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10年ひと昔といいます。アジアの染織や木彫り、手工芸品も、この10年で大きく変わったように思います。 パプアの人々の生活に欠かせない「ノケン」をいただいたことがあります。
細く裂いた植物繊維を合わせて、強く撚りをかけて、細く編み込んだ、大きな手提げのようなものでした。
野菜や家畜の子ブタ・・とにかくノケンなしでは生活できない!
という便利グッズらしく、
作るのに日数もかかり、現地でも安価ではない・・と聞きました。 草木染めの色合いがよく、
わが家では壁に飾ったり、タオル入れにしたり、楽しく使わせていただいた思い出の逸品です。
久しぶりにノケンを目にしました。繊維にはツヤがあり、鮮やかな色合いで、私が記憶しているものと、まったく異なりました。
おそらく化学染料で先染めしたナイロン主体の化学繊維なのでしょう。
家事育児に追われる女性たちには、糸作りの必要がなくなり、ありがたいものであろうと思います。新素材に喜んでいるのかもしれません。
たしかに、化学繊維の持つひんやり感は、夏向け、暑い国の服には向いていると思います。
可能性も広がりパプアにも新しい風が吹くのではないかと楽しみです。
50年、100年後に、ノケンがパプアの市民を支えてきた歴史が忘れられないためにも、
昔ながらの技術が途絶えていないように祈ります。
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2015年06月25日
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