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追いかけてシャーン

絵画にも御縁というものが・・・
 ベン・シャーンという画家の話だ。一昨年の夏ふとしたご縁で「ベン・シャーンを追いかけて」という書籍を購入した。そう、ご縁が無きゃあこの本を買うことはなかっただろう。著者はNHKの元デイレクター永田浩三さん、とある講演会でこの方の講演を聞き、講師の先生の著書ということで購入した。
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  豪華灯は美術に造詣が深くないので、外国の画家の名はピカソ、ゴッホ、ルノアール、モネ、ダヴィンチ、日本人では北斎、大観、魁夷、荻須、岡本太郎を知る程度だ。自分の家には花本正一とか江本絵門の絵は
あり、戦時・小学生時代の先生が鬼頭鍋三郎だった
記憶はあるるが、これらはいずれも何らかの「ご縁」があって知った画家だ。恥ずかしながらベン・シャーンは知らなかった。
 日本では彼のラッキードラゴン(第五福竜丸)シリーズの絵が有名なんだね。本を読んで知った。デモの時ハーモニカで「原爆を許すまじ」や「青い空は」を吹く豪華灯がベン・シャーンを知らなかったなんて、こりゃ「恥ずかしながら」の2乗だね。                    20170417 
       
ドレフェス大尉やサッコとヴァンゼッテイー
 著者はビキニ水爆・死の灰(第五福竜丸)から60年の節目の年に「ラッキードラゴンシリーズを画いたベン・シャーンとはどんな人だったのか」を知る旅に出た。分厚い画集を手に、絵を見てもらいながら所縁(ゆかり)の人たちを訪ね歩く旅である。生誕の地リトアニアから、勉学の地イタリア、フランス、活躍の地アメリカ、そしてファンの多い韓国、日本へ。書物はその旅行記でもあり、伝記でもあり、鑑賞の勧めでもある。豪華灯にとっては聞きかじりのドレフェス事件とかサッコとヴァンゼッテイー事件(人権抑圧の冤罪事件)、反共マッカーシー旋風などを絵にかいたように解説していただける教養の書にもなった大半のページに絵や風景、人物の写真があり、地下鉄の中でも気楽に読めた。中でも、
・ニューヨーク州シラキュース大学にサッコとヴァンゼッテイーの壁画(シャーン画)が
 あること
・シャーンの最後の作品シリーズ『一行の詩のためには――リルケ「マルテの手記」 
 より」の冒頭の絵が原爆でグニャグニャに曲がった鉄骨(ヒロシマの小田政ビル)
 と判明、それは著者の親戚宅に隣接する建物であったこと。                            
・ベン・シャーン自身もマッカーシー旋風で不穏分子とみなされ当局の尋問を受けた
 こと ―― この3話がとくに印象に残った。
縁あって購入した本だが、買ってよかった。読んでよかったと思っている。
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※訂正 冒頭の部分 「去年の夏」 は「一昨年の夏」の間違いなので訂正した。認知
  症の進行、スピードアップかな?                         0120

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鬼頭鍋三郎が師匠ですか。別のかたのこと?
ベン、シャーンは数年前に、名古屋市美術館で観たのかな、帰宅したら、記事調べます。
名城公園東のハナミズキご紹介ありがとうございます!

2017/4/25(火) 午後 3:13 hitomi 返信する

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> hitomiさん 小学校は当時も担任がいろんな科目教えましたが図画と音楽は別で、絵は鬼頭という先生でした。下の名前は記憶になかったのですが、社会人になってから書類を調べたら鍋三郎と書いてありびっくりしました。私は絵は苦手だったので、先生の方は私のこと知らないでしょうね。とても「師事」とはいえません。

2017/4/25(火) 午後 10:40 [ gokatoベレー/GO真/ほか ] 返信する

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