「なんとかなるだろ」 イングランドの田舎に家族居残り

国際化社会。子供らに重要なのは英語なんかでない。大切なのは人間性だ。専門知識があればなお良い。ちゃんと将来を担う若者が育つ社会に

MBAとはなんぞや

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ひとつ分かったぞ

今は消費者主導マーケットの時代なんだ。
つまり、産業全体が一般消費者の趣向・意思とその動向により左右される。
資本主義経済の歴史の中でもこれは実は新しいことなのだ。

資本主義経済の最初は資本家がマーケットを主導していた。これは作ったものを売りつけるビジネスのやり方だ。
これはやがて自由競争原理の元に「よりよいものを作った企業」がそれを売りつけることによりマーケットをリードする時代になった。
そして科学技術の進歩により技術革新がおこり、自由競争原理の上に技術重なりそれがマーケットを台等するようになった。技術の限界がマーケットの限界であったりする。

そして1990年代から今度はさらに消費者である一般大衆がマーケットを主導するという要素の影響力が高まり、今われわれはその傾向が更に加速されている時代の中にいる。

一般大衆がマーケットを主導することの良い面は地球温暖化抑制や不当な労働条件の監視、いわゆる搾取的な産業構造の規制、そして企業の従業員の尊重(これはつまり一般大衆は従業員でもあるから)などこれまでの自由資本主義経済の仕組みでは、扱えなかった課題に向き合える有効な手段が提供されたことだ。

しかし、一方でこのマーケット原理は不安定を増長する。一般大衆のパニック的行動パターンが経済の伸張と停滞の両方の側面にほぼ直接的に影響するようになった。しかも今は世界のマーケットは相互に強結合されていて、経済変動の波及の範囲とその規模はとてつもなく大きい。

2008年にアメリカで起こったサブプライム住宅ローンの崩壊やそれと平行した起こった自動車買い替えニーズ(もともと余剰なニーズ)の停滞に端を発する世界同時進行の不景気はこの消費者主導マーケットの不安定さの顕著な例だ。
今後、これを更に上回る世界経済の乱高下があるだろう。

あきらかに現行の経済制御メカニズムはうまく機能していない。新しい経済の制御方式が必要だ。

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試験もレポートの提出も終わりました。
この4週間、いろいろありまして。

たとえば、レポートを書かなきゃいけない「組織と振る舞い」という授業の話。
4週間くらいまえに先生が「次回はレポートの作成に必要なデータの解析方法をみっちりやるから」という大切な授業の前ふりがありました。しかし、その日は運悪く息子の学校で進路進学説明会。
かみさんに「何の将来性もないあんたの学校の授業と、無限の可能性を秘めた子供の進路進学説明会とでは天秤にもかからないよね」に納得(そのとおりです。)で授業は参加できず。
実は子供の進路進学説明会が終わったのが夜9時少し前、そのまま学校に直行したが、アシスタントのおねさんに「あら半蔵さん、授業は30分前に終り、みなさんかえりましたよ」と言われました。
そのまま帰ろうとしたが「ひょっとしたら」と学校のすぐ近くにあるPubに。
案の定 同じクラスのErinさんとOlli君が食事をしていたので、そのテーブルの横に行って
「10分間の即席 授業レビュー」
を聞かせてもらった。混んでいたのでボクは立ったまま。

会計学では試験の直前の週にあたる先週の授業は「試験に向けての過去問題をみんなでみてみよう」という授業内容。ところがボクは大事な仕事のお客さんとBusiness Dinner。なんせ、かりにも顧客対応の責任者なので欠席するわけにもいかず。授業の方を欠席。

そして試験とレポート提出期限直前の土曜日はなんと下の息子のお誕生会。
我が家に5人の友達を招いていろいろゲームをるという趣向。その日は朝から準備などで大忙し。

といった具合でした。
さすがに日曜日はいつもの公園もあきらめてもらってボクはみっちり勉強。

終わってよかった。でも、結果がちょっと心配。
「組織と振る舞い」のレポートは添付含めて17ページ。本文は2500文字の制限があるので8ページくらい。量が多いので添付部分の読み直しは時間切れでかなり適当になってしまった。

