思想家 清水竜志のブログっ☆

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若者の格差っ☆

こんばんわっ☆
先日放送されたNHK「クローズアップ現代」を見て「若者の格差」について考えてみよーと思いましたので、更新したいと思いますっ☆

昨今、頻繁に取りざたされる我が国における貧困問題ですが、「非正規労働「や「うつ病」、「生活保護」「老老介護」、「独居老人」や「シングルマザー」もそうですが、私が指摘したい最も危惧される重症度の高い問題が「若者の格差」ではないかと思うのです。

ともすると、「非正規労働」や「生活保護」というのは、往々にして昔からあった問題なわけで、それが昨今の経済情勢の変化によって大きく顕在化した、というだけのことで、問題の実質についての変化はそれほど窺われないと思うのです。(根本的な問題の本質はシンプルです。法制度と景気回復です。)

それと「うつ病」と「老老介護」については、基本的には「なるようになっている感」がありますので、対応については比較的、問題の本質が詳らかになっていると思うのです。(うつ病は「負け組病」なので「勝てる人生」にすれば良し。老老介護については、人間に老いがある限り介護にて対応する以外にない・・、後は国家の財政の問題。)

さらには「独居老人」と「シングルマザー」ですが、これは「問題」というよりも、そもそも「人生とはそういうものである」という、生きる上での大原則のように思うのです。

つまり「一人でいれば自由が獲得できるが、当然、生活・生計の保障はない」という自然界の原則と、結婚ついても夫婦の関係において、自分が我慢すれば家計が守られるのは当然で、それが出来ないから、離婚の末「子供がいるのにシングルになる」という結末になる前提であるわけですから、その人の人生の選択として「自由を取るか?安定を取るか?」という問題だと思うのです。(そうでなければ、そこにまで至る自分の選択に誤りがあったわけですから、これは個人の問題であって社会問題ではありません。強いて言えば「人権」や「尊厳」の問題ということでしょう・・。)

そして私が指摘したい、最も重症度の高い問題の「若者の格差」ということですが、ではなぜ、この問題が最も重症なのか?と言えば、この国の将来の生産性に直接影響する、という事と、「社会がこの問題の本質に気づいていないから・・」ということなのですっ。

「クローズアップ現代」で取り上げられていた内容のまんまですが、具体的には、最近の不景気による経済的なダメージによって親の仕事が無くなってしまい、その結果、子供の学費が払えずに、義務教育ではない高校の授業料等が払えずに高校を中退してしまう・・という教育格差の問題が、一応の社会のコンセンサスとなっているようです。

若者の内(10代まで)は、それほどの不自由は感じないと思うのですが、そのまま社会人になって、30歳、40歳となっていった際に、学歴のある者が就いた職とそうでない者が就いた職の、勤労所得の差が格差であるということですが、つまり「高校を中退した後の人生の格差」ということが、このコンセンサスが言いたい主たる要因だと思うのです。

早い話が、「このご時勢で学歴も無いのにまともな職にありつけない・・」といった固定観念があるのだと思うのですっ。

そして私は、このコンセンサスが全く物事の本質を捉えていないと提言したいと思うのですっ。

どうゆうことかと申しますと、親に苦労かけて大学まで行かせてもらったのに、最近の若者の社会人は、新卒で入社した会社を3年以内に辞めてしまうという、トレンドの裏づけもあるように、やはりこれだけの情報化社会になって、さらに成果主義の個性社会となれば、学歴云々、まともな職を得る、という単一的な問題ではなくて、結局「何のために生きるのか」ということだと思うのです。

あくまでも「学歴」という事で言うのであれば、社会全体の趨勢として言いたいことは、「最低限のスキルや実績が必要」ということで、それで「学歴があった方が良いですよ」という程度が社会としての実体だと思うのです。

