楽器を持った団員が三々五々・・着席して・・調弦を始めた・・・ウオー始まるぞーーわくわくする・・とにかくチエコでチエコフイル?を聞けるかも・・・!!!。

????しかし・・どうも妙だ・・ジーパンのバイオリニストに・・ノータイのチエロに・・・皆実にラフだ・・。


と指揮者が現れて・・・まだ半分も埋まらない客席に・・背を向けて・・指揮棒を振り下ろした!!!

マーラノ交響曲・・・ステージの後ろの二階席で日本人に見えたのだが?中国・韓国人らしい若い女性が現れて下を見下ろし・・立ち聞きしている。

曲が少し進み始めたそのとき・・・一番前の席でトントンと音がして・・曲はとまった・・となにやら大きな声で指示をしている。

指揮者は振り向いて腰を折り・・それを聞いている・・。

そかーー分かった・・これは練習だ・・学生の指揮者の・・・奏者は学生ではないから・・曲の練習ではない・・指揮者の指示ではなく・・前に座った教授が・・指揮者に指示・指導をしてるのだ・・。

とまた演奏が始まり・・しばらくマーラーが・・・。

「これ退屈な曲だから・・・」と・・小声で相棒に話す・・。

とまた手が響いて・・曲は止まった・・・飛ばせ・・と指示をしてるようだ・・こんな長い退屈な曲を聞かされるのか・・と思っていたら・・。

どうはしょったのか・・とにかく曲は終わって・・指揮者は教授に頭を下げて消えた。

と次に・・違う指揮者が・・・その後何をどう聞いたのか・・覚えていないが・・7〜8人が指揮したような記憶がある・・・プログラムにもそのぐらい曲が並んでいたと思う。



既に・・外は真っ暗で赤い街灯が暗く道路を照らしている・・・。

もと来た道の賑やかのところへでると・・明かりが煌々と・・街燈も急に明るくなり・・なにやら店らしきものが・・・。


「日本の方ですか・・?」

上手な日本語でその男は話しかけてきた・・30前後のやせぎすな男だ。

「おーーー日本語が上手だな!」

「何処で習ったの?」・・・「はい自分で勉強して・・」。

「どこかで飯を・・・あそこで何か食えそうだ」明るい建物の中も明るく照らし出された・・マックが有る・・そのほかの店もあるようだ。

夕飯にマックはどうも・・と2階に上がると・・それらしいレストランがある・・やたら明るい開放感のあるそれでいて・・安っぽい新品の店・・・セルフの感じだ。

なにやらピラフのようなものを取り・・ビールで・・・乾・・。

地方の教師をしているという・・休みなのか・・既に職を失ってるのか・・。

「チエコも・・イチバ経済になり・・・。」

「何だ?イチバ経済??そんなこと言うかなあ?・・。」・・「言うよ・・。」相棒がうなずく。

シジョウ経済なら・・市場経済・・イチバ経済と読めないことも無いが妙な語感だ。

日本語の辞書が手に入らないので困ってるという。

何を話したのか殆どお覚えていないが・・既に食べ終わって・・・彼は殆どまだだ・・・おいもう行くよ・・あわてて彼はそれを食べた。

住所を聞いて彼の言う本を贈る約束をして分かれた・・・後で調べたら彼の言う本が2〜3冊見つかった・・彼はよく調べている・・それを送っておいた・・。


時計塔の広場は昼以上の人込みだった・・若者がたむろして・・にぎやかだ・・。

と・・こちらを見ていたジーンズの・・少しお尻の立派な子が笑顔で二人の真ん中に割って入り肩を組んだ・・・何処に・・相棒が何かたどたどしい英語で話す・・。

黒い瞳に・・黒い髪がすそでちじれて・・夜風になびく・・。


とーー僕のジーンズのポケットを盛んに触るのだ・・財布だ!!!

この野郎!!

思わず僕は叫んだ・・・ピックポケットだ・・。

その子はあわてて・・笑いながら消えた・・おい大丈夫か・・あいぼうに聞いた・・被害は無かった。




ウンター・デン・リンデン通りを・・ブランデン・ブルグ門を後にして・・右側のレストランに入った・・何とか男爵の居住後だというレストラン。

ウエイトレスが入り口で洋服掛けをさして何か言う・・ここへ掛けろということは分かるが・・何を掛けるのだ?

スーツ姿で帽子もないしコートも無い・・とそのウエイトレスは僕の革のブレザーを脱げというのだ!!