会計学の試験は時間が3時間。それでも足りない。全問は回答できなかったが、時間配分のコントロールはうまくできたので、実力は出せたと思う。それでも「あと15分です」コールがかかってからやった問題は計算に単純エラーを繰る返して、余計に時間がかかった。やっぱりあせるよ、あれは。

とにかく終わってよかった。

続きです。が、このタイトルは内容とずれているような、、、、
というか内容が支離滅裂、、、

「組織と行動」の授業で課題を対応する課題は実は二重課題になっている。
グループで課題に取り組む以外にそれを通じてグループの構成員の人間関係やリーダーシップが時間経過やその途中で起こった事件(別に殺人事件ではないですが)においてどう変化したり形成されたかをこれまた習った理論に基づいて解析し、またそのグループとしての効果・効率の改善策と良好な対人関係の構築策を示せ、というおまけの課題、というか実はアサインメントとしてはこちらの方が点数の重み付けが多い、という二重構造。

やむを得ず、各人の行動、発言を観察する。大学とは実にいやらしいところだ。
モルモット(英語ではguinea pigと言う)がモルモットになっている自分たちを観察して検証をするという手法。

さて、うちのグループのメンバーでAnnaさんという人がいる。まだ若い。25歳と言っていた。
ポーランドから仕事でイングランドに来て1年半くらいの環境工学のエンジニアである。
どういうわけかボクと彼女で一緒にグループ課題のある「章」を担当することになった。
彼女は一生懸命取り組むタイプであるが、かなり空回りしているふしがある。
しゃきしゃきとして活達で、元気はいいし、とてもかわいい娘さんだが、今ひとつ皆とかみ合わない。
彼女が英語がまだあまり上手くないということもあるかも知れないがそればかりではない。
どうも焦点が定まらない、というか課題に対する対応策について理論的に戦略が考えられないようだ。エンジニアの経験がある人でこういう人は珍しい。理系頭の人はどちらかというと現実より理屈が先になる傾向で理屈だけはしっかりしている、というのが普通だ。
彼女は論理的ではない、少なくともボクにはそう見える。ボクはこういうタイプの人は苦手である。別に論理的でない人が苦手という意味でなく、話が四方八方に展開して収集がつかない人が苦手である。ただ単に会話を楽しむとか、一緒に遊ぶのなら気にもならないが、仕事や学校の課題に取り組むパートナーとしてはやりずらい。
しかし、マネージャーとかリーダーとかは「苦手な人」では済まされない。実際、僕自身かなり長い期間いわゆる管理職をしているのである程度わかる。管理職とはすなわち人の管理であり、管理とはすなわちどんな人でも「面倒をみさせていただくこと」である、というのがボクの持論。 このくらい謙虚でないと国際社会の舞台ではやっていけない(ここまで斬新的な考えはイギリスのMBAでも採用されていないがボクはこれこそが最大の効果を出すeffective multi-cultural management方法だと思う)。

ということで、仕事も忙しく、夜間MBAの宿題・課題で大変だというのに課題の一部だと自分を説得してこのAnnaさんにも取り組むことにした。目標はボクら二人が担当する「章」の原稿を彼女に全部書いてもらう。また無茶なことをやろうとしている自分がいる。

実際、無茶だった。
火曜日の夜も授業終了後の9時から1時間以上、教室横のロビーでいろいろ相談をした。水曜も夜に電話で40分ほど、具体的な書く内容とその倫理の展開を話した。

