平成17年4月6日から平成23年9月6日までのブログ

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悪実

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 牛蒡(ごぼう)は細軟砂の地に宜しいとあり。山ごみの雑りたる細砂いか程も深く底まで一色にして、土性よく重くしてつまりたるをよしとす。八幡などの土ごころ是なり。畠を掘りうちにする事、深さ四五尺、糞をかける事多きをよしとす。幾度も打ち返し底まで塊少しもなくすべし。埋糞はわかい草木の枝葉又青松葉を小枝ながら埋めたるは、牛蒡のにおいよく風味ある物なり。さて上を数遍かきならし、うねを作りし、横筋にても又ちらし蒔きにても薄くむらなく蒔いてこえをうち、土を覆う事五分ばかり、凡そたねを一段に一升の積もりにて蒔くを中分とする也。但しきりむし多き畠ならば少しは多く蒔くべし。又種子おほひを灰にして、其の上に土を覆い、上を鍬のひらにてたたき付けおくべし、さて二葉より心葉いづるとひとしく、間引きてむらをなくし、もし一つ穴より二本生えたるを早く抜き去り、一本宛にすべし。芸ぎり細々中をかきあざり、草少しもなくすべし。牛蒡は取り分き草に痛む物なり。
 さて糞は鰯のくさらかし、桶ごえもよし。其の外水糞にても始終たえ間なく用いるべし。冬掘るまでも糞を用いれば、味よく和らかにしてふとし。小さい時は糞に痛むゆえ、葉に少しもかからぬ様にわきよりかけるべし。又云う、牛蒡はうるおいを見て蒔くべし。もし雨なき時ならば、水をそそぎて植えるべし。さてほり取る事は、十二月までも置きたるが根よくふとるものなれど、寒気つよき所か又は跡の地麦をまくか、急用あらば霜月早く掘るべし。
 又牛蒡を作る上田にて、利の多き所は言うに及ばず、よく根入りておそく掘り取るべし。
 同じくいけ置く事、茎葉を其のまま置きながら、大小長短をえり分け、一尺廻り程にたばね、湿気なき所に穴を深くほり、頭の方を上にして穴の中に竪にならべ、葉は外に見える様に入れ、土を覆い置くべし。穴に水入れば損する物なり。自分の料理に用いるはたばねずして埋め置き、用にまかせて端より抜き取るべし。いけたる上よりも肥えたる土を覆い置けば、穴の中にてもやしないとなりて、肥えて牙脆く味もよし。
 (省略)
 又牛蒡を植え置き、茎葉の若きをきりて菜に用いる事韮のごとし。
 又牛蒡大根麻などはいや地を嫌わず。却って旧地をよしとする。毎年同じ所に植えるべし。
 (省略)
 又甚だ太い牛蒡を作る事は、細沙の勝れたる肥え地を掘り打ちにする事、深さ五尺ばかり、埋糞を多くして一畝の畠を塊少しもなき様にして、濃い糞を二三十荷もうち、よく干して晒しおき、其の後も又上下に幾度も打ち返し、細かにかきこなし、寒中さらし、正月に至り寒気和らぎて上を平らかにかきならし、がんぎを一尺あまりに広く切り、たねの中にて大きにてよく実りたるをえりすぐって、灰糞を以て蒔くべし。土を覆う事四五分ばかり、うるおいを得ざれば生じかねるゆえ、雨を見かけて蒔くべし。生えて後ぜんぜん間引きて、一尺に一本ほど置きたるよし。其の外手入替わる事なし。是は取分けこやしをたびたび多く用いるゆえ、葉甚だ肥えて根をつくる事あり。茎葉栄えんとするを、折々ふみ付けおくべし。根のわきを少しほりくぼめ、油かすを入れて土を覆い置きたるは取り分け和らかにして、においもよく牙もろし、うねの中に草少しも置くべからず(又一説には八幡の牛蒡のたねは越前より取り来り用いると云う)。
 
(『農業全書』 四の巻 第六 より )
 
 ゴボウ

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にらは古来名高き物にて賞翫なり。陽起草といって人を補い、温める性のよき菜なり。又一度植えておけば、幾年もそのままほったらかしにしても栄える故、怠り無性なる者の植えるべき物といって、懶人菜とも云うなり。古かぶを分けて植え、又は秋たねを取りおきて春苗として植えるもよし。されども多く栄え茂る物なれば、たねを植えるに及ばず、かぶをわけて植えたるが、しるしすみやかなり。三葱四韮とて、にらは四もとづつ一かぶにして植えると也。植える時、灰ごえにて植え、九、十月又わらの灰を以て二、三寸も覆い、其の上に土を少しかけ置くべし。たねを二月に蒔いて、九月にわけて植え、十月にかくのごとくするなり。韮は上品の菜にて唐人は甚だ賞翫し、常の膳に多く用いるとみえたり。されば都が近い所などは過分に作りて利を得ると也。千畦の韮圃を作りて持ちたる者は、其の人の分限千戸侯と同じといって、一郡もとる大名の富に変らずと史記にもしるし置けり。畦の中を細々熊手にて掻き、古葉ちりあくた等、少しもなくきれいにして水糞をかけ、又時々熟糞或は鶏の糞を置けばよく栄え、年中幾度ともなく刈りて、二十日ばかりにては、本のごとく長くしげる物なり。
 又冬に成りて韮のかぶをおこし、屋のかげなどにならべ置き、馬屋ごえにて培えば、其の暖まりにてながく栄え、風寒にもあはないゆえ、其の葉黄色にして和らかなり。是を韮黄(きうわう)と云うとなり。つねのにらよりはすぐれて賞翫にてめずらしい菜なりとしるしおけり。又にらは少し深く筋をきりて植えるべし。根上にあがる性の物なれば、浅く植えればかならず瘠せるなり。又かぶをわけて植える時、古根のしょうがの如くなりたるを、かきてのくべし。其のまま植えれば、是又やせる物なり。又にらを久しく植え付けにして置きたるは、変じて莧(ひゆ)となる。又葱も変じて韮となる事間間多し。
 
(『農業全書』 四之巻 第二 より )
 
 ニラ

一言

孔子さまの心のように、お釈迦さまの心もわかるといいのに・・・。

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