平成17年4月6日から平成23年9月6日までのブログ

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 日向の諸地方を旅行すると、たとえば神武天皇生誕の地とつたえられる狭野神社の宮司は、あいにくこのあたりには古墳が少いので、と云って残念がっておったし、また高千穂の町では、この山中には古墳がたくさんあります、この奥の米良にも集団的にあります、と云って威張っていた。とにかく自分の村に古墳があるかないかということが自慢のタネになるという土地風は珍しい。私がそれを訊いたわけではないのに、彼らのお国自慢が自然そこへ行くのである。もっともそれは古来からのことではないらしい。大正初年に日向の古墳群の大調査があって、考古学的に歴史を大修正をするような方法が確立した。その影響が土地の自慢、再評価ということになって、宿の客ひきまでがおらが村の古墳の自慢をすることになったらしいが、しかしその素地は日向古来のものなのだ。たとえば群馬なぞはどんなに古墳の調査が行われてもそんな気風が新しく現れる見込みはないのである。要するに日向は神話の国だ。
 
(『高千穂に冬雨ふれり』 坂口安吾 より )
 
 神武天皇は実在したと考えられる。ただ、古墳時代よりも前に実在したであろうから、日向からはそれに関する古墳は見られない。また晩年は奈良の方に移ってしまっている。ただ、西暦にしていつ頃実在したかがわからない。まだ、律令国家も近代国家もない時代なので、村々の盟主的存在としての王だったのだろう。村々のレベルなので、大袈裟な遺跡は存在しない。神武天皇の末裔が天皇のレベルにまで偉くなったのだから、神武天皇自体の遺跡はいかほどだったろうかと思う。そういうことから、伝説としておくに限る。

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