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2010年3月6日 | 2010年3月8日
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陸績、六歳の時、袁術といふ人の所へ行き侍り。袁術陸績がために、菓子に橘をいだせり。 陸績これを三つ取りて、袖に入れて帰るとて、袁術に礼をいたすとて、袂より落せり。 袁術これを見て、「陸績殿は、幼き人に似あはぬこと」と、いひ侍りければ、「あまりに見事なる程に、 家に帰り、母に与へんためなり」と申し侍り。 袁術これを聞きて、幼き心にて、かやうの心づけ、古今稀也と、ほめたるとなり。 さてこそ天下の人、かれが孝行なることを知りたることなり。 (『御伽草子』 二十四孝 より )
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