平成17年4月6日から平成23年9月6日までのブログ

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説気 山下語 27

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 気と気との親和、協応、交錯、背反、掊搏、相生、忤逆、掩蔽などの種々の状、一気の生、少、壮、老、衰、死などの種々の態、一日の人の気、一日の時の気、一節乃至一年、十年、百年、千年、万年、万々年の気、一人の気、一交友団の気、一階級間の気、一職業団の気、一国の気、一人種の気、一世の気、これらのあるいは短、あるいは長、あるいは小、あるいは大なる気の種々状態を観察し、批判し、導引し、廻転し、洗滌し、鍛冶し、浄濾し、精錬し、而してその微なるは一瞬の懐を快くし、一事の功を成し、一心の安を得るより、その大なるは天下万々年億兆の気をして一団の嘉気たらしむるに至る、これを気の道というのである。

                          (明治四十五年七月)

 (『努力論』 幸田露伴 説気 山下語 より )

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 心象のはいいろはがねから
 あけびのつるはくもにからまり
 のばらのやぶや腐植の湿地
 いちめんのいちめんの諂曲模様
 (正午の管楽よりもしげく
  琥珀のかけらがそそぐとき)
 いかりのにがさまた青さ
 四月の気相のひかりの底を
 唾し はぎしりゆききする
 おれはひとりの修羅なのだ
 (風景はなみだにゆすれ)
 砕ける雲の眼路をかぎり
  れいろうの天の海には
   聖玻璃の風が行き交ひ
    Zypressen 春のいちれつ
     くろぐろと光素を吸えば
      その暗い脚並からは
       天山の雪の稜さへひかるのに
        (かげろふの波と白い偏光)
       まことのことばはうしなはれ
      雲はちぎれてそらをとぶ
     ああかがやきの四月の底を
    はぎしり燃えてゆききする
   おれはひとりの修羅なのだ
   (玉髄の雲がながれて
    どこで啼くその春の鳥)
   日輪青くかげろへば
     修羅は樹林に交響し
      陥りくらむ天の椀から
       雲の魯木の群落が延び
        その枝はかなしくしげり
       すべて二重の風景を 
      喪神の森の梢から
     ひらめいてとびたつからす
     (気層いよいよすみわたり
      ひのきもしんと天に立つころ)
 草地の黄金をすぎてくるもの
 ことなくひとのかたちのもの
 けらをまとひおれを見るその農夫
 ほんたうにおれが見えるのか
 まばゆい気圏の海のそこに
 (かなしみは青々ふかく)
 Zypressen しづかにゆすれ
 鳥はまた青ぞらを截る
 (まことのことばはここになく
  修羅のなみだはつちにふる)

 あたらしくそらに息つけば
 ほの白く肺はちぢまり
 (このからだそらのみぢんにちらばれ)
 いてふのこずゑまたひかり
 Zypressen いよいよ黒く
 雲の火ばなは降りそそぐ

                  二二・四・八

 (『春と修羅』 第一集 宮沢賢治 より )

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