さて、今日の土曜日、全員で担当した章の原稿を持ち寄り、最終の報告書にまとめる日。
果たして彼女はどんな原稿を持ってくるのか?
期待と不安を抱えて集合場所の学校の打ち合わせ部屋に行く。しかし、残念ながら彼女は、うまくまとめることが出来なかったようだ。原稿は半完成。しかも、内容は1週間前のものに少し手が加わった程度。
本人にいわく「どうしていいか分からない」と。

やむを得ず、グループ課題のレポートのその「章」はボクの考えた案となり、少なくともボクにはつまらん内容の「章」となっている。

誤解の無いように。決してボクの書いた原稿がいいわけでもないし、楽々と書いたわけでもない。むしろ、上手くいかないのでここは一か八かの賭けで、彼女の隠れた才能を引き出す作戦にでたが、力及ばず、才能は今のところ埋もれたまま。というのが実情。

ところでこのAnnaさん、見た目はふくよか、かわいい感じなのに意外に神経質なのだ。眠れない夜が多いとも言っているし、「会社で1日中胃が痛かった」という話も時々する。
向上心が旺盛で、逆にうまくいかないと必要以上に自分を責める。
何一つまともに出来ないのに、根拠の無い余裕でのんびりしている半蔵とは大違いだ。

でも今日その理由の一部が分かったような気がする。彼女の話ではお父さんが非常に厳しくかつ彼女にかなりの期待を抱いているそうだ。で、子供のころからお父さんの期待を裏切らないようにいつも自分に鞭打ってやってきたらしい。なるほど。そういうことか。と納得した。もちろんこれが全てではないだろうが。
ひょっとしたらエンジニアをやっているのも彼女本人が本当にやりたいことではないのかも知れない。
また悪い癖で余計なことを考えている。それに第一、おおきなお世話だ。

外国の住んでもこういう風に人と深く交わると人の色々な側面が見えてくる。そして人間としての意外な共通性に驚くとともにほっとする何か安堵感を覚える。不思議だ。
ポーランド人のAnnaさんの場合も「日本で以前どこかで聞いただれかの話」のようにしか聞こえない。

人は見かけによらない

10月は仕事は「顧客対応」だった。
お客さんがうちの会社に来て製品の評価をした。ボクは現場立会い責任者兼担当だった。
月の初めから3週間みっちり。直接対応するのはボクひとり。
年をとって感覚が鈍ったとはいえこれはかなり気を使う仕事だ。
だいたい人がMBAを始めようとすると、こういうことが起こる。人生とは皮肉だ。
3人のうち、ひとりは大柄でサイのような顔のおっさん。第一印象は「いやみたらたらしく執念深いおやじ」。実際話をしてみてもそうだった。
だいたい、挨拶で「ボクが担当です」と言っているのに無視して代わりに顧客マネージメント部門の部長に依頼事項を相談する。過去の問題の話をとくとくと(しかもくどくくどく)する。などなど、、

このおっさんが立会い評価の顧客側の大将。
あとの2人は比較的温和。皆な地元出身のひとばかりだが幸いにもBrummieアクセントの強い人はいなかった。これはほっとした。ボクは普段の同僚の付き合いでスコットランド訛りはある程度理解できるが、「灯台下暗し」でBrummieアクセントはいまだに解読不能状態なのだから。

しかし、このサイ顔のおっさん、付き合っているとなかなか味がある人であることがわかった。
まず、誰にでも分け隔てなく「いやみたらたらしく執念深いおやじ」という態度。つまりそれが彼の自なのだ。
しかも、自分の部下や電話の相手によく
Sorry for being pain in the ass but that is me
と言っていたので自覚もしている。
ようは善しも悪しきも「サイ顔でいやみたらたらしく執念深い」が本人の自然体なのである。
ボクは自然体な人は好きだ。
世に中不思議なもので、悪くないと思い始めしかも毎日、顔を合わせていると「好感」を持ち出す。
そして、こちらが好感を持てば相手にも「以心伝心」で伝わるようだ。
こういう関係をお客さんと作ることはビジネスにとって重要である。

