更紗とアジアの良布

皆様には大変お世話になりました。引っ越し先は https://rumikokoga.jpです。

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しっとりひんやりとした朝だと思っていたら、
関東地方も梅雨入りをしたとのことです。

〜6/1(水)まで東急百貨店 渋谷本店にて開催しておりました
『シマノクニノハナモヨウ』展は、お陰様をもちまして無事終了いたしました。

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画像は、今回、初お披露目となりました、
手描きバティック+紅型を施した「Bin Ruw」です。
ぴったりくるネーミングが浮かばず仮名なので、名付け親募集中です。

Batik PRADA(金更紗)を一目見ようと、
遠くから足を運んでくださる方がいらっしゃいました。

この展示会が、インドネシアのメディアで取り上げていただいたこともあり、
記事を見て足を運んでくださった方のひとり、

筑波大学に在学中のインドネシア人留学生の女性は、
「どうしても見たかった」「私たちの国のバティックが・・・うれしいです」とにこやかでした。

お会いする皆様との会話も楽しく、これからの励みになります。
今後も、バティックやアジアの布の可能性に挑戦し、
私らしいものを作っていきたいと考えております。

ご来場いただいた皆様、製作に協力してくれる方々、、、
たくさんの皆様に支えられこうして、無事に会期を終えることができました。
心より御礼申し上げます。



紅型の金城宏次(キンジョウヒロジ)氏と島国の花模様をお見せいたします。
ジャワ更紗に紅型を掛け合わせたBinruwも初お披露目します。

東急百貨店 渋谷・本店
2016年5月26日(木)-6月1日(水)
午前10:00-午後7:00

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ジャワ更紗・アジアの布 古賀るみこ Collection Saya
紅型 金城宏次 宏次染工房
特別協力 アジア・テキスタイル文化研究所

夏の暮らしに涼をよぶ、紅型、ジャワ更紗の布を中心に
帯地、衣服、小物、インテリア用をご用意しております。

お時間ありましたら、お気軽にお立ち寄りくださいませ。

PATRA

布の虫干しや整理をしていると、パトラに関連するものが出てきたので手を休めました。インドでは、マハラジャのみが着用を許される、指定された模様のダブルイカット(経緯絣)のことをPATRA(パトラ)いいます。

今も昔もパトラは高価なものですが、その昔には神聖なものとして、そして富の象徴として珍重されました。現在も日本では古渡のひとつとして愛され、インドネシアではCinde(チンデ=舶来のもの)として、宝ものとして家にのこされていることがあります。

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 Yoshie ITANI コレクションより
インドネシア渡りのパトラです。かなり古く18世紀頃のものでしょうか。


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古賀るみこコレクション・こちらは17年くらい前のもの

当時の流行を伺い知ることができます。現在の詳しい状況はわかりませんが、政府の管轄する店でしか入手することができませんでした。

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Nitik 結城白生地反物に染めたバティック・by Collection Saya

パトラや織模様に憧れたインドネシアでは、、NITIK(ニティック=点で描く、擬似文様)としてろうけつ染で描いたバティックもあります。その伝播文化の楽しさと、模様の華やかさが好きで、Batik製作によく取り入れている文様です。

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ジョグジャカルタでも、身分の高い人の正装に着用されています。王宮舞踊を観賞すると、パトラから発展したバティックに出会えます。腰に巻かれ布先を指に挟み優美な舞でした。

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ずいぶん前にジョグジャカルタで購入した正装用の帯です。こちらは、織でもなく染でもなく機械プリントです。時々、ながめて使い道を考えてみることもありますが・・資料として持っていようと思います。

本国インドでは、技術の発展と衰退を繰り返し今日にいたっておりますが、近年、新富裕層などからの需要があり、パトラの模様を採用したシングルイカット(緯絣)に人気があるそうです。

パトラや、パトラ由来の布が、これから各地でどのように発展していくのかを考えると、まだまだ話は続きそうです。
 

十日町へ

ゴールデンウィークには、たまった用事を片付けるつもりで、
特に予定を入れていませんでしたが、急きょ、新潟十日町市に出掛けてきました。



今回、訪問したのは、『影向(ようごう)の家』(〜8日まで公開中)を観るためでした。
十日町市松代蓬平にある、ごく普通の民家ですが、中ではインスタレーションによる作品が展示されています。
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蓬平地区は、すり鉢のようなくりぬかれたような地形をした集落です。作品を手がけた作家の大巻伸嗣氏は、この地に影向(=神仏の降臨)が現れるよう表現されたのだそうです。なるほど。闇と静寂の中に生まれる光、消えゆく光と・・・



コンテンポラリーアートや、インスタレーションは、未知の遭遇。宇宙のように奥の深い世界のようですが、感じる心(!?)ことが大切だということ、そこに身を置き、視聴覚を研ぎ澄ますことが、とても心地よいものだと知り始めたところです。
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 十日町と言えば・・・織物の産地だということが気になりながら、過密な旅程を考えると、なかなか言いだせずにおりましたが・・・休憩で立ち寄った道の駅クロステンで、きもの市をやっていたので、10分だけ!見ることに・・・白生地絹反物がたくさん、破格で出ておりました。ホホホ
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10分だけ…では済まず、20分くらいになったでしょうか。時計を見ながら待つ人々が気になり、後ろ髪をひかれる思いで、きもの市を後にしました。丈が短かったりと、大物を作ることはできそうにありませんが試作にはもったいないくらいに上質な絹生地です。

神を感じる旅でした。。。

感謝♥

大変ご無沙汰しております。しばらく私事で忙しくしておりました。
相変わらず元気に飛び回っております。


気が付くと、このブログを始めて10年の月日が経っていました。
多くの方と知り合うことのできた、大切な場所です。


この10年を振り返ると、このブログ記事を見て、長崎や、岐阜、新潟、北海道から、
展示会のために東京まで、足を運んでくださった方もいらっしゃいました。


記事のアップを楽しみにしているのよ!と言ってくださる方もあり、
心新たに、すこしづつ再開したいと思います。




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画像は、縮緬に染めた着尺です。自分の帯用に、金更紗にしたいのですが・・・
また、自分用ばかりを考えて!!との声が聞こえてきそうです。

今後とも、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

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