黒革の背広のブレザーを・・・脱いで洋服掛に掛ける・・ネクタイをという・・いえーー困った・・シャツにノウタイにジーパンだ。

相棒がこれをと黒い細いネクタイを出した・・如何したわけか相棒が一本持っていた・・それをして2階のレストランに上がる。

ジーパンに白シャツに黒のネクタイ・・実に変な姿だ。

相棒はツイードのグレイに少し赤い茶色の混じったスーツに・・なんだかの・・ドタグツで着たきりすずめだが・・・本当は・・その靴もスーツも確かなブランド物なのだが・・少し背を丸めて・・でれーッとして・・どたどた歩く・・一向にブランド物を着ていても・・しまりがないのだが。

少し色黒でギョロメだから・・どちらかというと日本人離れした顔を立ちではある・・マーレシアで夜る一人でふらついて帰ってきたら・・ホテルに入れてくれなかったという・・次の日にぼやいていた事があった。

ついでに・・インドで酒を飲んで人気の消えた町をフラフフら歩いていたら・・相棒は暗く閉じた店に向かって・・たちしょんべんを始めた・・と物陰からその店のガードマンが現れて・・銃で向こう行けとどやされ・・しょんべんをしながら・・相棒はトンで逃げた・・銃を突きつけられたのも初めてなら・・しょんべんをしながらはしったのも・・・・。

ついでにもう一つ・・・ロスの・・メインストリートで・・僕が車を転がし・・相棒がいい女を見つけて・・交渉に行き・・交渉してる最中・・女が飛んで逃げた・・・相棒の後ろにでかい警官が近づいてきたのだ・・相棒は振り向いてびっくり・・う・ろ・う・ろ・・人ごみに隠れようにも・・・警官に丸見えだ・・。
警官はそ知らぬ顔で・・相棒の脇を通り過ぎた。
たぶん客はお咎めなしなのかも。



広いダイニングに・・14〜15脚のテーブル・・窓は開け放されて明るく・・清潔で決まっている。

ボーイがメニューを持って・・・炭酸水(炭酸水ではないのだろうがどうも少し泡が出る妙な水だ)を置いていく。

ドイツ語は読めない・・ボーイを呼んで説明させる・・それぞれ違うものを頼みビールでチエスト・・。

ボリュームのある料理が2皿運ばれてくる・・小皿の前菜と。

どんな味だ?

いけるよ!!・・・

よし・・半分コしょう・・・。

相棒が料理を分けようと・・フオークで切り始めると・・・・ボーイが飛んできた!!

私がやりますから・・止めてください・・とボーイが手際よく2皿を二つに分けてくれた。

ロスでも同じだったが・・どうも日本人と食べる量が違うようで・・大きすぎる・・で時々相棒とこうしてわけるのだ・・ロスのときは初めから2つに分けてくれとロブスターを頼んだら初めから2皿にしてくれた。


その日の夕方に頼んだスーツは出来上がってきた。

シャツはだぶだぶだった。

ネクタイはもう柄などどうでもよかった。

ガイドブックにも・・東ドイツは・・なんだか見るところも・・気を引くものも無い街だった。



洋服やがある!!

店にはスーツがつるされて・・・右手にシャツが・・。

あわてて店に入り・・・カウンタの向こうに並べられてるシャツを見た。

シャツを見せてくれというと・・駄目だという・・どうして見せてくれないのだ・・寸法も分からない・・

仕方がないから適当に2枚ほど頼む。

後で手を通すとどうにもだぶだぶだった・・・小さくてきられないよりはいいのだが。

スーツは股下をはかりカットしてくれるという・・グレーの全く当たり障りのないのを・・少しフラノのようなふっくら

として毛足があるものを頼みカットしてもらう。

靴下と・・パンツ・・を買う。

これでやっと安心した・・相棒から借りた予備の空のバックに旅支度が出来た。

レジのおばあさんは若い子にしごかれながら何とかレジを打ってくれた。



隣の店らしき小さなショウウインドに赤い血のようなルビーのブローチが一つだけ飾られている。

ルビーの赤さにいつも惹かれるのだ・・小さな石が精一杯何か主張している・・赤い石が20〜30個ほどちりば

められたブローチ・・120000?0がいくつ付いていたのだろう?

よく分からないがそんな値段のタグが付いていた・・一体幾らだったのだろう。

多分日本で買う値段の1/?だったのではないだろうか・・・

その後も妙に・・これが気になって頭から離れないのだ。


広い緑の側道を駅へ向かって歩く。

左側にフンボルト大学(だったと思うが)のキャンパス・・それほど広くも見えないが・・市街地の大学だからこんなものなのだろう。

ガイドブックを見ながら歩いたのだが・・今書棚を探しても見当たらない・・どうも正確な・・詳細な名前が今は判らない。

右側の大きな博物館のような建物に入ってみる・・ガラス越しに中がよく見えるのだが・・中には何か分からないモニュメントが置かれていた??・・建物を通り抜けてまた外にある芸術作品なのだろう彫像を横目ににらみながら・・右手の尖塔を高くそびえさせる
教会の脇を通り妙な一角へと入り込んだ。

中世の町並みを再現したのか・・石畳と赤茶色のレンガ造りの建物群がある一角・・できたばかりのこの町は・・観光用のみやげ物や・・僕の知らない・・殆ど知らないのだが・・のブランド物の婦人物のパステルカラーの美しい洋服を並べた店・・ガラスショップと・・路上にテーブルを置いたテラスレストラン・・三々五々観光客らしき人が歩いている。

