更紗とアジアの良布

皆様には大変お世話になりました。引っ越し先は https://rumikokoga.jpです。

布の話

[ リスト ]

PATRA

布の虫干しや整理をしていると、パトラに関連するものが出てきたので手を休めました。インドでは、マハラジャのみが着用を許される、指定された模様のダブルイカット(経緯絣)のことをPATRA(パトラ)いいます。

今も昔もパトラは高価なものですが、その昔には神聖なものとして、そして富の象徴として珍重されました。現在も日本では古渡のひとつとして愛され、インドネシアではCinde(チンデ=舶来のもの)として、宝ものとして家にのこされていることがあります。

イメージ 1
 Yoshie ITANI コレクションより
インドネシア渡りのパトラです。かなり古く18世紀頃のものでしょうか。


イメージ 3
古賀るみこコレクション・こちらは17年くらい前のもの

当時の流行を伺い知ることができます。現在の詳しい状況はわかりませんが、政府の管轄する店でしか入手することができませんでした。

イメージ 2
Nitik 結城白生地反物に染めたバティック・by Collection Saya

パトラや織模様に憧れたインドネシアでは、、NITIK(ニティック=点で描く、擬似文様)としてろうけつ染で描いたバティックもあります。その伝播文化の楽しさと、模様の華やかさが好きで、Batik製作によく取り入れている文様です。

イメージ 4
ジョグジャカルタでも、身分の高い人の正装に着用されています。王宮舞踊を観賞すると、パトラから発展したバティックに出会えます。腰に巻かれ布先を指に挟み優美な舞でした。

イメージ 5
ずいぶん前にジョグジャカルタで購入した正装用の帯です。こちらは、織でもなく染でもなく機械プリントです。時々、ながめて使い道を考えてみることもありますが・・資料として持っていようと思います。

本国インドでは、技術の発展と衰退を繰り返し今日にいたっておりますが、近年、新富裕層などからの需要があり、パトラの模様を採用したシングルイカット(緯絣)に人気があるそうです。

パトラや、パトラ由来の布が、これから各地でどのように発展していくのかを考えると、まだまだ話は続きそうです。
 

閉じる コメント(1)

顔アイコン

こんばんは〜、いい柄 ですね〜

2016/5/5(木) 午後 9:26 [ kazuma_x1 ]


よしもとブログランキング

もっと見る

[PR]お得情報

CMで話題のふるさと納税サイトさとふる
毎日お礼品ランキング更新中!
2019年のふるさと納税は≪12/31まで≫
数量限定!イオンおまとめ企画
「無料お試しクーポン」か
「値引きクーポン」が必ず当たる!

その他のキャンペーン


プライバシー -  利用規約 -  メディアステートメント -  ガイドライン -  順守事項 -  ご意見・ご要望 -  ヘルプ・お問い合わせ

Copyright (C) 2019 Yahoo Japan Corporation. All Rights Reserved.

みんなの更新記事