A little white rooster

Windows10 64bit化、書庫:PC(パソコン)関連作りました。

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表紙は、譜面台を前にパイプ椅子に座って
トランペットを吹く制服姿の女子高生のイラスト。

映画「スウィングガールズ」のような現代の青春小説なのかと思っていた。

読んでみて、うれしい誤算。

語り手である主人公:他片(タヒラ)等は
今は小さな酒場をやっている40代。

1980年、広島県の高校に入学して吹奏楽部に誘われる。
先輩や後輩、それぞれ20年以上の時を経て
ひとつのきっかけからバンド再結成をめざすことに。

そんななかで、高校時代と現代がカットバックされながら
物語が進んでいく。

作者である津原秦水さんは1964年広島生まれ。
高校で吹奏楽部に入っていた経験が
この小説に反映されているのだと思う。
初めて聞いた知識も、10代のリアリティある感覚も
なによりも
私より3つ年上のこの主人公がかつて経験した時事的な出来事は
違和感なく私にもトレースできて、なつかしさと、
別の人生を経験したような感覚と、
ちょっと特別な楽しさがあった。

体育会系ならともかく、文化系の部活動でこんな風に
先輩・後輩の人間関係が続いていくのも意外だった。
楽器・演奏、音楽という普遍の存在は(作中にもエピソードとして
登場するのだけれど、)親子の世代を超えても通じていくものなのだと
知った。

個人的に、
私が広島生まれで、言葉や地名・風物になじみがあることも
(それに、もしかしたら同じようにそこで育ったかもしれないという郷愁?)
プラスに働いているけれど、面白かった!

同じくらいの年の人なら、自分の青春時代と
人生の振り返りとか含めて楽しめると思います。

ぜひ読んでみてください。

閉じる コメント(2)

この本とても本屋さんで気になっておりました。
このレビューを見てとても読んでみたくなりました。

2007/10/28(日) 午後 10:53 dor*emo*58*9 返信する

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表紙をみての想像とは違ってましたが、よかったです。関西なら、広島弁もなじみがありますかね。

2007/10/28(日) 午後 11:34 [ roa**v ] 返信する

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