「なんとかなるだろ」 イングランドの田舎に家族居残り

国際化社会。子供らに重要なのは英語なんかでない。大切なのは人間性だ。専門知識があればなお良い。ちゃんと将来を担う若者が育つ社会に

日本語の話

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以前マクドナルドを記事にした。アメリカ人にマ・ク・ド・ナ・ル・ド・と言ってごらんというとうまく言えないという話。
元のMcDonaldの発音と「マ・ク・ド・ナ・ル・ド・」は似ても似つかないもの。また、唐突に日本語風に「マ・ク・ド・ナ・ル・ド・」と話しかけるとよっぽどの達人?でないと「?」(キョトン)とされる。しかし、いくら似つかないとはいってもどうして想像すらできないのだろうかとずっと不思議だった。

さてハリーポッターは我が家でも本と映画DVDがかなり揃っている。ボクはこのDVDはしばらく見ていない。イギリス英語で聞き取りにくいところがあり、あまり繰り返して見ようと思わない。きっと何回も見れば慣れるのだろうけど。映画はやっぱりリラックスして楽しみたいので「英語の勉強の為に映画をみる」という気にはなかなかなれない。
子供たちはそういう英語(失礼、ご本家でしたね)も平気のようで「これのどこがわからないの? パパの下手な英語よりはるかにまし」と。そんなの比べるな。こっちは正体不明の英語をあやつる謎の東洋人なのだから。
実は本のほうも2作目と3作目を途中まで読んで放棄状態。子供たちは最終巻までしっかり読んでいる。

さて最新作の「ハリー・ポッターと謎のプリンス」の公開に伴ってYahoo.co.jpニュースで記事があったので読んでみた。
ハリー・ポッターシリーズの場合、英語でしか知らない。そこで固有名がカタカナで書かれたのをみて、少し考えさせられた。

ハリー
ホグワーツ
ヴォルデモート
ダンブル ドア
マルフォイ
ロン
ハーマイオニー
という名前が記事にでてくる。

ハリー これはわかる。
ホグワーツ いきなりびっくり。魔法学校の名前だが、原語の雰囲気とは違う。
ヴォルデモート これも厳しい。かなりの想像力が必要。
ダンブル ドア たしかに、だれのことかわかるが、カタカナにするとこうなるのかと感心。
マルフォイ これは簡単。
ロン これは全く問題ない。
ハーマイオニー これは難題。これではまるで「浜に住む鬼(オニ)ばば?」。原語ではハーモニーのようなかわいい響きなのに!


そもそも邦題の「謎のプリンス」ってのも少し簡素化しすぎでは。原題は「Half-Blood Prince」。これはこのシリーズの最初から時々話題になっていた純血の魔法使いと人間との混血魔法使いの話の延長だと思うが(すいません。今回の話を全く知らないので想像しています。知っている方がいたら教えてください。)、もしそうだとすると「謎のプリンス」に翻訳してしまうとその連想はできない。

確かに「マ・ク・ド・ナ・ル・ド・」という言い方を聞いたことのない人にそれがMcDonaldのことだと想像しろというのは少し難しいかも知れないと思った。

野球の手袋

15歳の上の息子は約1ヶ月におよんだGCSE試験がようやく終わった。これは全国一斉試験で後で大学進学などで非常に重要な意味をもつ大事な試験。ほっとしてそのまま友達と映画Terminator4を見に行ったようだ。
夕食を食っているとその話を聞かされた。Terminatorは第一作を20年くらいまえに日本で見て以来みていないのでさっぱり筋がわからない。

下の息子は夜、バイオリンの練習をしていたが、「うまくできない」と泣きながらボクのところへきて「手伝って」という。かみさんは用事で出かけているのでボクしかいない。
バイオリンはフレットなるものがないので、自分で音を聞きながら音程を合わせ、そしてリズムをとらなければならない。音楽音痴のボクからすると神業の世界だ。
うまくできないのでボクに「ピアノで弾いてほしい」という。うちには安物の電子ピアノがある。
かみさんと上の息子が弾ける。いつもはかみさんが弾いてやるのだ。
一音一音の簡単な楽譜だったのでなんとかやってみたが、バイオリンの練習の役に立ったのか余計に悪くしたのかは不明。
でも本人は満足したらしく「じゃ次はこの曲」と見せた楽譜はおたまじゃくしが密集して並んでいた。
「無理」というと、「とにかくやってみてよ」としつこい。しかし、何からどう手をつけていいかわからない。上の息子に声をかけてみたが「忙しい」と。何が? GCSEも終わったのに。
しかたなく下の息子には「自分でなんとかしろ」と言って「I am not your music department, I am your sports department」と言い訳した。