さて、話はがらりと変わってMBA夜間学校の「組織と行動」の授業で課題に悪戦苦闘しているボクの所属する課題対応グループの話。クラス全員が5人づつくらいのグループに分かれて、ある職場の「やる気と能率の改善策を考える」というテーマに取り組んでいる。

おっと、時間がない。
申し訳ないですがこの記事の続きは後で書きます。それでは。

夜のタイヤ倉庫

いずこの国でも、いずれの世代にも、不真面目な輩や特典をabuseする連中はいる。
ボクの大学時代がそうだ。授業にもろくに出ず、試験の前の週になって過去の問題を必死かき集め、一夜漬けでなんとかしのごうとした。そんな勉強は実践では役にたたない。

MBAの夜間部では昼間の職業を持つ人を前提にしているので出席はうるさくない。それぞれ都合でどうしてもでれない日がある。また、授業を録画したビデオやその他の資料が豊富に用意されている。
これを悪用するやからがいる。
木曜の帰りに出会った。駐車場に向かう途中、後ろから声をかけてきて、「俺は授業はでないが、過去問題だけで凌いでいる」と始めた。MBAの夜間部は1年に3回入学する機会がある。1月、4月と10月。
10月が学年のスタートだが、単位習得はすべて学期で完了し、二学期や三学期からでも入学できるようにとりはかられている。あくまでも「意欲のある生徒に機会を与える」のためにだ。
もちろん学校の生徒募集の機会を増やすという、学校運営の都合もあるだろうが。
この声をかけてきたやからは今年の1月からMBAを始めているらしい。ので、いろいろ詳しいのだ。
10月から始めたばかりのボクら(3人)に過去問題をやれば大丈夫と執拗にすすめてくる。
話半分にして早々に退散した。
25年ぶりの学校。今回はまともに取り組んでみたいと思っている。とりあえず今は。

さて、火曜のクラスの「組織と行動」ではグループ課題がある。
5人のグループで「ある職場における従業員のやる気と仕事の効率・品質改善について提案書を作成」というのが課題だ。
グループで相談して一時は助産婦、もしくはお医者さんということになっていた。
しかし、その後方針変更。タイヤ倉庫の従業員を対象にすることに。

ところで助産婦とは日本ではめったに見かけないが、英国ではかなり一般的らしい。
今でも新生児の50%くらいは助産婦さん出産のようだ。たとえ病院での出産でも産婦人科医ではない場合が結構あると。また自宅出産の比率も高いようだ。
ちなみに日本は平成15年の統計では助産婦出産は全体の1%程度。(ところで平成15年っていつ?)

さて、MBA夜間部は授業も授業にかかわる活動も夜だ。
火曜は9時少し前に授業が終了。で、5人のグループは車でタイヤ倉庫に向かった。
そこはメンバーのOli君の勤める会社である。3交代制で夜間シフトの人が仕事をしていた。
Oli君はここの倉庫マネージャで140人の作業員は彼の部下になる。
夜間シフトのリーダーがボクら5人に倉庫の作業を説明してくれた。Oli君の手はずだ。
だだっ広い倉庫に高さ10メートルほどの棚が無数に並ぶ。リフト車がその間を走り周り、注文書に応じてタイヤを集めてまわり出荷所に運搬する。そこでタイヤ配送用の大型トラックに詰め込む。
夜間シフトは夜の10時に出荷があり、トラックは英国のあちこちにある卸先の店の倉庫に朝の4時までに注文品を配送する、ということになっているそうだ。
午前と午後にもそれぞれ一便づつあり、それぞれのシフトの作業員がいる。夜は昼間に比べて扱う数が圧倒的に少ないらしい。
確かに閑散としていた。

このタイヤ倉庫の現場作業員がボクらのグループ課題の対象職場従業員ということだ。
まずは現場見学ということで、「夜の現場」を見せてもらった。
(つづく)

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