思想家 清水竜志のブログっ☆

今までありがとうございましたっ☆m(__)mまたどこかで会いましょうっ☆ヽ(^o^)丿

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こんばんわっ!、今回は、あの有名な「アリとキリギリス」の寓話からの哲学です。

みなさんもご存知のお話で、語りぐさとなる環境によって、結末が二通りあることも有名ですよね。

結論から失礼しますが、夏場に遊び呆けていたキリギリスさんを、アリさんが慈悲を掛けて受け入れるか、自業自得と言って蔑むかという、2パターンということで、一連の説明に理屈が通ると思います。

教訓という観点で考えれば、親から子へ受け継がれるように、「頑張った者にだけ幸福が訪れる」、という有り難い美談となりますが、ちょっと理屈をこねて屈折した見方をすれば、大変残酷な教訓か、あるいはその人の人格が問われるというような内容となります。

ここまで言えば、皆さんは私がだいたい何を言いたいのか察知されていると思いますが、要点は、自分が慈悲を掛ける側の立場になったとして、「あなたはどうゆうスタンスを取りますか?」、という投げかけということです。

A、遊び呆けていた者は相応の結末が待っている、だからその後にどうなろうと知ったことではない・・。

B、遊び呆けていた事実はあれど、同じ生物としては放っておけない、慈悲を掛けよう・・。

このAとBの内容で、大抵の心境が収まっていると思いますので、この素材で考えて参ります。

A、についてもうちょっと考えてみると・・、

1、自分のことで精一杯だから、他人のことに世話を焼いている場合ではない。
2、競争社会なのだから、バランスが保たれているうちは今の結果が最善であって、多少の犠牲はしょうがない。
3、自分のためだけに生きている、他者の憂慮など知ったことではない。

ざっくりと、このようなグレードに分かれるかと思います。

続いて、B、についての詳しい考察です。

1、困っている他者を助けることは、生物や同胞としての当然の責務、慈悲は当然である。
2、多少の困惑は否めずも、最低限の慈悲は将来に対する投資でもあり、その意義はある。
3、全体の論理からの慈悲はやむを得ない。しかし、抵抗感があることは事実・・。

といった具合のグレードで良いかと思います。

これはまさに、今の日本人に問われている世相とも言うべき教訓だと思います。

非正規雇用の問題が最近何かとクローズアップされていますが、A、かB、か、の考え方に、集約されている話だと思います。

慈悲を掛けるのであれば、社会システムとしての負担が、国民全体に及ぶことは必須です。

先日、オランダでのこの問題の話がテレビで放送されていました。
非正規雇用の労働者のセーフティーネットをどう考えたか、というような内容です。

職業訓練が積極的に取り組み易いような環境や、その意識が高まるように国全体を巻き込んで、相応の原資を投入してこの問題に取り組んだ、という先進的な取り組みの紹介でした。

賃金についても正規非正規を問わず、一定の水準が担保されているといった具合で、賃金所得格差が少ない、平等社会が実現しているということでしょう。

これによって、税金の負担は上がりましたが、その反面、雇用問題や労働市場が活性化した、という買い物が出来たという世論が起こり、現在では、健全で穏やかな社会気質が達成されているというような大変素晴らしい事例です。

日本の話に戻りますと、国際競争力が損なわれるために、労働市場の流動化、つまり、雇用の調整弁となっている、非正規労働者の役割は、企業の体質強化を図る上では欠かせない、というのが、今の政府や財界の言い分です。

この「アリとキリギリス」の例で極端に言えば、A、ということに尽きると思います。

「競争社会の調整弁なのだからしょうがないだろう・・」、という言い分だということでしょう。

私はこの事には一定の説得力と、相応の理屈が通っていると思います。

なぜなら、戦後から現在に至るまでの、この国の屋台骨を支えてきてくれた存在は、間違いなく国際競争力のある企業が、死ぬ気で頑張ったお陰だからです。

しかし、だからと言って、この考えに偏りすぎることは甚だ危険なことだ、ということもまた、紛れも無い事実だと思います。

なぜなら、優秀な営利企業とはいえ、やはり中身の核の部分は、人間がコントロールしているわけであって、人間をないがしろにしておいて、未来永劫好ましい結末が待っているとは、到底思えないからです。

このスタンスは、さっきの例で言うところのB、の2、ということでしょうか・・。

(まあ、表面的には、財界や政治家の方々も、この問題を周知されているとは思いますが、一度に二兎は追えないということでしょうか・・。)

何度か、私のブログにも登場してきている言葉ですが、「プロポーション」とか「バランス」ということが、やはり何よりも重要になっているのだと思います。


「マネジメント」や「ガバナンス」とも言いますが、本来は、遠くの遠くに、最もであって、なおかつ明らかで魅力的なビジョンが無ければならないということなのですが、それが無い今の日本では、これらの言葉が何より虚しく響いてしまうような気が致します。

政治家の方の発言には説得力や誠意が感じられませんし、もし感じられたとしても、それを受け止める側の体質が頑なになってしまっている現状では、上手なキャッチボールができてない事実が認められるのではないでしょうか。

私は、投げるほうも大事ですが、受け取るほうの素地もまた、同様に重要であると思っています。

タイトルから少し脱線した感がありますが、A、とB、のスタンス、これは何も雇用問題、労働市場だけの話ではありません。

日本の宝とも言える、お年寄りの待遇の問題や、若者の将来に対する投資、これから大人になるべく生まれ来た子供達や、さらに、これから生命となる未来の世代達に問題とも言えます。

虚しいことかもしれませんが、やはり、現在の社会システムの中では、お金が何より重要なのです。

国の借金が800兆〜900兆円もある現在では、政治家が何をやっても「焼け石に水」の如く、あまりに無力化されてしまうのです。

このような時代に、私たちに出来ることはただの一つだけです。

「出来るだけ早くこの膨大な借金を返すこと」、これに尽きると思います。

税金や保険料をきちんと納めて、その使われ方をしっかりと監視する。

おそらく、それ以上でも以下でもありません、この道以外の道など無いのだと思います。

要は、それを「楽しめるか」、「そうではないか」という次元の話なのだと思います。

日本人はディズニーランドには喜んでお金を払いますが、なぜ税金は滞納してしまうのでしょうか・・!?

それは、この国のやり方に「魅力」や「面白さ」を感じないためです。

ディズニーランドに習って、もっとお金を納めたくなるようなマネジメントが出来れば、この国の将来は、間違いなく展望が明るいと思います。

かなり拡大解釈してしましたが、あなたはこの「アリとキリギリス」の話を、A、とB、あるいは、そのグレードはどれレベルを選択するでしょうか・・!?

よかったらキワモノのコメントをお寄せくださいっ☆

(世の中に極論が無ければ、スパイスのないカレーみたいなものになってしまうと思いますので・・・っ☆、ぜひぜひっ。)

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清水竜志
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