cygnus_odile の 雑記

2012年(1月6日)は、ジャンヌ・ダルクの生誕600周年!

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○ 結論(というか、実験結果):
  Puppy Linux 431JP2012 で、バージョン18以降の Firefox を利用するには、
 下記の七つのライブラリをインストールすると良い。

 dbus-1.2.14-i486.pet
 dbus-glib-0.80-i486.pet

 gtk+-2.18.3-p4.pet
 glib-2.22.2-p4.pet
 pango-1.22.3-pup4.pet
 libstdc++-5.0.6.pet
  (以上は、Index of /puppylinux/pet_packages-4/ から、ダウンロードして入手する。)
 
 libc_upto2.7_415_p4.pet
   これは、こちら@google-drive からダウンロードしてください。
   (サイズ: 1 MB (1,293,888 バイト)、展開サイズ 3084 Kバイト)


 
イメージ 1

( 17系↑ は、2013年11月14日付のセキュリティアップデートを最後に、保守されなくなった )

<以下、経緯など>

Mozilla Foundation が提供するインターネットブラウザ: Mozilla Firefox は、
バージョン18 (2013年01月) 以降、システム要件が変わって、
Puppy Linux 431JP2012 では動かなくなっていた。

これまでは、延長サポート版として、Firefox ESR 17.0,x が提供されていたので、それを使うことが出来たのだが、Mozilla の延長サポート版も既にこの10月に 24系に切り替わり、先々週提供された、
 Firefox ESR 17.0.11
を最後に、Firefox 17系の セキュリティアップデートなどは停止される運びとなった。

Puppy Linux 431JP2012 では、これまで、Firefox 17系 を利用していたのだが、セキュリティを考えると、いつまでも使うわけにもいかない。そこで、最新の Firefox を使うことを試みた。


これまでに報告されているように、
Puppy Linux 431JP2012 で、firefox 18 or later を使おうとすると、
# firefox
XPCOMGlueLoad error for file /initrd/mnt/dev_save/firefox/libxul.so:
/lib/libc.so.6: version `GLIBC_2.7' not found (required by /initrd/mnt/dev_save/firefox/libxul.so)
Couldn't load XPCOM.
# 
の様に警告され、明らかに Gnu C ライブラリ(GLIBC) のバージョンを挙げなければならないことが分かっていた。 (431JP2013 のは、GLIBC_2.6.1 )


【 gnu libc アップグレード(to 2.7)の試み 】

 本家フォーラムには、puppy 4.12 用の libc2.7 の sfs がポストされている。
 mikeb's Post
 http://murga-linux.com/puppy/viewtopic.php?p=740769#740769
 libc2.7_415.sfs  for 4.12
 http://dl.dropbox.com/u/110545536/Puppy/libc2.7_415.sfs

もしかしたら、puppy 431JP2012 にても適用可能かもしれないと考えて試す。

1) sfs version 3 だったので、メニューから sfs のバージョン変換(3 --> 4)を行った。

2) sfs_load で読み込もうとしても、リストに表示されない。ので、右クリックし、sls_load 選択でロードする。

3) Firefox 25.0.1 の起動を試みるが、失敗。従前と同様のエラーメッセージが表示される。
# firefox
XPCOMGlueLoad error for file /initrd/mnt/dev_save/firefox/libxul.so:
/lib/libc.so.6: version `GLIBC_2.7' not found (required by /initrd/mnt/dev_save/firefox/libxul.so)
Couldn't load XPCOM.
# 

4) /lib ディレクトリを確認。sfs は確かに組み込まれたようだが、次の二つのシンボリックリンク
   /lib/ld-linux.so.2     /lib/libc.so.6
の、リンク先が変わっていない(リンク自体が書き換えられていない)

5) 431JP2012 の仕様を確認。--
431JP90
のトピックを見ると、
initrd内initは Wary-511-01j と同じものにしました。431JPと大きく異なる点として、追加SFSに対してメインSFSが優先になります(431JPではメインSFSが最下位)。この点は本家版と同じです。
となっている。Puppy Linux 431JP までは、追加SFSが優先されていたようだが、431JP2012 では、追加SFS のファイルは、本体SFS に同じ名称のものがあると上書きされない仕様となっている。
ということで ⇒ PET 化して再度トライすることとする。 

