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iPS細胞:作成技術で長寿に? 米チーム、老化にかかわるテロメア修復
http://mainichi.jp/select/world/news/20100218ddm012040119000c.html
細胞の寿命を決定するテロメアの長さを回復させることに成功した。テロメアは、細胞が分裂して増殖
するときにだんだんと短くなっていって、テロメアがなくなることによって、細胞は分裂能力を失い、や
がて消滅する。細胞の分裂能力がだんだんと弱くなると、細胞組織の新陳代謝が弱くなって、肌や臓器な
どの回復が行なわれにくくなる。そこで、老化現象が起こることになる。がんなんかは、細胞増殖が無限
化して細胞の集合によって形成される組織体が不規則に増加するために起こる。細胞増殖の量や細胞の形
質、結合なんかが遺伝子による調節によって決定されており、その遺伝子も細胞に存在する多くの因子に
よって発現の状態を依存している。そのような微妙なバランスによって、細胞の増殖や形質は決定されて
いる。まあ、だからテロメア自身が人間の本体の寿命を決定しているというわけではなくて、寿命を制限
する一因子として存在するということである。しかし、このテロメアによる細胞の分裂の制限がなくな
り、細胞の分裂が永久的に行なわれるとすれば、120歳といわれる人間の種の寿命を限定しなくてもい
いことになる。だからといって、それだけでは、人間の種の寿命が延びるというわけではなく、ただ仙人
になる可能性だってあることが残されたということである。
そういうところに、仙人になれるという希望がでてくる。
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