gokatoベレー/GO真/ JCJ

気になるね 何故かエックス 秋の空

全体表示

[ リスト ]

2%の物価上昇 そんなに良いことなのかなあ・・・
 お金の元締め日銀の黒田総裁が渋い表情で6回目の延期を表明した。2%の物価上昇を目標に「色々やって来たが達成は出来なかった。達成の時期・目標を延期する」と。新聞各紙の解説などを見ると「延期」は何と6度目とか。
 どうやらこの物価上昇2%は黒田さんの個人目標ではなく、あのアベノミクスの骨格部分でもあるようだ。だから安倍ファンは「2年後には物価も上がるだろう」と好意的見守りや期待の姿勢、一方批判派は「企業の内部留保は増えても賃金は上がらないのでね。財布のひもは固くなるよ」と冷笑する。
 豪華灯は首をかしげる。2%の物価上昇とは一体何なのか、国民はそれを望んでいるのか、そして、この2%上昇の目標に誰も反対しないのはなぜなのか・・・?

インフレに泣いた者は物価上昇を忌み嫌う
 豪華灯の一家は戦後のインフレに泣いた。戦前戦時の200円ほどの貯金(父母は豪華灯を中学校へ行かせるための教育資金だったという)は疎開先の北海道で馬鈴薯(ジャガイモ)一俵に化けた。豪華灯は中学校(旧制)への進学をあきらめていたが敗戦後アメリカ式6・3・3制の教育改革で救われ中学へ(義務教育)そして高校へと進学の道が開けた。
 ま、それはさておきインフレの害を知る者は物価上昇を嫌うのではないか。たとえ2%でもそれを目標に政治をするなんて嫌だね。賃金や年金が上がらず、税金や社会保険の出費がかさむ状況下では、物価上昇は2%でも困る。下がった方がいい。

底辺(外国人研修生)には今も女工哀史が・・・
 このあたり、日銀やアベノミクスの物価論議を聞くたびに脳裏をかすめるのは「ニッポン最闇黒労働事情 外国人実習生 SNS相談室より」という本(榑松佐一著、風媒社発行)に登場する外国人実習生の話だ。人手不足を補うために中小零細企業へ派遣された中国やベトナム、フィリピンなどアジア諸国の若い男女(実態は労働者なのに法律上は研修生、実習生)が最低賃金以下のひどい低賃金と長時間労働、狭い部屋と高い住居費に悩まされ、改善を要求すれば・・「帰国してもらう」と脅す。言葉の壁もあって交渉もままならず泣き寝入りや失踪が多いとか。そのうちの何人かがフェイスブックを活用して榑松氏らの「相談室」に駆け込み、ほかの留学生らの通訳もあって問題の深刻さがマスコミや国会にも少しづつ伝わるようになって来た。
 しかしウルトラ低賃金の根っこは深い。担当官庁の体制不備(人員不足、通訳不足)、縄張り争いの反対の「縄外への除外押し出し争い」、社名のころころ変わる得体のしれないブローカーたちの2重3重の暗躍など問題が渦巻いていて、実習生ら底辺の労働の実態は女工哀史を彷彿とさせる権利侵害の泥沼である。こういう現実に目をつむった机上での物価2%上昇模索では日本経済の前途は暗い。 
                                         20170725               


閉じる コメント(0)

コメント投稿

顔アイコン

顔アイコン・表示画像の選択

名前パスワードブログ
絵文字
×
  • オリジナル
  • SoftBank1
  • SoftBank2
  • SoftBank3
  • SoftBank4
  • docomo1
  • docomo2
  • au1
  • au2
  • au3
  • au4
投稿

.


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事