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初めて我が子が産まれた時は、誰しも産まれた事に感謝し、健康であるだけで満足で幸せいっぱいやったと思う。統計でも0〜3歳の子を持つ親にアンケートをとると、将来塾に行かせたいと思う親はたったの7%に対し、現役高校生にアンケートをとると、
93%が小学校から中学校までの間に塾に通ってた経験があると言う。
そう言う俺も息子が産まれた時には何一つ期待をかけるつもりはなかったし、健康であるだけで充分やと本気で思ってた。
ところがタイトルのように、除々に成長と共に親としてもついつい他の子と比較してしまったり、勉強でもスポーツでも頑張って欲しいと願い、どうしても成長を心待ちにしてしまう気持ちになるのも当然の心理やと思う。
我が息子に対しても、俺の好きな格闘技を始めてもらうだけで満足やったのが、空手を2つも習わし柔道もさせる事になるし、試合でも負けても出場するだけで良かったのが勝って欲しくなるし入賞(優勝)もして欲しいと思ってしまいどんどん欲が出るもんやねんな。
息子が極真空手で決して大きな大会ではないが、昨年12月にようやく入賞3位になれた
空手の大会といっても色んな流派もあるし、それぞれ流派の中でも全国大会から地区大会、選手権大会から地方の交流大会まで様々の大会がある。大会や学年によっては1回勝つだけで入賞するケースもあるし、10回ぐらい勝たないと入賞できない厳しいケースもある。
決してレベルの高い大会ではないけど、1回戦はシードで試合はなかったので実質には2回戦から試合があって何とか2度勝つ事ができ、念願の初入賞を果たす事になった。
息子以上に興奮したのは俺とかみさん。空手を習わしてからもう6年ぐらい経つけど、アンラッキーも重なり、一度も入賞した事ないねんからな。入賞を決めた試合後には、2人して発した言葉が、
何でも好きなもん買(こ)うたる。なんや言(ゆ)うてみ
翌日には、早速息子が欲しがった真っ赤なWiiを買ってあげた
このWiiってマリオブラザーズ25周年限定発売の超レアなもん。1日中探し回ってようやく奇跡的に1台をみつけ、ゲットできた
息子も娘もすくすく育ってくれてるけど、俺の負傷した右肩もようやく成長(回復)してきている。昨年8/21に柔道の昇級審査での試合で右鎖骨骨折という大ケガをしてしまい、骨折の状態がヒドかったので8/27には骨折部分をつなぐ手術を行い、チタンのプレートとチタンのビスが埋まったままの状態でもう半年が経とうとしている。
左が手術前、右が手術後のレントゲン写真。
食事中の方はすみません
ついに昨日、ようやく体の中に埋もっていた金属(チタン)を取り除く手術をする事になった。チタンが入ってる状態やと、普通に手も肩も動くようになったものの右肩全体がず〜っとシビれた状態
手術は局部麻酔やねんけど、骨の中までは麻酔が効かへんから一回目の手術は痛くて痛くて冷や汗ダラダラで知らない間に涙もポロポロやった
今回の手術でも痛かったけど我慢できる痛みやし、術後の痛みも前回と比べると大した事あらへん。
こんなん体に入っててんで。思わず、
持って帰るからちょーだい! って言うてもうたがな。一生の宝物にしよかいな
手術が終わって、服を着替えようと思っても、右腕には麻酔が効いていて全く自分の腕ではないような感じ。腕全体がダッラーンってなって動かそうとしてもビクともせぇへん。そうそう、手術前に看護婦さんが俺のかみさんに、言ってたわ。看護婦さん『手術後は自分では着替えができないので、1時間後には手術が終わるので手術室前に戻って来て下さい。』って言うてた。
ところが、かみさんがおらへん。しばらく待ったり、看護婦さんに探しに行ってもらったけどどこにもおらへん。
結局着替えができひん俺に、看護婦さんが着替えを手伝ってくれる事になってもうた
ズボンやらシャツや靴下まではかせてもらう羽目に
めっちゃ恥ずかしかったやんけ〜。着替えが終わり、ようやくかみさんを発見。何してんのかと近づいてみると、
漫画の単行本【銭ゲバ】を一心不乱に読んどるやんけ
しかもこれは俺が探しまくって見つけた愛読書やんっ。暇つぶしに勝手に持ってきてるしぃ
さすがの俺も恥ずかしい思いをしたから、『何で手術室前で待ってくれへんかってん?』って言ったら、
ワレはワテの子供か
かみさんには嫁心(よめごころ)とか妻心(つまごころ)はないみたいやったわ…。
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格闘技子育ての薦(すす)め
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礼に始まり礼に終わる。
殴り合った後も楽しく会話する。こんな素晴らしい子育てを広めよう。
子供もやらせるけど俺もする主義やねん!