分かりやすく言えば、世間で活躍されている著名な方が、必ずしも高学歴で順行な人生の岐路を歩んだわけではない・・、ということです。

さらに逆説的に考えてみて、学歴や組織に囚われて生きた、今の50代60代のお父さん世代が活き活きした人生を送っているか?といえば、全くそんな風には思えない・・、という実体があるわけです。

ですから、低学歴や格差というのは、「現時点での遅れ」くらいに考えておいて、一度人生レールから脱落したからと言って、「人生80年」は我々にとって相当長いわけですから、高校を中退して社会的信用が少しばかり無くなっても、人生の本質をずらさずに目標を随時設定していけば、「格差なんて全く関係ない」という結論に至るわけなので、それを「若者の格差」ということを強いて言うのであれば、日本人特有の「人からどう見られるか」といった世間主義と、家庭や家族の崩壊ということに尽きるのだと思うのですっ。

実際問題として、もっと若者に夢を持たせるような現実があれば良いのですが、それが世相や家族の在り方として一向に見当たらないので、「勉強して医者になりたい」、「弁護士になって人を助けたい」、「教員になって熱血したい」、といったモチベーションが、今の若者には全く沸かないので、高校で勉強をするその意味や、自分が人生を成功させて何のためになるのか?といった哲学が全くもって芽生えないことが、この問題の本質だと思うのですっ。

当然ながら、「本気で自分がやりたいこと」に命を賭けて望むのであれば、仮に親の仕事が上手く行っていないからといって、人間の性(さが)としては、その夢なり目標なりをすんなり諦めるわけがないはずで、嫌々ながら世間の囚われた常識と世間体として、訳も分からず「とりあえず学歴だけはとっておこう」的な打算全開で就学しているものですから、そのグラグラした動機の上にあって、さらにそこへ経済的な追い討ちでも来ようものなら、「だったらいっそ辞めてしまえ!」となっても、全く不思議ではないと思うのですっ。(実際私もそのようなものですし・・)

ちょっとゴチャゴチャしたので話をまとめますと、「若者の格差」は経済的な理由だけはなくて、

1、勉強をするモチベーションが見当たらない

2、家庭が崩壊していて親が子供の手本になっていない

3、これだけの情報化社会で学歴の無意味さが露呈されている

4、単に「生活して生きていくだけ」の建前&組織人生に魅力が感じられない

5、そもそも「何のために頑張るのか?」というビジョンと哲学的な教育されていない

私はこんな具合の項目が今の若者の格差問題の本質だと思い、「経済的に高校へ行けなくなった」というのは、あくまでも表面的な建前・理屈であって、「本気で何かに取り組む機会に飢えている」のが、今の若者の問題の本質だと思うのですっ。

従来はそれが国家の成長モデルであったり、産業革命や経済の繁栄だったり、親の規範や人生の豊かさの追求が、若者の大義・モチベーションに代わっていたわけですが、今ではそうした一通りの段階を時代が踏んでしまっているわけで、これ以上「豊かさ」を追求しようにも、とってもご馳走様な状態なわけで、であれば、乾いた雑巾を絞る的な経済成長にはウンザリなわけで、さらに組織の中で生きる閉塞感にも嫌気が差して新卒で入社した会社を3年で会社を辞めるご時勢なわけですから、まさに「八方塞がりの若者問題」ということだと思うのですっ☆

もしここに、「政治」という答えがあれば、多少救いがあるのですが、当の政治家の皆さんは、自分の保身と体制の維持のことで精一杯ですし、世界一の借金大国でもある日本ですから、新しい道路なんて当面要らないですから、補正予算を可決するのなら、若者に哲学を教える人を創造する事業でも、国家プロジェクトでやってほしいところであります・・。

このテーマは今後社会の動向を掴む上で大変重要なテーマですので、また機会を探って色々書いてみたいと思いますっ☆

皆さんは「若者の格差問題」について、どのように考えていらっしゃいますか??、これは単に経済的な問題ではない!という気概をお持ちの方、是非コメントしてみてくださいっ☆

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清水竜志
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