「なんとかなるだろ」 イングランドの田舎に家族居残り

国際化社会。子供らに重要なのは英語なんかでない。大切なのは人間性だ。専門知識があればなお良い。ちゃんと将来を担う若者が育つ社会に

過去の投稿日別表示

[ リスト | 詳細 ]

全1ページ

[1]

物事はコインの裏と表。いいことと悪いことは底でつながっている。
良く言えば自由で開放的、悪く言えば横着でいい加減
前の「天気さえよければイングランドは、、、」というくだらない記事でイギリス人の自由な性格はアングローサクソン族の継承、と書いた。

さて、アメリカにしばらく住んだことがあるひとなら何人かは気がついたと思うが、あの国は外から見ているのと中身はかなり違う。
自由の国、と言うイメージが強い。確かにある意味ではとても自由だが、思わぬところで自由が制限されている。
ボクは住んで2年ほどして「なんて保守的な人は多い国なんだ」と驚いた。
南部のテキサスに住んでいた、ということだけではない。仕事の都合でミネソタや東海岸から移住してきた人にも保守的な人が結構いる。そういう人はアメリカのことしか興味がない。というか、自分が住んでいる町しか興味がない。
生まれてからまだ「海をみたことがない」という人がいる。
親がそうだから、と息子も農業をやる白人青年たち。
一生をロングアイランド(ニューヨークの近く)で過ごす人たち。

前にも記事にしたがDixi Chicksという歌手グループがロンドン公演で当時のジョージ・W・ブッシュ大統領を馬鹿にする発言をした。これを理由に北テキサスのFMラジオ局が一斉にそのグループの曲を流すのを中止した。これにはさすがに驚いた。「発言の自由の制約だ」との訴えは聞かなかった。

その昔、自由を求めて祖国を後にし、築いた国というアメリカとイギリスの歴史を思うと現実は皮肉だなと思う。

最近、仕事の合い間の昼休みにパブでちょっと飲んでいて英国人の開放的さとアメリカ人の保守性をあらためてて痛感する話を聞いた。
こちらのテレビ番組でTop Gearという車を乗り回して喜んでいる、という番組がある。
我が家はほとんどテレビを見ないので詳しくは知らない。
その番組でアメリカで収録したのがあったそうだ。場所はアラバマ州。
車のボディーにペンキで大きく
"Western is rubbish,"
"Hillary for President"
"Man love rules!"
と書いて走らせていたらしい。

するとあるガソリンスタンドで現地の人に取り囲まれ、石まで投げられたそうだ。
その話をしながら同僚の英国人は「個人の自由を愛し、発言・表現の自由を尊重するイギリスでは絶対にありえない」と豪語していた。本当かどうかは知らないが。
良く言えば自由で開放的、悪く言えば横着でいい加減。

With all the respect

会社での昼飯仲間のJohnには3人の子供がいる。一番上のの女の子は去年大学を卒業していまは見習い弁護士だ。
長い金髪に端正な顔立ちは母親似らしいが透き通るマリンブルーの瞳は父親似とJohnが自慢げに言う。
しかし、父親も「よっぽどの男でないとあれの旦那にはなれん」というくらい気が強いそうだ。
西洋では「金髪娘は知能が足りない」というのがある。この娘さん高校時代に「知能が足りない」と思われるのがいやで髪を黒く染めたそうだ。徹底している。