最近週末公園で遊ぶとき、サッカー以外に野球もやる。公園に行くときはバックパックに野球とサッカーのボール、野球のグローブ2個、バット二本を入れていく。グローブとバットはそれぞれ息子用とボク用だ。
8歳に息子は野球はほとんどやったことがないが筋がいい。投げ方で「まず胸を出し、次にひじ、最後に腕と手首がこうでてくる」とやりながら説明したら、すぐ飲み込めていいボールを投げだした。
キャッチボールのグローブさばきも正面、右横、左横、上、下とグローブの構えを教えたらそれまで受けられなかったのが、様(さま)になった。
打つのは3年くらいまえに教えたことがあるが、ボクが投げてやると結構うまくバットに当ててくる。
構えやスウィングは一応 形になっている。
先週の日曜も午後から公園でさんざん遊んで夕方帰る時、息子はボールとグローブを持って歩きながらキャッチの練習をしていた。
そして「パパ、パパの野球の手袋はどうしたの?」と聞いた。
一瞬「?」と思ったが、あーなるほどと思い「パパの手袋はバックパックにしまってあるよ」と返事をした。

(これを忘れてました)おくればせながら
みなさんhappy new year 今年もよろしくお願いします。

前に外来語の氾濫による日本語の危惧を記事にしたが、決して外来語を拒絶しろ、と言っているわけではない。浸透するのに時間がかかるのでそれまで待たないと「意味不明」の言葉の応酬で人と人の意思の疎通がさっぱりできないことボクは心配している。

さて、そもそも固有の文字を持たない日本語は書き言葉にするために中国の漢字という外来品のお世話になっている。それから1300年以上の間、無数の外来語が「仮滞在」期間を経て日本の市民権を獲得していった。

ところでアメリカとイギリスで生活を経験した我が家では同じ英語でも様々な違いがあることに気づきそれぞれイギリス語、アメリカ語と呼称を変えて区別している。

そもそもボクが思うに○○語(日本語、中国語、イギリス語、アメリカ語、フランス語)とは、その地域あるいは国で一般に使用されるつまり話され、書かれあるいは読まれていて意思の疎通の役割を果たす言葉およびそれを表示する文字・記号の集まりと定義してもよい。
だから、元々の素性(すじょう)はどうでもよいことになる。
しかし、「意思の疎通の役割を果たす」ということが重要なので素性不明でもいいが意味不明なのはだめだ。ただの一時滞在者に過ぎない。もちろん、それらがのちのち日本語にめでたく仲間入りする可能性はある。

さて年末年始に我が家に届いた日本からの年賀状・クリスマスカード類を見てはたと思った。ひょっとしてもはや日本の市民権を獲得したのでは?と。
たいていの日本の年賀状やクリスマスカードには
Happy new year
と書かれている。使われている字はアルファベットで単語も英語だが、ここまで浸透すると立派な日本語と呼べて、永住権を寄与してもバチはあたらない。
もはや彼を日本語と呼ぼう。そうして仲良くやっていこう。しかも、彼はアメリカ、イギリスと日本で三重国籍者だ。先輩にはOKくんとLoveさんがいる。がんばれ Happy new year

言葉にはそれを使って書く、読む、話す以外に大切な役割がある。それは「考える道具」であること。
もし、単純な言葉しか知らなかったら。
たとえば「KEIKOさんが好きだが打ち明けられない。でも是非、思いを伝えたい。彼女もまんざらでもない様子。スポーツの話をする時、彼女は生き生きしていたのできっと好きなんだろう。今度、アメフトの試合でも誘ってみるか。」
自己意思の確認、目標の設定、現状の解析と行動計画の立案、、と複雑なことも言葉を使って考えるから可能。
もし人間、使える言葉が「お腹がすいた」「眠い」「痛い」「暑い」だけでは、複雑な「KEIKOさんをデートに誘う」計画は立てられない。
じつはこの「考える道具」が我が家で子供に「読み聞かせ」を続けている理由の一つ。
もう一つの理由は「読書は楽しい」からだが。
その「読み聞かせ」のせいで二人の息子は本好き。

