平成17年4月6日から平成23年9月6日までのブログ

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文学

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水俣偶成

 吾が郷 固より我れを愛す

 我れも亦た 吾が郷を愛す

 豈に翅だ山水の美のみならんや

 人情 自ずから 醇良

 吾が族 微なりと雖も

 十世 祖澤 長し

 何を以ってか 祖澤に報いん

 努力して国光を發かん

      〈省略)

 (徳富蘇峰 昭和五年 六十八歳の作)

 

『蜘蛛の糸』 芥川龍之介
http:/カンダタは極楽から伸びる蜘蛛の糸を見てとても喜び、「これで地獄から脱出できるばかりか極楽に行けるかもしれない」と考える。そこで蜘蛛の糸をつたって、地獄から何万里も上にある極楽へと上り始めた。ところが糸をつたって上っている途中でふと下を見下ろすと、数限りない地獄の罪人達が自分の下から続いてくる。このままでは糸は重さによって切れて落ちてしまう。カンタダは「この蜘蛛の糸は俺のものだ。お前達は一体誰に聞いて上ってきた。下りろ、下りろ」と喚く。

自分だけが地獄から抜け出そうとするカンダタの無慈悲な心が釈迦には浅ましく思えたのか、次の瞬間蜘蛛の糸が、皮肉にもカンダタのぶら下がっている所から切れてしまう。愚かなカンダタは再びに地獄に堕ちてしまった。
http://www.aozora.gr.jp/cards/000879/files/92_14545.html


自分たちだけ助かろうとして、他人を見捨てたら、自分たちも助からなかったという話だ。
地獄につきおとした本人たちが、「地獄から助けてやるから」といっても、君たちは極楽に行けないよね。もとに戻るだけだからね。何にも変わらないから。吾輩は、地獄に行っただけだからだ。なんで、君たちが極楽に行けるの?入れ替わりやろ。



                            中村為彦

トルストイの『戦争と平和』は、吾輩の思想の原点だ。ピエールが好きだった。

ピエール・ナターシャ夫妻がいいね。橘の君はナターシャ的だよね。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%81%A8%E5%B9%B3%E5%92%8C

中学校のとき、市立図書館から借りて、一冊五百ページはある本、五冊を読破したね。

トルストイが好きなんだよね。大地の上で強く生き続けるロシアの農民の生き様。

つまりね。ノアンの館の精神につながるよね。戦争をするよりも、平和的に田園をつくろう。

他に、『アンナ・カレーニナ』『復活』も読んでいるね。本はいっぱい読んでいるよ。

少年時代は読書好きな少年だった。でも、大学時代で鍛えなおしたのかな。

                                 中村為彦

「かわいそうに、お前さんは私が好きじゃない。不愉快な気持ちや嫌いだということを私に見せてしまわないように、顔を隠しているんだ。そして、私は!お前さんの手を握ることさえできずにいる!森の中で、息子が眠っていたとき、そしてお前さんも眠っていたとき、もう少しでそっとお前さんにキスするところだった。だがね、キスさせてくれってお前さんに言うくらいなら、恥ずかしさのあまり死んでしまうだろうさ。あの夜は、じわじわ苦しめられる人間のようだったさ。あの時以来、毎晩、お前さんの夢を見たよ。ああ!どれほどお前さんにキスしたことだろう、マリ。だが、お前さんの方は、その間、夢も見ずに眠っていたんだ。そして今、私が何を考えているか、知っているかい!もしお前さんが振り向いて、私がお前さんを見ているような目で私を見てくれるなら、そして、お前さんの顔を私の顔に近づけてくれるなら、私は喜びのあまり死んでしまうような気がするよ。だが、お前さんの方はそんなことが起きようものなら、怒りと恥ずかしさで死んでしまうと考えているんだ!」
 ジェルマンは自分が何を言っているかさえわからずに、夢の中にいるように話していた。マリは相変わらず震えていた。だが、彼の方がもっと震えていたので、彼はもうそれに気づかなかった。突然、マリは振り向いた。娘は泣いていた。そして咎めるような様子で彼を見つめた。哀れにも農夫はそれがとどめの一撃だと思った。そして宣告を待たずに立ち上がって出ていこうとしたが、娘が彼を両腕に抱きしめて、押しとどめた。彼の胸に顔を埋めて、泣きじゃくりながら言った。
「ああ!ジェルマンさん、私があなたを好きだってことが見抜けなかったのですね?」

(ジョルジュ・サンド 『魔の沼』 より )

「ジェルマンさん、それじゃ、あなたが私のことをかわいがるって、もう決めているのですか?」とマリが言った。
「お前さんを怒らせることだって、わかってるよ。でも、それは私が悪いんじゃない。もしお前さんが考えを変えてくれれば、どんなにうれしいだろう。だが、私にはそうなる資格がない。私の方を見ておくれ、マリ、私の顔はそんなに恐ろしいかい?」
「いいえ、ジェルマンさん」と娘はにっこりしながら答えた。
「私よりずっときれいです」
「からかわないでおくれ。寛大な気持ちで私を見てほしいよ。まだ髪の毛だって歯だって一本たりとも欠けちゃいないさ。お前さんを好きだと私の目が言っている。だから私の目の中を見ておくれ。ちゃんと書いてあるさ。娘なら誰でもこの字が読めるさ」
 マリはいつもの陽気さで、安心してジェルマンの目の中をのぞきこんだ。それから、突然、顔をそむけて、震えだした。
「ああ!私が怖いんだね」
「まるで私がレ・ゾルモの農場の主人か何かのように見ている。お願いだから、怖がらなくでおくれ。私を苦しめすぎるよ。この私はお前さんにふしだらな言葉などは言いはしないさ。お前さんが嫌がるのに無理にキスしたりしないさ。私に帰ってほしいと思ったら、戸口を指さしさえすればいい。さあ、お前さんの震えが止まるために私は出ていかなきゃいけないかい?」
 マリは農夫に手を差しだしたが、炉の火の方にうつむいた顔を上げようとはせず、一言も言わなかった。
「わかったよ。お前さんは私に同情しているんだね。優しい心の持ち主だからね。私を不幸にして申し訳なく思っているんだ。だがどうやっても私を好きになれないんだね?」
「どうしてそんなことばかり言うのです、ジェルマンさん?」と、とうとうマリが答えた。
「私を泣かせたいのですか?」

(ジョルジュ・サンド 『魔の沼』より)


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