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オゾン層の破壊は、あまり報道されない。
これは、生命において、非常に危機的状況を生み出す。
生命の誕生は、オゾン層の形成によって、促されたといってもいいからだ。
オゾン層が薄くなると、多量の紫外線がふりそそぐことになる。
ニュースでも、非常に多いとか、きわめて多いとか、言っている。
オゾン層を破壊する物質があるときく。
それは、フロンガスだと言われている。そして、臭化メチルともいわれる。
それはそれでいいのであるが、オゾン(O3)という気体は、酸素分子三つからできていることを知っていなければならない。酸素分子が二つ結合して、酸素(O2)という気体になっている。つまり、オゾンは不安定なのでほおっておくと、オゾン(O3)から酸素(O2)になってしまうのである。
このように、オゾンは酸素になるのだが、大気の中の空気成分には、主に、窒素(N2)、二酸化炭素(CO2)、酸素(O2)がある。窒素はあまり化学変化しないから、関係ない。問題は、二酸化炭素と酸素の関係である。有機物を燃やすと、二酸化炭素が発生する。これが、二酸化炭素の増加の根源である。有機物というものは、炭化水素ともいう。炭素を骨格として、いろいろな化合物がある。石油、プラスチック、ブドウ糖、木材、生物など、さまざまな物質に含まれている。これを燃やすと、一酸化炭素や二酸化炭素ができて、エネルギーを放出する。つまり、熱エネルギーがうまれるのだ。生物が生きるにも、炭水化物や脂肪を使って、ATPにエネルギーを保存して、生きるために使う。このときも、呼吸によって、酸素を消費して、二酸化炭素を吐き出しているのだ。このように、酸素は二酸化炭素になることが多いのである。二酸化炭素が増加すると、酸素が減少するということでもある。では、酸素が減少すると、どうなるのか。普段は、森林が二酸化炭素を吸収して、光合成をして、酸素を放出するという。しかし、森林、特に熱帯雨林の減少や植物プランクトンの減少がおきると、酸素を増加させるよりも、二酸化炭素の増加の方が早くなっていく。つまり、全体的に二酸化炭素の増加がおきることになる。そうなると、酸素の側は、どのようにするかといえば、オゾンを分解して、酸素を増やそうとするのである。フロンとかも原因かもしれないが、大気内の平衡を考えると、オゾンの減少は、二酸化炭素の増加が遠因だといえるかもしれない。だから、オゾン層がだんだんと小さくなって、酸素は一定、二酸化炭素は増加するという現状になっているのではないかと推測するのである。
O2+C→CO2
では、オゾン層を再生して、紫外線を減らすためには、どうしたらいいか。やはり、言われているように、二酸化炭素の増加を防がねばならない。森林を拡大したり、海洋の植物プランクトンを増加させたりしなければならない。植物プランクトンは紫外線によって死滅するので、紫外線に比較的強い赤潮のプランクトンが多く発生するのかもしれない。ちなみに、北半球の植物プランクトンは四割減(六十年間で)だそうだ。植物プランクトンは魚の餌なので、魚の減少につながっている。とにかく、二酸化炭素を減らして、光合成によって酸素を増やし、酸素がオゾンになるようにならなければ、オゾン層の回復には至らない。紫外線が肌をジリジリするので、余計に熱さを感じるのだろう。なんにしても、植物の光合成しか、地球を救う手立てが無い。これは、空想なんだが、このまま、地球温暖化で、大気が熱せられた場合、大気が膨張し続けて、熱圏を収縮して、そのまま地上の重力外に大気が放出されるということが考えられる。火星を想像してくれたらいい。まあ、熱膨張によって、大気がどれくらい膨れるのかを計算しなければわからないことなんだけど、NASAの発表(熱圏収縮)は気になるところだ。そのようにならないように、光合成を増加させることが、地球温暖化を防ぐためにできる有効な手段なのである。しかし、これはあくまでも推論の部分も多いと言わねばならないところが科学の厄介なところでもある。まあ、植物が重要であるということだけは絶対であろう。
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