見ているだけやったら、誰でもうんちく言えるし簡単にも思える。実際やってみたら、そう簡単にはいかん。
しかも自分ができてへん事を子供に言われへんプレッシャーもあるし、辛さも楽しさも共感できる。
まずは自分ができてから子供にアドバイスするのが道理。
勉強でも何でもやけど、自分ができひん事を子供に強制させたり叱りつけたりすんのはどうかと思う。親子関係においても筋(すじ)通すって大事やし。何事もまずは親が率先して態度で示したら黙って子供もついてくる。ごちゃごちゃ言う前に自分が手本みせたらええねん。
これでようやく親子格闘技の素晴らしさが完成する。
まぁ、あくまで俺の理想論やけど(笑)。|
小学4年生の息子は物心ついた頃から、一つの事に熱中し出したら異常なほどハマりよる。俺も大概、格闘技にハマってるけど、息子のハマり度には足元にも及ばへん。
幼稚園入る前はトーマス(1年)、それから特急電車・新幹線(3年)、最近まではポケモン(5年)、今はドラクエ(まだ1年)。
ドラクエというのは1986年に日本初のロールプレイングゲームとしてファミコンソフトで発売され、いまだにシリーズ化し社会現象になるぐらい超人気ソフトでもある。2007年からはアーケードゲームとしても発売し、どこのゲーセンでも行列ができるという人気ゲームでもある。
好きになった本を与えると朝から晩までずーっと読み続け、次の日も次の日もボロボロになるまで読み続けよる。だからこそ、やってもいないゲームの内容や過去の全てのモンスターを把握してるぐらい超マニア。ポケモンでも日本一のマニアちゃうかっちゅうぐらい異常なまでの知識がある。格闘技の事もそこらの大人と比較しても負けへんぐらいの知識は持っとる。
以前、ポケモンDSソフトの攻略本をソフト買う前に買い与えたら、やってもいないのにそのソフトを持っている友達にクリアする方法をちゃんと教えとったもん。頭の中では全クリ(ゲームソフトを全てクリアしてること)してんねんて。
ドラクエにハマってる現在の息子は朝から晩までドラクエの本を読み続け、会話もドラクエの話ばっかり。
そんな息子に先日、高速で2時間かけて大阪にあるドラクエ専門店に連れて行ってあげた。小さいこじんまりとしたお世辞でも大きいとは言えない店なのに、ドラクエグッズがぎっちりつまっとる。
店へ入って間なしに何も買ってへんのに店員が無料でポスターくれたり、定規くれたり、今では手に入らないレアなものを簡単にくれよる。これかなりプレミアもんで、ネットではかなり高額で売れる事は間違いない。もちろん売らんけどな。
これで何も買わんと帰ったらヒンシュクやし結構プレッシャーかもしらん。でも、買うもんはいくらでもある。数時間いたやろか、マグカップ、バトエン等を買い、くじなんかもやったりしてかなり息子はご満悦。
家の近くではどこにも売ってないこの貴重なバトエンを息子はめちゃくちゃ気に入り、朝から晩まで何をする訳でもなく、机に並べてずーっと眺めとる。(画像のとは違うで。)
どこかへ出掛ける時もこのバトエンを必ず持ち歩き、時間があれば眺めとる。ところが事件が起こった。
学校で特にお気に入りのバトエン12本が盗まれた
もともと学校に持っていったらアカンのに、それを学校の机に置きっぱなしやったらしい。平日は置きっぱなしで土日には家に持って帰ってくるスタイルやった。
朝、いつものように机から取り出そうとしたら30本ぐらいある内の、専門店で買ったお気に入りの12本だけ抜かれとった。
息子は友達のバトエンに混じってないか確認したり教室内を探すけど、前日の放課後に盗まれてる訳やから見つかるはずがない。
その日は家に帰ってもその出来事は俺らには言い出せず、次の日に先生からの連絡帳でようやく発覚した。
持って行った事は100歩譲っていいとしてもそれを学校に置きっ放しにした事は注意した。でも気に入っていたバトエンを盗まれた事は俺もかみさんもショックやった。
息子は犯人に目星付いてるんやって。そこにバトエンを置いている事を知ってて、バトエンが好きな友達、4人しかおらんって。隣のクラスや違う学年に犯人がいるとは到底考えられへん。
しかも、その12本を前から、欲しい欲しいって言ってた友達が1人おんねんて
そんなん犯人決まりやん。とは言え証拠がないから、言えるはずもないしややこしくなる。盗まれたのが発覚した当日に友達の机やカバンを見せてって言った事を先生に注意されたみたいやし。犯人かどうかわからんのに、疑うのは良くないねんて。
良心の呵責(かしゃく)が勝つか、両親の観察が勝つか。
子供本人が罪悪感で白状するか、その親が普段持っていないバトエンに気付き発覚するか、どっちが早く勝つかやな。ただ、そこの親って結構子供に小遣いを与えまくるから、子供が何を持ってるかを把握できてへんような気がする。一緒に子供だけでスーパーにあるアーケードゲームをやらせに行かせたら、うちの息子には100円だけ持たせてるだけやのに、そいつは2,000円持ってきて散々ゲームして、色んなモン買ってお菓子買って帰ったって。
今週の木曜日に犯人の親から学校に連絡があったって…。