6) PET化けして GLIBC2.7 の件は解消したが、別のエラーが・・・。
  動作条件を見直して不足するライブラリのアップデートをしなくちゃ。


【 ということで、仕切り直し!! 】

Firefox 18 システム要件 | 次世代ブラウザ Firefox
を確認すると、
Firefox を利用するには、最低限以下のライブラリまたはパッケージが必要です。
・GTK+ 2.18 以上
・GLib 2.22 以上
・Pango 1.14 以上
・X.Org 1.0 以上 (1.7 以上を推奨)
・libstdc++ 4.3 以上

最適な環境で利用するために、以下のライブラリまたはパッケージを推奨します。
・NetworkManager 0.7 以上
・DBus 1.0 以上
・HAL 0.5.8 以上
・GNOME 2.16 以上

とある。

 まずは、定番の dbus ライブラリ
  dbus-1.2.14-i486.pet
  dbus-glib-0.80-i486.pet
を入れ、上記で指定されているもの
  gtk+-2.18.3-p4.pet
  glib-2.22.2-p4.pet
  pango-1.22.3-pup4.pet
  libstdc++-5.0.6.pet
を入れてみる。
これらはすべて、
http://distro.ibiblio.org/puppylinux/pet_packages-4/ から入手。
これらを入れても、
# firefox
XPCOMGlueLoad error for file /initrd/mnt/dev_save/firefox/libxul.so:
/lib/libc.so.6: version `GLIBC_2.7' not found (required by /initrd/mnt/dev_save/firefox/libxul.so)
Couldn't load XPCOM.
#
なので、やはり、GLIBC_2.7 が必要。


本家フォーラムにて、puppy 4.12 用の libc2.7 の sfs がポストされている。



これを PET パッケージ化する。

precise-550JP にて、PET 化作業。
先の sfs : libc2.7_415.sfs をマウントして、中身を
libc_upto2.7_415_p4
というディレクトリにまるごとコピー。ディレクトリアイコンを右クリックして、makepet を選択してPET化。

できあがった
libc_upto2.7_415_p4.pet
は、Google-Drive へ置きました。
libc_upto2.7_415_p4.pet
(サイズ: 1 MB (1,293,888 バイト)、展開サイズ 3084 Kバイト)


を Puppy Linux 431JP2012 にインストール。

→→→ これで、Firefox 25.0.1 が無事起動した。万歳!

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閉じる コメント(3)

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お疲れ様でした。
大変な作業ですね。
と言っても私が理解できるようになるのは数十年後でしょうか。(;・∀・)
Puppy Linux 431JP2012 ユーザーはこれで安泰ですね。

Barryさんに新たな動きがあるようですね。
http://bkhome.org/news/

2013/12/7(土) 午後 11:03 [ あれやこれや ] 返信する

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あれやこれや(117woofer)さん、お言葉賜り感謝。
自分で gnu C ライブラリをコンパイルする力量と根性があればよかったのですが、腕がないので、google検索を頼りで探し回った結果です。 431JP2012 は、実装メモリ128MB 機でも何とか動かせるディストリですし、シンプルさが気に入ってますので。
・先ほど、次の記事に Firefox-ESR 24.2.0 の sfs を挙げました。ご参考まで。
・Mr. Barry K.も F2FS に関心を寄せてるというわけでしょうか。quirky は、彼の(興味本位の)実験的なディストリ名ですが、引退宣言したとはいえ、Puppy 6.x に意欲を見せているのかもしれませんね。

2013/12/8(日) 午前 8:43 [ cygnus_odile ] 返信する

大変助かりました。

さくらVPSに、puppyでがんばってサーバを構築中です。
サーバmongooseがこれで動くようになりました。

2016/3/9(水) 午後 11:06 [ haapy ] 返信する

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