「なんとかなるだろ」 イングランドの田舎に家族居残り

国際化社会。子供らに重要なのは英語なんかでない。大切なのは人間性だ。専門知識があればなお良い。ちゃんと将来を担う若者が育つ社会に

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私の楽しみ方

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趣味というほどではないが、日曜大工をやる。世の中にはいろいろな電動工具を駆使して(あるいは集めて)楽しんでいる方々もいるが、ボクの場合は電動と言えば回転ノコギリとドリルくらい。基本的には手作業だ。お金がないからと言えばそれまでだが、これはこれで十分楽しめる。

つまり、いかに簡単な仕掛けで、あるいは難しい加工なしで、手間をかけず、設計の創意と工夫だけでどれだけの物が作れるかというところに喜びを見出すのだ。だから、キットとかは使わず、すべて素材料から加工する。手間をかけないといったが、これは作業の手間ことで、構想段階や設計段階では時間はかけている。ただし、もって生まれた性格上、せっかちなので見切り発車をして、やりながら修正を加えるというのがほとんだ。なので難題にぶつかり何週間もなやむことも多々あるが。しかし、このうまくいかないところが趣味の楽しみのネタでもあるわけだ。

今までに大きなものから小さいものまでいろいろ作ってきた。一番大きなものは実は一番最初に作ったプレーハウスとよぶ子供の遊び小屋。正確には覚えていないが、高さは3メートル、幅2メートル、奥行き1.5メートルくらいの2階建て。木製。側面の片方に階段、反対側には滑り台がついていた。

さて、この写真のものは一番最新の作品。イギリスに来てから作ったものだ。さてこの作品、何の変哲もない木の箱でバックライトがついているだけ。並んでいるボトルに入った色とりどりの液体はAura-Somaとかいうかみさんの趣味のものでボクの制作とは関係ないので説明は割愛する。というか実はボクはよく知らない。
しかし、この「ただの箱」ほどボクを悩ませたものはかつてなかった。最大の難関と言っていいぐらい。

構造は木の枠にアクリルの板でしきりがあり、背面に蛍光灯が2本入っているだけ。材料がそろったところから、切ったり、穴をあけたり、溝を加工したりと3時間くらいで仮ぐみまで終わった。その段階で実際に蛍光灯を灯して、テストしてみるとあろうことにも前からみると蛍光灯の部分が見えている。これは非常に間抜けな見ばえだ。バックライトとはアクリル板が全般に一様に明るくないといけないのに二本の蛍光灯がうっすら見えている。もちらん、全般に明るくはなっているが。

いろいろ考え、いろんなことを試した。アクリル板を二重にしてみたり、アルミホイルで反射をさせたり、などなど。しかし、どれもこれもうまくいかない。どうすればよいかと途方にくれていると、かみさんがポツリと「近すぎるんじゃないの」と。まったく素人が何をいうかと半分ばかしにして、「そんなことをしてもうまくいくわけないだろう」と言いながら蛍光灯がついている背面の板を2-3センチうしろにずらした。
するとまか不思議なことに、蛍光灯のかげはなくなり、アクリル板が全般に光っているだけである。
「フン」と小馬鹿にしたような溜息がかみさんのほうから聞こえた。

ところでこれで問題の解決方法は分かったが背面板を3センチ後ろにさげるということは、この単純な木の枠の場合、一から作り直しということ。ということで、材料の板をB&Q(こちらにあるホームセンターの店の名前)に買いに走るはめになった。

ちなみに写真で真ん中付近が明るいのはカメラのフラッシュの反射のせい(細かい事にこだわって申し訳ないがどうしても説明しておかないと気がすまないもんで)。

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