最近、ボクはMichael Crichtonという作家のフィクションで「Next」というのを読んでいる。英語なのでやたら進行が遅く、もたもた読んでいるがそれでも面白い。この本、15歳の息子から借りた。しかし、内容で驚いている。レイプとか浮気とかでの性的描写がけっこう頻繁にでる。「おもしろいよ」と言っていた息子はどんな気持ちで読んでいたのか、なんとも複雑な気持ち。本題は遺伝子技術にかかわるいろいろな事件がよせ集まっている。で、どういう結論かというと、実は知らない。まだ、6割くらいしか読んでいないので。でも、おもしろい内容であることは確かだ。
実はKen Follettという作家の本を二年くらいまえに2-3冊買って読んだ。これも事件もので面白い。カリフォルニアに人口地震を起こす話とか、第二次大戦中にドイツのスパイがイギリスの「超重要情報」を入手し、それを本国に伝えようとし、イギリスの治安警察がそれを追いかけるとか。が、やっぱり性的描写がけっこうあるので、息子にあげるのは控えていたが、このNextを読んでその配慮が全く無駄だということがわかった。
ちなみにDa Vinci Codeの3回目を読むのは中断したまま。

さて、話は変わって。日本では外来語が氾濫している。主に英語だが。翻訳努力の欠如ははなはだしい。これは日本だけの話ではなく、東ヨーロッパやドイツなどでも結構、英語の氾濫はあるようだ。他の国のことはわからないが、日本語の場合、最近の「外来語(英語)」が入った文章は意味が理解できない。
うちの会社にもやたらEmailとかの文章にカタカナ言葉がいっぱい入った文を日本から送ってくる人がいる。しかし、内容がピンとこない。内容がピンとこなければ、判断もできない。また、それを基に「あたらしい案」も浮かばない。これじゃ、ふんだり蹴ったりである。こんな感じだ。
「クライアントのスケジュールが変わって、、、、時間が無いので、、、、コンテンジェンシーのワンポイントのプレゼンに切り替え、、、、。リスク マインドの内容にフォーカスして、、、、」
なんですかこれ?火星人語ですか?

日本語は昔から外来語をいっぱいとりいれてきた。しかし、新しい言葉の定着に時間がかかる。ボクの意見はだいたい30年くらいしないと意味が定着しないと思う。つまり、古くからある外来語は問題ないが、5年や10年では「未熟」もいいところ。
ところで、英語も外来語の取り入れは結構ある。その生い立ちはドイツ語とノルマン人語の合成のようだが、フランス語をはじめとしてラテン語は一杯入っている。しかし、最近取り入れた外来語はほとんどというか皆無である。若者言葉は別として「意味の定着した単語」を使っている。

ボクはこの日本語の無秩序なカタカナ言葉の氾濫はきっとひどい顛末が待っていると危惧している。
きっと日本人の個人あるいは集団としての思考能力に大きな悪影響を与えているはずだ。
最近はあの中国でさえ、翻訳をやめ外来語に「音の当て字」を始めたらしい。遺憾だ。
言葉は「考える道具」ですぞ。翻訳努力をさぼっちゃいかん、と思う。

我が家では子供に読み聞かせをやっている。子供もそうだが、読んでいるこちらも楽しめる。もちろんボクが読んで聞かせるのは日本語の本。小さいときは絵本だが、6歳ごろから長い物語(絵のない)のも楽しめるようになる。これは話を聞きながら場面を空想できる力が身に付くから。それが本の面白さ。

さて、このくらいの歳になると自分での本を読み出す。学校で字を習うからだ。我が家では長男も次男も読むのはもっぱら英語の本。それが学校で習う字なので仕方がない。
もうすぐ8歳になる次男もようやくちょっと長めの本を読むようになった。学校の宿題で毎日本を読む、というのがある。こちらの学校に入学したときからなのでもう1年続いている。これの影響もあると思う、本を自分で読むのも好きになったのは。

最近読んでいるのはThe Lion, the witch and the wardrobe という本で、いくつも物語がある7巻のシリーズもの。長男がちょうど同じくらいの歳の時、10年くらい前に買った本。長男も好きで昔はよく読んでいた。
で、しばらく本棚に眠っていたが、最近読み出した次男が読んでいるのをなにげに見ると本の題名の上に小さい字でchronicles of Narniaと書いてある。「これってNarniaなの?」と息子に聞くと「そうだよ。でも映画と話が少し違うの」と。息子は最近この映画を見に行っている。
「知らなかったの(パパは相変わらずね、と言いたげに)」とかみさん。続けて「映画がでるより前からうちにはこの本があるのよ」と。

The Lion, the witch and the wardrobeといのは実は第2巻の題名だった。ボクはずっとそれがこのシリーズ本の題名と勘違いしていた。
次男は今は4巻目のPrince Caspianというのを読んでいる。
「大好きなピーターがいなくなっちゃう」と言っている。それってどういう意味?死んじゃったの?と聞いても、「わからない。いなくなるんだ」と。すっかり物語に夢中なようだ。

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