石畳と赤茶色のレンガ造りの建物群を通り抜けて駅前広場に出る・・TV塔だろう・・金色の丸い球を突き刺して空に伸びている。

公園のような駅前広場に人が行きかう・・と・・人が行きかう中を・・アジア人の20歳前後の黒シャツ黒ズボンの男が4〜5人思い思いに・・通行人に擦り寄って何か話しかけている・・・と立ち止まり次の人を探してはまた擦り寄る・・どうも闇ドル屋らしい。

ベトナム人だろう・・相当労働者としてきているということだから・・しばらく見ていると少し大柄な仲間が来てなにやら彼らに指示をしてるようだ・・アジア人はどうしても欧米人と違い小柄だ・・・とその男は僕に気づくと・・じっと僕を見た・・そして微笑んだ・・そうだ・・やミドルを交換してるんだ・・とでも言うようにうなづいた。

なんだか話が通じてるように感じた・・時々こういうことがある・・何も話さないのに・・話が通じるような気がすることが・・。

僕の勝手な想像かもしれないが・・彼はそう話したような気がした。



桂林で漓江下りをしていたとき・・観光客でいっぱいの船から・・客がお菓子を子供たちに投げた・・テーブルに盛られた菓子を。

川の流れに浸かって・・観光船を見ている子供たちはその菓子を拾いに浅い川の中を走る。

僕は船尾に立ってそれを見ていた・・子供のときにGIがジープから子供にガムを投げて子供が拾いに走る・・そんな記憶を思い出して・・・。

僕くのはす向かいに立った乗務員・・25〜6の男がじっとそれを見ていたかと思うと・・堪りかねたように・・その男は静かに客を制した・・プシーン!!と。

客の・・・白人と日本人・・ざわめきが消えて・・その男を見た。

がっしりしたその男の四角い顔と・・よく光る澄んだ目が・・じっと僕を見つめて・・僕に無言で話しかけた・・貴方は分かってくれるだろう・・と。

確かにそう言った気がした・・僕の勝手な想像かもしれないが。



駅のホームに電車が滑り込んできた・・駅舎に人が流れる・・。

ガードを抜けて少し歩き・・広い十字路を右に曲がる・・・通りに市電が走っている・・・広いがらんとして・・埃っぽい・・誰もいない・・ビルも殆どない・・妙にな静けさの昼下がり・・音のない映像のような街。

相棒と二人なんだか疲れたような気分で引き返した。



確かアジアの古代都市の名前をつけた博物館そう・・ベルガモ。

階段を上がると・・授業なのだろうか・・たくさんの中学・・高校生に混ざって・・博物館に入った・・エジプトの神殿の引き剥がしたのを再構築した・・展示。


展示といえば・・ロンドンの博物館の入った正面の・・ロゼッタストンには驚いた・・まさか本物をと?
説明員の女の人に・・レプリカ?ときたら・・リアルワン・・・!!
本物なのだ・・しかもタッチOK・・・すごい展示物だった。


強烈に乾ききったような展示物・・・どうもそれほど面白くない・・英文の説明はあるが・・専門用語で・・読めない。
知識もない・・相当大きな博物館だ・・上野の博物館には何度も行ったが・・仏像の羅列・・やはり子供にとって面白いものではなかった。
今でも大して面白くはないだろう・・知識のないものに興味はわかない。


相棒が来て今から昼飯を彼女と一緒に食う・・という。

外に出ると・・暑い日差しに子供たちが石の階段と止まった噴水の周りにシャツ一枚で座り込んでいる・・大して面白くないものを見てしらけているのか・・勝手にそう思った。

その娘は今年早稲田を出て就職も決まり・・その自由な時間を使って旅をしているという。
ホテルで会った彼と同じだ・・自由な一人旅だ・・よく会う・・・若者たち・・実に立派だ・・群れないで気ままに世界を一人で歩いている。

相棒は彼女の小さなバッグを持って歩き出した・・・肩を落として。

後で僕も換わってそのバックを持ったが・・まるで鉄の塊でも入っているような重さだった。

こんな重いものもって歩いてるの?
と聞いたら・・はい・・といって笑った。

さっき通り抜けた中世の街へ歩いた・・歩道に机を並べテーブルのレストランのイスに座って穏やかな日差しに照らされて・・。

食べ物はないという!!飲み物・・缶のコーラだけ・・相棒は何か立ち話で店員と話し込んでいる。

石畳の道を渡って向かいの角の窓の下に立ち・・窓を見上げて何かやっている・・と・・なにやら紙に包んで帰ってきた。

ホットドッグしかない・・・・これで我慢してな・・と相棒は彼女に謝った・・せっかく誘ったのに・・食べるものがない。

彼女は・・これからブランデンブルグ門を通って西へ出るとの事。

ホットドッグとコーラの貧弱なランチを終えて・・彼女送ってブランデンブルグ門で別れた。

ブランデンブルグ門の東西両側から自由に人が流れている・・何のチェックもなしに・・・??

フリーなのだ・・一体この壁の意味は何なのだろう・・次の年にこの壁は壊されたのだが・・既にフリーなのだ!!

で相棒と二人・・ブランデンブルグ門を西に出ようとして警官に止められた・・出るのは自由だが戻れないという・・。

それは困るのだすべてホテルに置いたままだから。

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