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日本製品は高級すぎて、買い手がなくなった。
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2010年11月07日
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戦前の話だが、柳田も河上も農政を放棄してしまった。
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そばを種ゆる事、五月に地を耕し、廿日廿五日もして草腐りただれて後、又耕す事二三遍、晴天を見て細かにかき、立秋(七月の節の事也)の前後、たねを下すべし。厚く蒔くべし。薄ければ実少し。大かたはちらし蒔にすべし。灰を合せたるこゑを以てうゆべし。瘠地ならば横筋をせばくきり、糞を多く敷きて、灰や牛馬の糞を以ておほふべし。そばはしほけを好むゆへ、若し塩屋に近き所ならば、塩釜の焦灰、又は其辺りの塩じみたる土を用ひてうゆれば実甚だ多し。又云く、そば地を耕すこと三遍なれば、三重に実がなる物なり。下の二重は黒く、上の一重はいまだ青き時刈り収むべし。残らず上まで黒きを待つべからず。刈しほをそければ実落つる物なり。
又蕎麦を蒔くに必ず雨湿にあはざるやうにすべし。蒔く時雨にあひ、又はしめりたる地に蒔きたるは、いか程こやしを用ひても盛長しがたく、瘠せて実少し。そばを蒔く時、路次にて水汲にあひても其実のりよからずと野俗云ひならはせり。ことの外水湿を忌むとしるべし。
又山畠焼野などに蒔く事あり。山中などは夏土用の中に早く蒔くべし、遅ければ風霜にあひて損ずる事あり。かならず一日も早く蒔くべし。焼野に蒔くにはなたねを入れ、子まきにしたるがよきものなり。そばはあくけの有る物にて、草の根是にあひて痛みかれ土も和らぐゆへ、春になりて蕪菜さかへ実り多し。跡の地和らぎてあら地もこなしよく、彼是利分多し。
又そばと芋とは土地余計ある所ならば、農人ごとに必ず多く作るべし。芋は虫気其外天災にあはぬものにて、水辺又は日当のつよからぬ地にうへて、牛馬糞あくたかれ草などおほひ培ひ置けば、別の手入さのみ入らずして、過分の利を得て殻の不足を助け、上もなき物なり。然るゆへに此二色は必ずかくべからずとしるしをけり。是のみにかぎらず、農人年中段々絶え間なく、時分時分の物を種ゆべし。先夏の終り、秋の初め、そば大根蕪菁(かぶ)、八月になりて蚕豆より大小の麦苑菜に至るまで、うへざる月なければ、又おさめざる月もなし。実を取る物あり、根を取る物あり、葉茎をとる物もあり、次第段々の工夫をろそかにすべからず。其中にもそばはさまで農事の妨共ならずして、手廻しよくうへ合はすれば、過分の利を得るゆへ、唐人も其能を誉めて具さに書き載せたり。蕎麦粉を餅にして蒜(にんにく)と合せ煮て食し、又河漏とてそば切のやうにこしらへ、賞味すると見えたり。又そばは農人飽くほど食すれば力の付く物なり。但脾胃虚寒の人は食すべからず。凡そばは蒔き付くるより取収め食物にこしらゆるまで人手間入らずして、農人の助となる事尤多き物なり。地の余計なき所にては跡の地冬ぶかにあくゆへ、麦を蒔く妨げとなるといへども、糞を多く用意し置きて、麦より前に一毛作りて取るべし。又そばを春蒔きて夏の末実ると農書に見えたり。日本にても試にうへて見るべし。不審(いぶかし)。
猪と同じく食すれば悪疾を生ず。慎むべし。
(『農業全書』 二之巻 第五 より )
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苗を植えたとき(四月下旬)のチコリ
現在(11月初旬)のチコリ
梅雨の時期、雨にやられてただれていたチコリだったがようやく回復し、夏の
暑さにも耐え、最近の寒さにも耐え、丈夫な身体になりました。霜が心配だけど
も、レタスみたいな葉っぱなので、大丈夫だと思う。
本来、暗室で軟白栽培した円錐形の結球した芽を食用にする。早く種子を採
取したいものだ。君しかいないから、枯れないでくれたまえ。
やっぱり二、三年待たないと駄目かな・・・。
本当に植物とのつきあいは暇がかかる。
霧山人
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