言うまでもなく犯人は予想通りやった。て言うか、どう考えてもそいつしか考えられへんし。両親の観察が勝った様子。あ〜あ、良心の呵責では悩んでへんかったんかいな。本人から白状して欲しかったもんやわ。
先生通じて、その親から謝りたいとの事。俺ももう済んだ事やし、謝ってきたら気にせんときって言うようアドバイスしといた。昨日、運動会の準備で学校に行った時にその母親から近寄って来てかみさんに謝ってきた。
犯人の母親『申し訳ありませんでした。息子がM君とケンカしたんで、意地悪で持って帰ってきたみたいでごめんなさいね。』
は
とにかく見つかったからもうガタガタ言うつもりはないけど、その親に、うちの息子がどんだけ気に入ってて悲しんでたって事や貴重なバトエンやったって事を伝えたかったもんやわ。きっと普通の鉛筆やと思ってるで。
これからはその子と学校で遊ぶのは良しとしても、学校帰ってからは遊んで欲しくない。
やっぱりずっとそういう目で見るし、疑ってまうしな。息子にとってもある意味いい勉強になったと思う。盗まれたらどんだけ悲しくて嫌な気持ちになるかって事をよくわかったやろうし。息子にはどんだけ欲しくても友達のモンを盗むなって念を押した。
友達のモン盗むぐらいやったら店のモン盗めって
以前から子供達には欲しいモンあったら何でも買ったるってのが俺の口癖。ところが不思議なもんでアレ買ってコレ買ってって案外言わへんねん。子供って親のフトコロ知ってんねんやろな
お題目は子供が親を心配する気持ちより、親が子を想う気持ちの方が断然強いっていう意味。あんまり内容とちゃうかったかな。
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我が家のほ〜んの一部の格闘技フィギュア。
これも一部。
これ、大山倍達の半生漫画【空手バカ一代】全巻とPRIDE公認漫画【パウンド フォー パウンド】。
ほんの一部のミット。
これまた、ほんの一部のパンチンググローブ。
あと空手、総合格闘技、K-1等々のたくさんのDVDや雑誌がある。そんな環境の中で息子は産まれた。
空手を4歳から習わし、もう9歳になる。柔道も習わせているけど、空手の大会ではいまだ良い成績を収めることができひん。
先月、息子がこれだけは絶対にやってはいけないと言い聞かしていた事をやってしまった。小学4年生やと言うのにピカピカの1年生の足を20回も踏んづけたらしい
女の子ってちょっとした事でも大げさにしたり、自分の事を美化して相手を悪く言ったりするのが得意なんは百も承知やけど、この件はそういうのではなかったように直感した。
その日から息子に停学ならぬ停遊?!を命じることにした
とにかく息子の遊ぶものや楽しい事は一切禁止ということ。おやつもダメ。漫画ダメ。テレビダメ。DSとかプレステとかのゲームももちろんダメ。攻略本読むのもお絵かきもダメ。
してもいいのは、
空手の稽古と勉強(宿題)だけ。
漫画はダメと言いながらなぜか
冒頭の画像にあった【空手バカ一代】は読んでもいいという矛盾
俺にとってはこの漫画は空手の稽古と同様な扱いやからな。かみさんは首かしげとったわ。当然、格闘技雑誌や格闘技DVDも許可してるけど、息子は一心不乱にこの【空手バカ一代】を読みまくっとった
この停遊を解除するにはゴールデンウィーク中にある空手の大会で優勝する事が絶対条件。その為に拳立て20回、腹筋20回、ジャンピングスクワット20回、柔軟30分を毎日義務付け、休日は3時間の空手トレーニング。もちろん普段の週4回の稽古は行かせてる。
ついにその大会の日がやってきた。もちろん本人は緊張してんねんやろうけど、俺もかみさんも口から心臓が飛び出すんちゃうかっちゅうぐらい緊張しとった。
息子は残念ながら2回戦敗退
毎度そうやねんけど、なんでか対戦相手に恵まれへん。今回も2回戦は優勝者やったし、優勝者か入賞常連者とか明らかに強い相手に当たる事が多過ぎる。まぁ言い訳と言われればそうやねんけど、この相手やったら勝てるのにな〜ってのは確かに多い。今回はその優勝者以外やったらほとんど勝てたように思うのは親バカやろか。
絶対条件やった優勝は逃したけど、1回戦では本戦(1分半)、延長(1分半)、再延長(1分半)で判定勝ちし、体力消耗しているその数試合後には2回戦があるという不利な状況の中、強敵相手にかなり善戦したので、
停遊はあっさり解除にしてあげた
それよりも小さい子供や女の子にいくら手加減してるとは言え、手を出すのはアカンと言う事を念を押しといたけどな。これが一番心配。なんの為に格闘技を習わせてんねんって思ったわ。
昨日と同様、さぁ今日も息子が勝利した試合のビデオを観ながらビール飲もうっと
格闘技バカならぬほんまもんの親バカやしぃ
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俺と小3の息子は極真空手と伝統派空手、保育園年長の娘とは伝統派空手を一緒に習っている。10月には習い始めて半年しか経たず、ルールも教えてもらわない内に娘と息子は伝統派の大会に出場した。 |


