更紗とアジアの良布

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布の話

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スラカルタ

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 『スラカルタのオールドバティックと岩井窯のカップ』の紹介です。


  春の訪れが楽しみで待ち遠しいこの頃です。

 晴れた日には、バティックを2〜3枚洗って干して、

 春の出番まで、ながめたりと楽しんでいます。


 先日、2枚のバティックを取り出してみました。

 写真は、その中の1枚のスラカルタ(ソロ)の鶯茶色のバティックと、

 お気に入りのカップを合わせてみました。


 以前、同内容の写真・文を掲載していましたが、 

 書庫の整理の際に、誤って削除してしまいました。

 問合せをいただいた経緯もあるため、再度掲載させていただきます。


 カップは山本教行氏(クラフト館岩井窯・鳥取)の作品。

 義姉が島根に遊びに行った時の、お土産としていただいたもの。

 カップの模様となっている、カフェオレ色のポツポツが気に入っています。


  スラカルタのバティックの年代は特定できません。

 丁寧に両面を染めている点や、細かな線で模様を描いているところから、

 古きよきものだと感じています。


 色あせ具合がよく、肌になじむやわらかさが魅力的な一枚です。
 
 この頃のバティックも、数年前まではよく見かけたものの、今ではあまりみかけなくなりました。



 ●岩井窯(クラフト館岩井窯・鳥取)については、「ミセス」2005年11月号

 「民芸が息づく町、鳥取を訪ねて」に詳しく掲載されています。

 バーナードリーチの温かい人柄が好きになり、スリップウェアを作り始めたのだそうです。

 山本さんの作るスリップウェアで作る料理は、ふっくら、ほっこりと焼きあがるとか。

 風通しの良く居心地の良さそうな「クラフト館岩井窯」の敷地には、

 お食事処「花」や、喫茶・展示室「HANA」が併設され、美味しいお食事と共に、

 素敵な時空間を過ごせるのだそうです。行ってみたいですね。



 

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パトラ

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 織りの最高峰と言われるインドの『パトラ』。

 マハラジャ(王様)や貴族たちのみが着用を許されたものです。



 パトラへの憧れから生まれた模様は、アジアの各地で見ることができます。

 奄美大島の大島紬の「花菱」模様も、そのひとつではないかと言われています。



 パトラには、指定された模様が数十種あり、ダブルイカット(経緯絣)、シングルイカット(緯絣)の

 技法で織られます。写真は、難易度の高いダブルイカット。


 デザインを決め、糸を染めて、機にかけるまでに長い時間を要します。

 そして、あらかじめ染めた経糸と、同じく緯糸が、きれいに合い、

 ずれがなく模様が浮かび上がるように、丁寧に織り上げていきます。

 デザインを決め、織りあがるまでの工程に7〜9年かかると言われています。



 私も織物の真似事をしていますが、ダブルイカットの技法で、

 それも6mを織り上げることを考えると、気が遠くなってしまいます。



 写真は、インド南部ポッチャンパリで織られたパトラです。

 インド政府がパトラに指定する織り手の一族のものではありませんが、

 引けを取らない確かな技術で、丁寧に織り上げられています。


 ポッチャンパリ パトラ ダブルイカット(経緯絣) 現代 サリー 128×580cm

はじめての更紗

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幼いころ、母が外出する時に、よくバティック(ジャワ更紗)のツーピースを着ていました。

シンガポール航空の客室乗務員のユニフォームによく似た感じの装いでした。

渋い色合いの中にも華やかさがあり、エキゾチックな雰囲気が漂っているのが、とても好きでした。

私の記憶の中で、はじめて見た更紗ではないかと思います。


今から二十数年前、インテリアに使おうと、はじめて自分で更紗を購入しました。

大きなマルチカバーです。(写真)

そう高価ではなかったと思います。

購入先のお店の人は、インドのものだと言っていたのを覚えていますが、

フランス更紗を思わせるところがとても気に入っています。


長い間、使わずに仕舞いこんでいたため、シミがいくつかあります。

模様を活かして、何かに作り変えようか、思案しているところです。


更紗の語源には、いろいろな説があるようです。

研究者の友人は、インドの東南部のテルグ語でいう「サラッソ」(「優美」という意味があるらしい)

から来ていると考えるのが、自然な解釈ではないかと言っていました。


日本では、江戸時代にインド更紗、ジャワ更紗が入って来たと言われています。

渡来の模様をところどころに残しながら、日本の更紗スタイルを生み出した

鍋島更紗、堺更紗、江戸更紗などがあります。

さらに独自の変化を遂げて、小紋や友禅が生まれたようです。


更紗と同じ技法を持つ「紅型」(びんがた)の語源は「ベンガラ」ではないかといわれています。

ポルトガル人 トメ・ピレスによる1500年ごろの記録では、マラッカ海峡にある港で、

琉球船の人々が訪れ、インドのベンガルから来る布を、好んで大量に買っていたそうです。


インドでは、インド更紗のことを「カラムカーリ」、インドの影響を受けたインドネシアの

ジャワ更紗のことは「バティック」と呼んでいます。


漢字だけでも「皿紗」「紗良紗」など、「更紗」に落ち着くまでに、長い道のりがあったようです。

更紗とひとくくりにするの難しいのですが、これからの更紗はどう歩むのでしょう。

絹更紗のショール

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 いろいろつかえて、気を使わない綿の更紗が好きですが、

 これからの季節に一枚あると便利なショールには、身に纏う心地良さ、

 使うほどに優しい色合い、やわらかさとなる、絹のショールが気に入っています。



 写真右 しっかりと織られたシルクオーガンジーに、ろうけつ染が施されています。

     使うほどにからだに馴染み、素敵な風合いになります。
 

 写真左 絹地に、惜しみなく更紗の模様が描かれています 

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