更紗とアジアの良布

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インドネシア・スマトラ島・パレンバン地域で織られる絹絣「リマール」の紹介です。
全体的に赤紫色が多く、金糸の使い方が美しいのが特徴です。

数年前までは、資料としての貸し出していましたが、少しでも傷むことを避けるため、
今はロール状に巻いて仕舞いこんでいます。

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その昔、パレンバンは、スリウィジャヤ王国の時代、貿易港としても栄えていたそうです。
そのためか、リマールを見ていると、インドの布「パトラ」の影響を色濃く残していることがわかります。
稀に、中国の刺繍が取り込まれていることがあります。
地理的にも恵まれた貿易港だったのでしょう。

イメージ 2

今回、リクエストがあったため、お見せすることにしました。
いつもなら、写真を撮る前に、蒸気を当ててシワを延ばしますが、
これ以上、傷めたくないので、それもためらわれる状態です。

かなり大きなものになるでしょうが、そのまま額に入れるか、
部分的に利用できるところを、表装などに使うか迷っています。
何か良い活用方法はないでしょうか。

イメージ 3

この布もそうですが、古布に関しては、特に収集していたわけではありません。
インドネシアの友人に「お金が必要だから買ってくれないか・・・」と頼まれて、
購入したものがほとんどです。

細い絹糸で織りられる細かな模様を見ても、古き良き時代の布だということが見て取れます。
そうして購入したものの、昔の糸、染料、本来持っている技術を知る上で、とても参考になりました。

---このリマールは、欲しい方にお譲りしても良いか・・・と考えています。
もしくは、美術館、資料室などに寄贈することを考えています。

雑誌にの写真もよく使われた布です。
私が監修を務めた雑誌「urma」では、2ページ見開きで紹介されています。
我が家のスキャナが小さくて、読み込めないのが残念です。

いまも地機(じばた)で織られ続ける現地の写真や、現代のリマールは、またそのうちに掲載します。

<コレクション>
■Copyright © 2008 RUMIKO KOGA/Collection Saya■

閉じる コメント(10)

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素敵な色と織です。
ちいさくして表装はもったいないですね。
いくつかに分けて表装し、屏風にしてたたんで仕舞えるようにすると
広げた時に全体が見えてよいのではないでしょうか?
布はいつかは、朽ちてしまうので湿度調整の出来る美術館なら、
寿命も延びますね。

2008/6/20(金) 午後 6:41 kimono_koubou_2

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素晴しいですネ!!!福眼。

細かくする事には反対です。

コンディションにもよりますが、裏地を付け、保管してください。

なるべく、現状維持をし、文化の継承を計るべきです。

文明と文化のバランスで、進化すると文化が滅んでゆくような気がします。

2008/6/20(金) 午後 7:26 [ がらくた・おやじ ]

こういう赤、好きですね〜・・・。
赤に金糸が映えますね。
大きくとも、そのまま額に入れて飾りたいですね。
そんな布だと思います〜。

2008/6/20(金) 午後 8:46 chocoholic

なんて繊細な模様なのでしょう・・・素晴らしいですね!色合いも素敵です。傍に置いておくだけで癒されそうですね。

2008/6/21(土) 午前 7:32 [ 天珠 ]

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きもの工房様、屏風というのも良い活かし方ですね。
自宅での管理は、ほんとに難しいです。

2008/6/21(土) 午前 9:18 Collection Saya

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リーマンパッカー様、私も本来は細かくすることに絶対反対です。
このリマールは、細い糸で織られて、とても薄いのが特徴です。
でも特別に珍しいというわけでもありません。この手の布は、なんらかの方法で、活かしてあげるのも良いのではないかと考えています。

2008/6/21(土) 午前 9:32 Collection Saya

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choco様、そうですね。
大きな額に入れるほうが良いかなぁ〜と思っているところです。
でもどこに飾ろう・・・(笑)。

2008/6/21(土) 午前 10:00 Collection Saya

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kabao様、お久しぶりです。
この布は、少し前には、西洋人が探し回っていたそうです。
きっと、色合いも、模様も好まれるのでしょう。優美ですものね。

2008/6/21(土) 午前 10:04 Collection Saya

素敵な色で!天然素材の染色でこういう色を出すのは大変だと思われるし。このままの状態で保存できるといいですね。
やはり、美術館でしょうか。
本当に、素敵な布ですね。

2008/6/21(土) 午後 4:35 [ いまおと ]

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いまおと様、染料は茜ベースのブレンドなのだと思いますが、今、この色を出せる人はいないようです。驚くほど糸が細い!!です。やはり美術館に寄贈する方が良いかなという気分になってきています。

2008/6/23(月) 午前 9:30 Collection Saya


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