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たうたうと流れ
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書庫いしぶみにふれて(王府時代編)

書庫開設しました。
漢文がほとんどで、やたらと長文が多い!・・・無理かも。
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世界遺産である識名園(しきなえん)。

その園内に育徳泉(いくとくせん)という泉があります。

清冽な水をたたえる、池の水源のひとつです。

琉球石灰岩であいかた積みしたその美しい石積みの曲線は、背後からかかる土圧を分

散させる効果もあります。

井戸口の上にはふたつの碑が建てられています。そのひとつ、向かって右側が「育徳

泉」の碑。


  
   
      育徳泉

    
     易曰山下出泉蒙君子
  
     以果行育徳

      中山王新闢南苑有泉

     出焉顔之曰育徳庶幾

      王之進徳其猶泉之日

     出乎 趙文楷

 

(意訳)

易の蒙卦に「山下に出泉あるは蒙なり。君子もって行を果たし徳を育う」との文言が

ある。

中山王はもてなしの場として、新たに南苑をおひらきになられた。

そこにある泉からは滾々と絶え間なく清流がおこっている。

ここをその易の一節から採って「育徳(泉)」と名付けよう。

出泉の細流から遂にとうとうと流れる大河へと至るがごとく、

徳を備えた立派な君子となられるよう、日々精進されますように。

                              趙 文楷 




西暦1800(嘉慶5)年、尚温(しょうおん)王の冊封に訪れた趙文楷(ちょうぶ

んかい)が題したものです。

南苑とはここ識名園の別称。

尚温王は当時18歳。

若き国王に対する慈愛に満ちた撰文です。

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首里のとある庭園。


奇山に見立てられた林立する琉球石灰岩。


その頂部に屹立する岩に陽刻された文字があります。


正確にいえば漆喰で貼り付けられた文字。


「巣雲」(そううん)



残念ながら傷みが酷く、「巣雲」の「巣」の上半部は欠落しています。


嘉慶5(西暦1800)年。冊封正使として来琉した彼は、この庭に遊んだ折、その美しい風情を愛でて、こ


こを「巣雲園」と名付けました。


この文字は彼の墨したものを写したものだと伝えられています。


ここより湧き出る雲は天界を覆い、下界の山水(海)を育み果ては龍を出現す。


彼、趙文楷(ちょうぶんかい:1761〜1801)は安び省太湖県の生まれ。


18歳の時に父が死に苦学の末に進士となります。科挙において首席でパスした(状元)超エリート。


後に政争に巻き込まれ発狂、憤死したと云われています。


彼の字蹟は他に首里城や識名園でも見る事が出来ます。

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