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音痴には二種類ある。聞けない音痴と歌えない音痴。聞けない音痴は音階が判断できないのでうまく歌えない。歌えない音痴は聞いたとおりに音が出せない。
結果はどちらも同じだが、聞けない音痴の方が幸せだ。音が外れていると認識していやになることがないから。
ボクは歌えない音痴。歌っていると途中でいやになってくる。音が外れているのはよーくわかるが合わせられない。音痴が歌う歌は自己流だから創作曲となる。
さて、我が家で英語が一番下手なのはボクだ。どうもこれは音痴と関係があるというのがかみさんの説。
うちの15歳の息子の発音はアメリカ訛り。こちら英国に移った最初の2−3ヶ月「英国風」に端正しようとしたが、「なんか変」と言われてあきらめアメリカ訛りでとおしている。
8歳はすっかりなじんで何の因果か不幸にもBrummie accent(ブラミー アクセント=バーミンガムの訛り)を奏でている。
かみさんはどういうわけか人から「アメリカンアクセントね」と時々言われる。
この人は昔からモノマネが結構得意だったから彼女の英語の発音はその延長だ、と思う。
かみさんは横浜出身だが関西弁のボクの母親のまねをすると結構うまい。最初に聞いたときは本人かと思ったくらいだ。ちなみにかみさんは母親に初めて会った時、その関西弁が5割くらいしか理解できなかった。
ボクの英語の発音はというと、アメリカンでも無ければ、当然ブリティッシュでもない。でもジャパニーズでもない変な発音の英語、だそうだ。英語の発音も自己流、創作的だ。
で聞くほうは?
最近家族でLoad of the ringsのDVDを見た。第一話。ちなみにうちには三話までDVDが揃っている。4年くらい前にアメリカで友達から「おもしろいぞ」と言われて買った。その時に見たときは言葉がよくわからず、しかもやたら長いのでいやになった。実は1回見たきりずっとほってあった。
今回4年ぶりでみると結構おもしろい。なぜかせりふもよくわかる。
(追記;Load of the ringsじゃまるで天秤はかりのおもりですね。書いた時気がつかなかった。これはやっぱりLord of the ringsでないとね。つまり指輪たちのの大将)
DVDを見終わって家族に「この英語は何?ブリティッシュ?」と聞くと
「アメリカンじゃないけどブリティッシュともちょっと違うような」
「ホビット(小びと族の名前?)の一人はアイリッシュみたいなイントネーションだったぞ」
「ニュージーランドで撮影したからきっとニュージーランドの訛りがみんなにうつったんだ」
「そんなばかな」
と結論がでない。
15歳の息子の説は「空想的でおとぎ話的な国の雰囲気を作るためにブリティッシュ英語を基にわざと世の中に無い発音にしてある」だと。本当かな?
でも映画の中に英国風の発音が多いことには違いない。英国に住んで慣れた!かな?
やっぱりぼくは耳はいいのだ、発音はできないけど。と自分に言い聞かせた。
15歳の息子はピアノを弾く。8歳はバイオリンを1年前から習いだした。
ちなみにLoad of the ringsのDVDを見た理由は8歳の息子が最近通いはじめた隣町の子供オーケストラでそのテーマソングをやっているから。
かみさんもピアノを弾く、で最近バイオリンを始めた。8歳と同じ先生からバイオリンをならっている。
ボクは小学1年のとき母親に無理やりオルガン教室に送り込まれたが、いやでいやでたまらず続かなかった。だから残念ながら楽器も弾けない。どうしてやめたんだ!
きっとボクに生まれ変わった魂は前に生を受けたときに音楽の神さんに頭からバケツで冷や水をぶっかけたに違いない。 でCan’t carry a tune in a bucketとなってしまった。
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