「なんとかなるだろ」 イングランドの田舎に家族居残り

国際化社会。子供らに重要なのは英語なんかでない。大切なのは人間性だ。専門知識があればなお良い。ちゃんと将来を担う若者が育つ社会に

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金曜日は会社を休んで家族とBathに行ってきた。ここ二週間ほど天気がとてもいい。こんなことは非常に珍しい。
お風呂の語源にもなったこの町Bathは2000年ほど前にローマ人が築いた。イングランド南部にある。うちから車で1時間半。上の息子は「勉強がある」といことで留守番。下の息子と3人ででかけた。

南と言えば、1ヶ月ほど前に更に南にあるExeterという町に所用で出かけた。ここは今は大学を中心とした町だが、大昔には城壁があり、また海外との貿易で栄えたところだ。
ここにはイングランドで一番古い学校の先生を養成する学校がある(名前が思い出せない)。
そこの元校長先生にお会いした。
とても気さくで親切な人だった。ボクみたいなのにわざわざ時間を割いて、町や大学の観光案内までしてくれた。
こういう人と話をするといろいろなことを勉強できるので楽しい。
Exeterはローマ人がBriten島にやってくるよりはるかに前から、地中海との貿易をやっていたらしい。
Briten島では昔から鉄鉱石が産出され、それを船でギリシャやローマに運んでいたそうだ。
Exeterの町を流れるExe川を船は海からExemouthを過ぎ川を上って、川岸の横付けし物資の積み下ろしをする。といことが紀元前から行われていたそうだ。そしてそこを中心に町が出来上がった。
ところでイングランドの南の海岸を地図でみるとかならず"...mouth"という町がある。portmouth, plymouth,exemouthなど。このmouthとは口のことだが、ここでは河口と言う意味だそうだ。これもラテン語から来ているらしい。Exe川の河口にあるからExemouthという地名がついた。
この先生がこんなことを言っていた。
イギリス人の文化は3つ要素からできていると。

ローマ人の律令制と民主主義
アングローサクソン人の自由と愛する気質
ノルマン人の厳格さと規律の尊重

さて、Bathではまず町の真ん中にあるローマ風呂を見学した。入場料を払うと一人一人に解説が録音された昔の携帯電話のような機械が渡される。順路に従って進んでいくと壁にその機械の絵と一緒に番号が書かれていてそれを入力すると音声の解説が聞けるという仕掛けだ。
かみさんは一度行っているのでボクと息子だけで入った。その間かみさんはなんとショッピングだ。
1時間半くらいかけてゆっくりまわる。結構たのしい。
まず、この地には天然の温泉が湧いている。イングランドでは唯一の場所と言っていた。
それをローマ人は温水プール、浴場などを含むレジャーセンターにしたのだ。
しかも、寺院を併設し、神聖な儀式も行う場所でもあったらしい。
しかし、長い間瓦礫の下に埋もれていて、再び日の光をあびたのはほんの200年ほど前だそうだ。

さて、ローマ風呂を堪能するとおなかがすいた。かみさんは「ダイエット中」を宣言して「昼は抜く」と豪語していたので息子とマクドナルドのバーガーを買って川沿いの公園を見渡す場所で食べた。風は少々冷たいが天気が良くて気持ちがいい。
食事が済んでかみさんが「お茶くらい飲みたいわ」ということでぶらぶら歩いて行くと橋の上に店が並んだ一見変わった橋があった。その店の中に非常にこじんまりとしたパン屋兼喫茶がありそこでお茶を飲むのかと思ったらかみさんは「もう我慢できない。Cream teaをお願い」と注文していた。
Cream Teaとはお茶とスコーンにバターやジャムのついたセットメニューのことだ。イングランドではどこでもこの名でとおっている。ということで昼食抜きのダイエットと二時間で終了。
さて、このあとどうするか?ということになった。ボクがどうせならストーンヘンジにでも行ってみるか,と言ってみたがどのくらいの距離かよくわからない。
このテーブルが6つくらいしかない狭い店内にはうちの家族のほかにイギリス人の親子連れ、そしてスペイン語をしゃべる家族がいた。
思い切ってイギリス人の親子連れに「ストーンヘンジって遠いですかね?」と聞いてみた。親切な人だった。1時間以上はかかるし、あの石以外なにもないわよ。観光客と観光バスはいっぱいいるけど。と言われたのでこの計画は断念。
隣のスペイン語をしゃべっていた家族が話に加わってきた。家族かと思ったらメキシコ人とコロンビア人で、今はイギリスに住んでいるらしい。このあたりで散策をするのがいいのでは、ということになった。

お茶のあとは息子とボクは散策、かみさんはなんと「ショッピングの続き」ということで別行動。
何の目当てもなく歩いていると、運河に突き当たった。イングランドにはそこらじゅうに運河がある。
物資を運ぶために200年ほど前に作られたが、その後蒸気機関の発明で鉄道網が発達し、急速に衰退したらしい。今は主に余暇をボートで過ごす人に使われている。
運河にはかならずLockがある。これは水門のことで中米のパナマ運河と同じ要領で高さを変えるためにある。つまり、こうやって船が丘を上るのである。
たまたま出くわしたLockは7メートルくらいの水面差がある。ちょっど船が下から上に上がろうとしていたので見物をすることにした。と、腰を下ろしたとたん、下側の水門を閉じようと大きなレバーを押していたおばさんから「ちょっと手伝ってくれまんせか。重くて動かないの」と頼まれ、息子と手を貸してあげた。
Lockには必ず2つの水門がある。船がしたから上に上がるときは、この二つの水門にはさまれた小さな池にに船を入れ、水門を閉めたあと、上の運河から水栓を開け、その池に水を」流し込み水位を上げる。上の運河と同じ水位になったら今度はそちら側の水門を空けるのだ。
水門のドアはしまっても八の字になっている。八の上が川上になる。こうすると水圧でドアが閉じようとするのできっちりしまる、という仕掛けだ。
行きかうボートはどれもNarrow Boatと呼ばれ、その名のとおり幅は2メートルもない。その代わり長さは17メートル以上もある。中ではキッチンやシャワー・トイレ、ベットもあり人が生活できる。
ここに住んでいる人もいるくらいだ。
1週間とか1ヶ月でのレンタルもできる。

さて、船を見送ったあとは再びBathの町の真ん中に戻ってかみさんと合流。そのあとRoyal Crescentという大きな芝生のある公園に行った。ここで息子とかくれんぼ。他にいい案が浮かばずやむを得ず。
この芝生の広場の横に大きな半円形のアパートのようなビルがある。場所の名前はRoyal Crescentというがいったいあのビルが何か不明。でも住んだら気持ちよさそうな場所だった。

そのあと、町のはずれにある児童公園にもよった。息子は元気いっぱいで疲れをしらない。
案の定、帰りの車では熟睡。

天気さえよければイングランドは気持ちのいい場所がけっこうたくさんある。

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