MBAのクラスでは5−6人でグループを作って共同作業をする事が多い。今期もオペレーション・マネージメントでそれがある。
ボクのグループのメンバーの一人は今期から夜間MBAに入学した見習い弁護士の女性。年は若い。24歳くらいだろう。
背は170センチくらいでスラッとしていてスタイル抜群である。金髪ではないがくりくりとした丸いかわいい目をした美人さんだ。
しかし、性格は強烈。
雑談で話をしていても自分の事を話すのに夢中で人の話を聞かない、というかこちらが話す隙を与えてくれない。
グループ協議でも、自分の意見をぐいぐい押してくる。
頭がいいので理論はばっちりである。
他の人が自分の意見を言い出してもかならず彼女と抗論状態になる。
ボクも何度か「ちょっと見方を変えて、こういうのはどうだろう」と切り出してみたが説明が終わらないうちに切り込まれるので対抗せざるを得なくなり、結局抗論状態になってしまった。
いやー強烈。
今週の火曜日は授業の後半はグループ協議とその発表だった。
言葉どおり「かんかんがくがく」の議論の末なんとかそれなりにまとまった。
そこで「誰が発表を担当するか」ということになった。議論の結果はNick君が自ら進んで黙々と紙に箇条書きにしてくれていた。
そこでこの見習い弁護士のおじょうちゃんが「Nick、あんたが書いたんだからあんたが発表」と一言。他のみんなと本人のNick君が唖然としている状態でそう決まってしまった。
ボクは向かいにいたSharonおねーさんと目を合わせたがお互いに驚きの表情。

この1日前の月曜にもちょっとした事件があった。
月曜にオペレーション・マネージメントの宿題のためにとある企業に、と言ってもじつは学校なのだが、見学に行った。
宿題は「各グループでどんな企業でも法人でもいいから訪ねて行って生産管理(サービス業ならそのサービス提供の運営方法)について話を聞いてきて、生産管理の目標設定、生産計画の管理方法、効率や効果の測定・評価方法についてまとめて発表する」というものだ。
飛び込みで知らない会社に尋ねていく、という手もあるが社会人が生徒である夜間部のわれわれの場合、その必要はない。いろんな意味で融通がきいて、夜に行っても大丈夫で、かついろいろ話が聞けるということでグループの一人であるRachelが働く市内の学校(一応大学である)に行った。
ここはいわゆる職業訓練大学で主にサービス業、レストラン業、旅行業、スポーツ関連の仕事などに関するコースがある。
ひととおり見学を終えて、グループのみんなで今後の方針を話あった。
そのときこの見習い弁護士のおじょうちゃんが
With all the respect
と前置きとして、
「こんなことで学位が取れるなんて私みたいに頑張って大学を卒業した人は馬鹿みたい」という爆弾発言。
ボクは思わず座っていたイスからすべり落ちそうになった。

いやーこの先何か起こるか。今期もまた大変だ。

ところで今期から新しく加わった生徒の中にイスラム系の女性が一人いる。
一度お話してみたいと思っている。
ちなみにボクは別に女性に興味があってMBAをとっているわけではない。一般論としては女性に興味がないわけではないが、、、
その理由は貴重なチャンスだから。
イスラム系の女性と話す機会は宗教上の制約から非常に限られている。もちろん立ち入ったことを話するわけには行かないが、教養上の興味として。
イスラム系の男性はアメリカで何人か一緒に仕事をしているので経験があるが、女性とは全くの未経験。
(ボクはホモではない)

さて、ボクの場合、MBAの宿題は先生以外からもでる。
授業のあとのパブでの「勉強会」でもう一つのクラスの日本人先生の話題になった。
Keith君が「あのしつこい説明の仕方はSwiss Tonyみたいだよな」と言ったらみんなにうけていた。ボクはSwisstonyとは何のことが分からず「それなに?」と聞くと親切なTracyおねーさまが「これ見て勉強して」とyoutubeをEメールで送ってくれた。

http://www.youtube.com/watch?v=1BXIbl2F6gs
ありがとう、おねーさま。この人は気は強いがこういうlaybackなところも合わせもっているのでいい。

ちなみにこの日本人先生、パブではいろんな意味で結構話題にのぼる。意外と人気ものだ。

ところでWith all the respectって日本語になんて訳せばいいのかな?
「こんなことを言ってお気を悪くされても困りますが、敢えて申しますと」くらいでしょうか???

全1ページ

[1]


.
忍者半蔵でござる
忍者半蔵でござる
男性 / 非公開
人気度
Yahoo!ブログヘルプ - ブログ人気度について

スマートフォンで見る

モバイル版Yahoo!ブログにアクセス!

スマートフォン版Yahoo!ブログにアクセス!

1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

過去の記事一覧

よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

ふるさと納税サイト『さとふる』
実質2000円で特産品がお手元に
11/30までキャンペーン実施中!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事